狂気
否定されることに慣れて
疲労で大切なものを見失った
そんな私のことが
どうしようもなく愛おしく感じる
あなたの優しさを
ちゃんとわかっているから
見えなくなってしまっても
変わらずに愛している
痛々しいほどの願望を
手放さないように抱きしめて
後ろ向きな希望で
精神が壊れそうになる
他人の役に立ちたいとか
独り善がりな人生だけれど
今では照れ臭くて何もできない
思ってはいるけど動けない
吠えるように心を焦がしながら
全てを伝えてみたいから
こんな狂気的な私の愛だって
猜疑心をなくした私はきっとマトモじゃない