表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/2

第二話 屋根を直す仕事

4月2日(晴れ)

今日は前から頼まれていた知り合いの家の屋根を直す仕事だ。

そこでいつも通り屋根を直したのだが、何やら違和感があったのでそれを言ってみたらすぐにその違和感の原因が分かったらしい。自分には教えてもらわなかったが何となく大事のような気がする。

一体何があるのやら


side トビー

私の名はトビー、今日はあの騒動で傷ついた我が家の屋根を直してもらう仕事をラントに頼み、現在その屋根を直してもらっている。

「毎度毎度頼んですまないね、君の仕事は的確で他の職人とは比べものにならないレベル、職人達を軽視するわけではないが良い仕事をするからね」

「いえいつも通りの仕事をするだけですし、今回はウチでの揉め事の最中で何故かピンポイントでトビーさんの家の屋根が壊されちゃった訳ですしね、あの人も来たわけでしょう?」

「ははっ、あの上役様もそこを謝ってたな。」

・・・しかしその上役様から何やらウチの家から変な感覚がするらしいことを聞いた、世話になってるラントなら何かが分かるかもしれないと思って頼んだが思い違いか?

「あの・・・そういえばトビーさん、屋根を直していて気になったんですが、最近新しいもの入れたんですか?」

・・・どうやら当たりらしいな

「いや新しいものなんぞ入れてないがどうした?」

「直すときに本当に僅かなんですが雑音みたいなものが聞こえたというか、具体的にいうと壊れたスピーカーみたいな・・・」

「──位置は?」

「えっと、あなたの娘さんの部屋近くでですね、また変なことに突っ込んでますかね?あの娘」

「・・・私の娘ならあえてやりそうなものだな。」

・・・全く我が娘ながら厄介事にいつも関わるのだから

「──追加で依頼出しますか?」

「──そこまでではないし問題ないよ、今日は助かった、後日報酬を持っていこう」

・・・さて娘が帰ったら聞いてみるか

side end


4月2日 追記

トビーさんの家の屋根を直し終えてお店に帰るとトビーさんの娘さんがいた。いやだから君はいつも行き詰まったら僕の店に来るのはどうなんだ?そして普通に食事を要求するんじゃないよ、まぁ作る僕も僕だけど

(次のページに続いている)

感想や評価をいただけると励みになります

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ