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ある小間使いの独白  作者: 七転び
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今日は大好きなハル様に会う日。

「医者は信用できねぇが、あの薬師はいい腕をしている」

と、あのご主人から認められているハル様はすごい。

お屋敷の皆のお薬を処方してもらっていて、それを2週間に1度、俺が貰いに行くのだ。

何の薬か知らないけど、ちょっと舐めたポール爺の薬は苦かった。

「良薬は口に苦し」

と、ポール爺に言われたけど、俺用の薬は甘いよ。

「セナ坊用に甘くしてくれているんだよ」

と、リョウ兄に言われたけど、リョウ兄用の薬も甘いの知ってるし。

ハル様に聞いたら、キチンと用法、容量を守ってお飲みいただく為に、それぞれに合わせて処方しているんだって。苦かったりして飲み難いと飲まない人がいるんだって。

リョウ兄ぇ…

俺、苦くてもハル様の薬ならキチンと飲むよって言ったら飴ちゃんもらった。…これはもう飴ちゃん屋さんになれってフラグか?


お薬を貰って薬局から帰る途中、ハル様に絶賛片思い中のハル様の幼馴染みのヘタレ男を見つけたので飛び蹴りしてやった!

バーカバーカ!ハル様は渡さねぇ。ハル様は俺の嫁!

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