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ある小間使いの独白  作者: 七転び
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最近パツキンがよく屋敷に来る。

ご主人の希少なご友人なので別に構わないけど、明らかにクレアちゃん目的だ。


パツキンが初めてクレアちゃんを見た時、20秒くらい動かなかった。見たね俺は。ピンクのハートにピンクの矢が刺さったの。俺だけじゃなくその場にいた全員が見た。以来パツキンは用がないのに来る。ご主人がいなくても来る。むしろいない時を見計らって来る。そして居座る。仕事どうした。

クレアちゃん以外がお茶持って行くとあからさまに項垂れる。クレアちゃんにだけ毎回お土産を渡す。


…引くわぁ~その分かりやすさに引くわぁ~


こんな面白い展開、ご主人が黙っている筈もなく、ニヤニヤ顏?ニタリ顔?とにかくものっっっすごい笑顔でパツキンをからかう。時にネチネチと、時に爽やかに、時に悲壮感を漂わせて…やめたげて!パツキンのライフは0よっ!ってくらいからかってたんだけど、暫くしたら飽きたらしく「もうお前家来んな」って言った。


したらパツキンは開き直った!

クレアちゃんにまさかのプロポーズ!

そして断られた!

パツキンは崩れ落ちた!

つんつんしても返事がない。

ただの屍のようだ。


けど翌日には蘇ってた。メンタル強ぇ…


今日もパツキンは花束持って歯の浮く台詞でクレアちゃんを口説いている。ホント仕事どうした。呆れたご主人はもう何も言わない。ただ黙ってクレアちゃんに3段特殊警棒を渡してた。なので俺も何も言わない。日々黙々と特訓するクレアちゃんを眺めている。

今朝、クレアちゃんの会心の一撃が炸裂した。キレイに決まった打突に思わず拍手した(余談だが、クレアちゃんはこれを機に実践用特訓にシフトチェンジした)。ものっっっすごい笑顔でパツキンを見下すクレアちゃん…ご主人の悪影響だ。その笑顔に喜ぶパツキン。


…引くわぁ~めっちゃ引くわぁ~

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