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ある小間使いの独白  作者: 七転び
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8/9

なんやかんやで拘置所にまだいます。3日目です。ってかね…


拘置所ライフサイコー!


最初はちょっと落ち着かなかったけど…友達ん家で友達がいない家で待たされてるみたいな。友達いないけど。こう言うと俺が可哀想な子みたいだ。全然可哀想じゃないからね!ご主人がいるしっ!

そう!ご主人がいるんですよ。ほぼ1日中。たまに部屋出てどっか行ってるけどちゃんと帰ってくる。帰ってくる(大切な事なので2回言いました)。あとは本読んだり〜(看守さんに頼むと持って来てくれる)、部屋の掃除したり~(一部屋だからすぐ終わる)、ご主人と一緒に寝たり~(ベッドないから長椅子でくっついて寝る)…ここは天国か。このまま住んじゃえばいいと思う。今度看守さんが来たら永住できるか聞いてみよう。

強いて文句を言うならご飯が不味いくらいだ。シチューが本気で不味い。パンは固いし、シチューに浸してふやかすもパンが不味くなっただけだった。でも無問題。俺、腐ったパンだって食べられる強靭な胃袋持ってます。ご主人は…我慢してもらおう。もう一度言う。


拘置所ライフサイコー!


けれど終わりはいつだって唐突だ。夜中にやってきた看守さんがご主人に手枷を嵌めた。

忘れてた訳じゃないけど、ご主人は囚われの身だった。あまりに自由にしてるから油断してた。連れ出されるご主人に俺もついて行く。絶対一緒に行くと足にしがみ付いた。看守さん泣いてた。ヘタレ男の同期の人かも。泣く必要ないですよ、ご主人と一緒なら地獄だって天国だ。


そして連れて来られたのは離宮でした(2度目)。

…ニゲテモイイデスカ?

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