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【LIKE A MOON】

先週は何も投稿せずに終わってしまい、申し訳ありませんでした。

何分、用事が詰まってしまってですね……。

今週はこの通り更新することが出来たので、何とか良かったです。

今週も仁サイドになってしまいますが、ご勘弁を。


では、どうぞ。

 


 事の発端は、単なる気掛かりだった。


 修了試験を終えたヒトシはカリファの案内の元で休息所まで案内され、何気無く食事や行水を済まして自分に与えられた部屋に向かっていたところ、偶然か待ち伏せか部屋の前に居たイサムと遭遇し、これまた何気無く談笑が始まった。


 そっちの師匠は色っぽいだの、エッジを倒すのは予想外だっただのと様々な言葉を交わし、ようやくかつての当たり前だった平穏が帰ってきたことを実感し、ヒトシは少なからず安堵していた。

 こうしてただ会話するだけのことが、今までの自分の大切な一ピースであったと深く実感していた。


 そんな中、ふと話題がカリファの恐ろしさから訓練内容について移ったばかりの時、ヒトシはウタと出会ったことについて話した。

 詳しい事はヒトシには分からないが、恐らくイサムもウタと同じ上流階級の存在である。知らないということはまず無いだろうし、意外とヒトシの知らない所で仲を深めていたかもしれない。

 ならば、イサムにも言っておくのが筋だろう。そんな思惑からの行動は、ヒトシに深く衝撃を与えた。


(誰だ? そのウタって?)


 ウタの名前を耳にしたイサムは、まるで心当たりが無いと言うように首を傾げたのだ。

 イサムがウタの名前を知らないはずがない。ウタの名前と容姿は人脈が皆無に等しいヒトシでも知っていたのだ。ならば、どうしてイサムはウタの存在を忘れてしまっているのか。

 そこまで思考し、ヒトシはとある可能性に気が付く。


 ヒトシと出会う前のウタ、つまり誰にも認知されない状態が、今になって再発したのではないか。


 どうして今になって再発したのかは分からない。ヒトシと共にカリファの元に向かった時には確かにカリファに認知されていたし、試験の際にはウタはイサムに発煙筒を使うことを制止されたと言っていた。

 故にその症状は一時的なもので、既に終わった事だと思っていた。けれど、今になってまた始まった。この状況に、焦りを覚えないヒトシではなかった。


 イサムに謝罪して話を切り上げ、ヒトシはウタを探し回った。

 日はもう落ちている。手元にあるランタン一つでは心許ないが、そんな事を気にしている余裕は無かった。

 そうしてまずは施設内を探し回り、ヒトシはカリファに出会った。そして他愛ない会話の後、それを聞いた。


(そのウタって、どんな人なのかしら?)


 カリファの言葉に、ヒトシは思わず言葉を失った。

 いや、分かってはいた。可能性はあるはずだった。この事態に気が付いているのが自分だけかもしれないという、根拠の無い焦りはあった。

 けれど、だからこそ、期待していた。ヒトシの次に長い時間をウタと過ごした、カリファには覚えていてほしい。ウタという少女の事を忘れないでいてほしいと。


 だが、そんな願いは儚く散った。


「女の子です。笑顔が素敵で、元気があって、周りまで笑顔にしてしまうような、そんな女の子です」


 それは、皮肉のつもりだったのだろうか。その自覚はヒトシにも無かった。だが、そんな呟きがヒトシの意志に反して溢れた。

 当然、カリファは不思議そうな顔をする。それはそうだ、誰も容姿ではなく雰囲気を伝えられるとは思わないだろう。雰囲気だけでは、人を判別するには心許ない。

 でも、それでいい。もう、分かったのだ。ウタは、自分が見つけなければならないと。

 自惚れではない、意地を張っているのでもない。ただ、妙な使命感を覚えた。きっと、ウタを見つけ出せるのは自分だけなのだから、と。


 ヒトシはカリファに軽く会釈しただけで、その場を走って立ち去った。


「待ってて、ウタさん」


 誰もいない自室の中を、不安を掻き立てるように揺らめく蝋燭の火が照らす。そんな中でヒトシは、静かに眼を閉じた。


『浄天眼』


 度重なる訓練の末にヒトシが手に入れた、現在いまを見るための眼。ヒトシの接触したことのある者の視界を自分のものにする、いわゆる千里眼である。

 対象に出来る者の数には限度があるが、対象者がどこに居ようとその力は強制的に発揮され、対象者の見ている景色をヒトシも見ることが出来る。

 試験の際にエッジの視界、またその焦点の動きを読みとり、全ての攻撃を受けきったのも、この力があってこその動きだった。


 以前にウタからの頼みでウタはリストに入っている。力を行使すれば、ウタが見ている光景を元に探し出すことが出来るのだ。

 思えば、この状況を予想した上でウタは自分から言い出したのかもしれない。誰もが自分を認知出来なくなった状況で、唯一ヒトシだけには見つけてもらうために。


 そう考えると、自然と拳に力が籠った。


「……今、行くから」


 ウタの居場所に見当をつけ、ヒトシは自室を後にした。




 ◇




 ヒトシ達が居る休息所からおおよそ百メートルほど、“村”に数ヵ所ある水源の内の一つである池の畔に、ウタは腰を下ろしていた。

 池はそれなりの規模があり、当然水辺一帯には巨木は無い。故に、普段なら枝葉によって僅かにしか差し込まない月光が、その姿を完全に現していた。


 ウタは膝を畳んで座り込み、ぼんやりと水面に浮かぶ月を眺めていた。所詮は写されただけの幻で、少し波紋が立っただけで波に飲まれてしまいそう。そんな儚さを感じる、僅かに欠けた月だった。


 また、あの悪夢が始まった。つい先程、偶然通りかかったカリファに名前を聞かれ、そう察するのに大して時間は必要無かった。

 いや、名前を忘れられる程度ならまだいい。だが、それは時が経つと共に悪化し、遂にはやはり存在すら認めてもらえなくなった。


 そうして、気が付いた。やはり、自分は誰かに認めてもらうことは出来ず、世界から追放される人間なのだと。

 そう思うと、いよいよ笑えなくなった。日頃から絶やしてはいけないと心掛けていた笑顔も、思わず歪んでしまった。


 深く息を吸い、大きな溜め息を吐く。少しだけ澄んでいく思考で思い出すのは、あの日自分を見つけてくれたあの少年の事。


 初めて彼を見たとき、ウタが抱いた感想は弱い人間、だった。

 活力が無くて、やる気が無くて、視点はどこか曲がっていて、あらゆる事に消極的。元の世界で話したことはなかったが、あったとしても仲を深めてはいなかっただろう人物だと思った。

 それは、ウタが彼に見つけてくれた日も、同様にそう感じていた。

 あくまで、ウタの事を見つけてくれるから。肝心なのはその眼であり、その人格はあくまで付属品、ウタにとってそれが誰でも良かったのだ。


 だが、時が経つにつれて、その印象は変わっていった。

 無気力だと思っていた彼は常に真剣に訓練に取り組み、メキメキと力を伸ばしていった。てっきり会話を拒否されると思っていたが、話してみると予想外にしっかりと返してくれた。

 そうして、やがてウタは“ヒトシの眼”ではなく、“ヒトシ”を見るようになっていった。


 そして、今日。試験において、絶対的な力の差を前にしても剣を握ったヒトシを見て、全てが一転した。

 多田野ヒトシは強い人間だ。

 何度倒れても立ち上がるその姿に、確かな尊敬すら覚えたのだった。


 ふと、ウタは彼を思う。

 彼は今、何をしているのだろうか、と。

 最後に見た姿は友人のイサムと談笑している光景だったが、今頃眠っているのだろうか。それとも、まだ話が続いているのかもしれない。

 どちらにせよ、自分の事は考えてはいないのだろうと思うと、ウタは僅かに胸が苦しいような錯覚を覚えた。


 そんな時だった。不意に背後から誰かが忍び寄る音がした。それも、自分の存在を知らせるような、わざとらしい足音。

 振り向けば、彼が居た。心許ないランタンを片手に、僅かに額に汗を滲ませた、彼が立っていた。


 あまりに予想外の事に、ウタは声には出さずに驚く。噂をすればなんとやら、とは言うが、流石にタイミングが良すぎる。

 出来れば、自分が落ち込んでいる姿は見せたくない。決して、弱音だけは見せてなるものか。

 そう心に決め、何事も無かったかのようにまた水面を眺めた。


「……隣、座るね」


「…………」


 ゆっくりとそばまで歩み寄り、声をかけてきたヒトシ。対するウタは何も答えなかった。

 すると、それをどう受け取ったのか、ヒトシはウタの隣に腰掛けた。


 彼らしくない。そう思わずにはいられなかった。普段の彼なら座っていいのかそうでないのか計りあぐねて、結局は何故か膝立ちに落ち着く。彼はそんな臆病さを持った人のはずなのだ。


 しばらくの間、二人はただ黙って水面を見つめていた。ウタは当然として、ヒトシもウタに一度も目をやることなく、だ。

 自分が落ち込んでいると思われるのを恐れて、黙っていると危険だと思ったウタは話の切っ掛けを作ろうと試みる。


「ヒトシさん、どうしてこんな所に居るんですか?」


 けれど、ヒトシから答えは返ってこない。ただただ無心に、水面を睨んでいる。

 このままでは不味い、とウタは何とか言葉を絞り出す。


「私はですね。不意に月が見たくなったんですよ。いやぁ、不思議なものですよね! こんな世界に飛ばされても、月とお日様だけは変わらずにあるんですから!」


 だが、やはりヒトシに反応は無い。

 そんな様子にヒトシの思惑を計りあぐねていたが、言葉だけは欠かしてはならないと必死で口を動かし続ける。


「やっぱり、ホームシック的なのになっちゃってるんでしょうかね? だから元の世界にもあった月とかを見たくなっちゃうんたですかね? ホームシックならぬ、ワールドシック的な?」


「…………」


「何となく情けない話ですよねぇ。いつもは親に対して反抗的なのに家出したその夜に親を思い出してしまう瞬間の複雑な感情、的なやつです! 私は親とは仲が良かったのでそんな事を経験することは無いと思ってましたけど、いやぁ人生って分からないものですね!」


「…………」


「そういえばヒトシさん、聞きましたか? もうすぐまたお城に戻るんですって。正直辛くないですか? 私なんてまだ受け身を取れなくて師匠に投げられるのが恐ろしくて恐ろしくてですね。本当に今度受け身のコツを教授願いたいものですよ」


「…………」


 ふと、自分の声が震えているのが分かった。それはまるで、何かをぐっと堪えているようで、何かに怯えているようで。

 自分の意思に反して震えだした喉元は、何よりも忠実に自分の心情を表していた。


「そ、そういえば、私達の試験の結果どうなったんでしょうか? 師匠には良くやったと言われましたけど、ヒトシさんはともかく私は逃げ出しただけなので、正直不安です。と言うか、ヒトシさんが凄すぎますよ! あんな怖い人に立ち向かって、更には勝っちゃうなんて! ヒトシさんのパートナーになれて私は光栄ですね!」


 声は震えてしまっても、心は怯えてしまっても、決してヒトシに気取られることだけは無いように。自分の胸の内の恐れを誤魔化すように、ウタは引き攣った笑みで話し続けた。


 それは、あたかもヒトシを拒絶しているようにも思えて。

 ふと、思考に至り、言葉が途切れた。ヒトシへの僅かな罪悪感が、ひたすら意味の無い言葉を並べていたウタの口を止めた。


 流石に気付かれてしまっただろうか。気を遣わせてしまっただろうか。もしも気が付いてしまったのなら、彼は今の自分に何と声をかけるのだろうか。

 様々な事が、水泡のようにウタの脳内に浮かんでは消えていく。それはその場かぎりの淡いもので、同じ事を一秒考えては次の事を考えていた。

 そうでもしないと、恐ろしかったから。深く考えてしまうと、恐ろしい答えを出してしまいそうだったから。


 しかし、待てども待てども、ヒトシが口を開くことはなかった。ただ、無心に水面を見ていた。

 思わず、ウタは最悪の可能性に思い至る。もしかすると、ヒトシにさえもウタの姿が見えていないのではないか、と。


 いや、分かっている。間違いなく彼はウタを見て、その隣に座った。それは、彼がウタを認識していることの何よりの証明だ。

 けれど、不安は拭えなかった。何も答えてくれないヒトシの横顔に、不安は掻き立てられる一方だった。


 故に、一瞬ウタは気丈に振る舞うことを忘れた。つい、不安げな感情を表に出してしまった。


「……ヒトシさん?」


 口から出た声があまりに頼り無くて、ウタは自分で自分の声に驚いた。自分の心はここまで弱っていたのかと、驚きが隠せなかった。

 しかし、それよりも何よりもウタを驚かせたのは、その言葉にようやくヒトシが口を開いたことだった。


「……ウタさんは、強い人だ」


「……え?」


「先に謝らせてほしい、ゴメン。僕はウタさんみたいに強くないから、何て声をかけたらいいのか分からない」


「謝るだなんて、そんな……」


「現に、僕はウタさんに気の利いた言葉の一つもかけてあげられない。もしも立場が逆だったら、もしも僕がウタさんなら何て言うだろうって考えてみたけど、やっぱり何も浮かばないんだ」


「…………」


「だから、ゴメン。気の利いた言葉は言えないから、せめて僕の言葉を言わせてもらう」


 ゴメン、と彼が遂に口にした言葉は謝罪だった。自分には気の利いた言葉は言えないと、彼らしい自身の無さが表れている一言だった。

 静かに、ウタは続く言葉を待った。


「僕は友達がほとんどいない。それはまあ家庭の事情もあるんだろうけど、多分原因のほとんどは僕の協調性の無さ。ハッキリと発言する勇気が無いくせに無駄に我は強くて、集団の中でも主張しないのに交わろうともしない。我ながら我が儘が過ぎると思う」


「…………?」


「多分、友達の数は両手で足りる。あっ、高校の話じゃなくて、生涯の話ね? 高校なら片手でも十分過ぎるし。一番多かった時期は小学生の頃だったと思うけど、中学校が皆無だからなぁ」


「………………?」


「流石に友達を作らないとなぁって思った時期もあったんだけど、やっぱり無理なんだよね。何というか、こう、拒絶されたら怖いというか、嫌われるなら無関心の方がマシというか。好きの反対は無関心だなんて言うけど、やっぱり好きの反対は嫌いだと思う。だって無関心よりも嫌いの方が傷付くし」


「…………何を、言ってるんですか、ヒトシさん?」


 ブツブツと、時折声の調子を弾ませたり沈ませたりしながら話すヒトシ。その内容は何が言いたいかも不明瞭で、遂にウタは首を傾げて口を挟んだ。


「ゴメン、上手く話せなくて。話下手だなぁとは思ってたけど、ここまでとは思わなかった」


「……別にいいですけど。それで、結局何が言いたかったんですか?」


「えっとね、ウタさん。その……」


 困ったように、頭をぽりぽりと掻くヒトシ。おおよそ、上手い言葉が見当たらないのだろう。結果、数秒悩み抜いた末に絞り出した言葉は、先程と同じ言葉だった。


「ウタさんは、強い人だ。だから、誰にも認識されなくても、ウタさんなら独りで生きていけると思う」


「私が……強い?」


「うん、少なくとも僕よりは、ずっと。だから、えっと、その……落ち込まないでほしい。誰にも相手されなくたって、死ぬ訳じゃないんだから」


 彼が口にしたのは、他愛ない慰めの言葉だった。しかも、それは自分が大丈夫だったからウタなら大丈夫だなどという無責任な言葉。この言葉に、ウタは少なからず憤りを覚えた。


 ウタは強い人だ?

 ――違う、自分は弱さを隠しきれない、弱い人間だ。


 自分が大丈夫だったからウタも大丈夫?

 ――違う、ヒトシと自分とでは置かれている状況があまりに違う。自ら望んだ孤独と望まない孤独は全くの別物だ。


 独りでも生きていける?

 ――違う、生きていくだけなら可能だろうが、それはきっと死ぬよりも恐ろしいことだ。自分は他人を認識しているのに、他人は自分を認識出来ない。それはもはや、生きているとは言ってはいけないものだ。


 ……何を、期待していたのだろうか。

 そう、ウタは期待していたのだ。唯一自分を認識してくれる彼ならば、自分を救ってくれると。ドラマのような創作物でしか聞かないような素敵な台詞で、自分の心を晴らしてくれると。


 けれど、それは検討違いも甚だしかった。やはり彼は偶然“眼”を持っただけで、それ以上の人間ではない。自分にとって、特別な存在ではないのだ。


 無意識に気が沈み、ウタは僅かに欠けた月の浮かぶ水面へと視線を移した。水面には弱々しい波紋が広がり、月を飲み込まんとばかりに水面を揺らす。今にも消えそうな月の最期は、空に浮かぶ雲に遮られて迎えることとなった。


 この月は、自分のようだ。沈んでいく一方の心で、ウタはそう感じた。

 何も、月のように眩しい存在であると言っている訳ではない。確かに明るくはあろうと思っているが、現実は理想とはほど遠い。現に、ヒトシには弱い一面を見せてしまっているのだから。

 それよりもこの月に共感を覚えたのは、その儚さ。天に浮かぶ月の写しで、所詮は紛い物で、波や雲が現れればたちまち姿を消す。そんな儚さを持った、弱い人間だ。


 いっそ、嘘でもいいから気の利いた言葉をかけてもらいたかった。不器用でもいいから言ってほしかった、自分は意味の無い人間ではないのだと、居ても居なくても変わらないような人間ではないのだと。


 言ってほしかった、他ならぬ……彼に。


 ――そう思った、そんな時だった。彼が、不器用にも本当の自分の思いを、言葉にしたのは。


「ウタさん、今から恥ずかしいことを言うけど、笑わないでね?」


 そんな前置きをして言った彼の一言は、


「ウタさんは、あの水面に浮かぶ月みたいな人だ」


 奇しくも、ウタが考えていた事と同じだった、



 今回も読んで頂き誠にありがとうございます。

誤字脱字・感想等ございましたら是非お願いします。

 一言でも作者のモチベーションは格段に向上します。

 どうか今後ともよろしくお願いいたします。


 今回の話は書き始めた頃から書こうと思っていた話だったので、思わずキーボードを打つ手に力が入りました。

 気がノリ過ぎて文量長くなってしまい、この話は来週まで続きますが、ご勘弁を。


 基本的に消極的なヒトシを引っ張っていくキャラとしてウタを登場させた訳ですが、今回はそのウタが弱味を見せる回です。視点も初めはヒトシ視点で書いていたのですが、急遽ウタ視点に書き直しました。

 不器用ながらも語り合う二人が皆様にはどんな風に映るのか、楽しみです。

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