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文章力のこと



 文章力ってなんだろうなとちょっと考えています。


 自分は小学校の頃の作文はぼろぼろで、そもそも提出もあんまりできないくらいでした。どう書いていいか解らないし、何故書かなければいけないのかと思っていたようです。読書感想文とか。


 それより少し時間がたってから、二次創作に手を染め、読んで意味の解る文章を書けるようになりたいというようなことを家族と話していたら、「翻訳ものって一から十まで情景描写するよね」という話になり、じゃあそういう文章を書けばいいかな、と思って、翻訳ものの真似みたいな文章を書くようになりました。


 手書きで、ノートに書いていました。誰にも見せない、自分だけの楽しみです。

 次第にページを埋め尽くさないと勿体ないと思うようになり、改行をほとんどしない書きかたになっていきました。今でも手帳は余白がほとんどありません。貧乏性です。




 自分の考える文章力は、段階みたいなものがあって、


 とりあえず読めなくはない文字の羅列(「バナナかってきたからたべていいよ!」 みたいな、メモの類)

 句読点がつかわれている文章(「バナナを買ってきました。よかったら食べてね」 のような、短文)

 具体的な文章(「○○スーパーで××バナナを買ってきました。甘くておいしいとお店の人が言ってたよ。食べていいからね」 のような文章)


 の順にランクアップしていくと思っています。

 この上には「誤字脱字がない具体的な文章」、更に上に、「綺麗な文章」が存在するのですが、精進の足りない自分は書けないので、例を載せられません。


 自分の文章は、「句読点をつかっている文章」と、「具体的な文章」の間にあるかな、と考えています。

 もっと具体的に書きたいなと思っています。でも、文字数がやけに増えてしまったり、だらだらと描写してしまったり、その加減がとても難しいです。誤字脱字も多いですし。




 結局、書く量が、それなりに文章力に通じるのかしら、と思っています。昔の日記や手帳を見ると、意味が解らない文章があったりするのです。


 自分でも解らない文章、というのは、いやなことを云われた時なんかに、その場の勢いで、こういうことをいわれた! とだけ書いてあって名前がなかったり、テレビ番組や本の感想を書いてあっても番組名や書名が抜けていたりするものです。


 が、この何年かは、自分ではちゃんと意味が解ります。多分成長なのじゃないでしょうか。


 文章力も筋力みたいに鍛えられるのだろうなー、と、思いながら、今日も文章を書いています。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 最初の文章で激しく激しく共感して書いております。 自分ではよっしゃー!と思って書いたのに×ではないものの△だった思い出。 欲しいのは〇なんですけどね。 尖った×や△でなくやわらかい〇が欲し…
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