表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神と語るラノベ無双  作者: 休止中
始まりの章
4/17

第三話 始まり

今回は短いです、

「私がシェルダート王国第二王子 シルク・シェルダートだ!今回も私自ら調査に来たからな、反逆者は一人たりと逃すわけにはいかん。さっさと広場に集まりやがれ!

全員くまなく調べさせてもらうからな!逃げたやつは反逆者として即殺すから覚悟しろ!」


顔色を悪くした村長が出てくる。

そのまま村人たちがぞろぞろと出てくる…

さすがに、やりすぎだろう。彼はこの国に王子らしいけど、こんな独裁的な政治をしていていいのだろうか…。

そんなことを考えていたら、さっきのおばさんが声をかけてきた。


「さあ、行きましょう。逆らったら面倒だわ。」

「ちっ……」

さっきの酔っ払いもしぶしぶついていく。


仕方ない…行くか。


俺はさっきのおばさんたちとは別の列に並び、待っていた。

何時間並んだのだろう。

もう足が痺れてきたし、宿を探したい。

だが、あと一人でおれの番なのだ。

我慢しなくては

だが、目の前で揉め事が起こっていた。

「きさま!これはなんだ!!」

「すいません……果物を切っていまして…」

「言い訳は聞かんぞ!」


「別に何もしませんから......って...ひぃいいいい。」

王子は剣を抜いていた。


「私を暗殺しに来たのだろうが残念だったな。殺れぇ!」


王子は剣を振るった。

それは、鮮やかな太刀筋

漫画やゲーム、アニメで見たような切り方。


目の前の男の頭がとんでいく。

俺にその男の血がかかる。

錆びた鉄のような匂いだった。


目の前で人が死んだ?

しん...だ?

シンダノ?


頭の中で理解することができてしまった。

俺は、吐き気を催した。

元の世界で頭と身体が切り離されるシーンなんてみたことがあるわけ無い。

見たとしてもぼかされたアニメのシーンくらいだ。最近のものにはあまり存在しない。

やばい……まじでやばい……。

落ち着きたくても落ち着けない……。


全身が震える。

目をつむるだけでさっきの光景が頭に浮かぶ。

ああ、おれもああなるのかな...

思考が凍結していく。

何をすればいいんだっけ……

頭の中が真っ白になっていく。


そうだ、これは夢なんだ。

ゲームなんかだと光の粒子に変わって消えてた。

きっとなにかの間違いだろう。

そうだよな?

そうだよな?

そうだよな?

そうだよな?


............


視界が暗転していく。


俺は意識を失った。


----------



「ん?、あいつ気絶したのか...」

とある一室でモニターを見ていた。

部屋中にあるモニターにはいたるところの場所の映像が流れている。

テオトルは考える。

確かに、平和ボケしているあの世界の人間には刺激が強すぎたかもしれない。

一度忘れさせて、慣れさせるしかないか。


こうして、彼は呪文を唱える。

やっぱり始まりはこうでなくちゃ...なんて呟いて。

-----------------------------------


次に目覚めたのはどこかの部屋だった。


ここはどこだろう……

周りにはほとんどなにもない。

ベットの上で寝ていたようだ。

さて......


おれは誰だろう………。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ