13.新しいスキル①
「スキルポイントは余裕があるから、良さそうなのを一緒に選んでくれる?」
「もちろん!」
「あずさも~」
「漢字自体も重要な場合があるから、魔法攻撃っぽいのはここに書いて」
「分かった」
保健室のノートの一ページを勝手に切り取ると、隣に置かれていたボールペンと共にズイっと差し出す。
僕はボールペンを片手にアイコンをタッチして、ステータス欄を表示した。
名前 鈴木 陽介
レベル 8
HP 114/114
MP 61/61
筋力 26
耐久 38
敏捷 34
器用 16
対魔力 22
保有ポイント 6
ジョブ 救出者
武器 肩たたきつき孫の手 Lv.1
スキル もぐら叩きLv.1
ひっかきLv.1
早足Lv.1
救済Lv.1
探知Lv.1
錬成Lv.1
回転打爪Lv.2
∇取得可能スキル一覧
スキル:ベストショットLv.1 必要ポイント:5
スキル:横取りLv.1 必要ポイント8
スキル:下剋上Lv.1 必要ポイント4
スキル:破壊Lv.1 必要ポイント12
スキル:熱湯 必要ポイント2
スキル:着火 必要ポイント2
スキル:泥団子Lv.1 必要ポイント2
前回取らなかったスキルの他に、『熱湯』『着火』『泥団子』の3つのスキルが新たに取得可能一覧に追加されていた。
相変わらず字面からではどんなスキルなのか全く検討もつかない。
思わず眉間にしわがよってしまう。
「どうかした? まさか魔法攻撃系スキルが全くないとか?」
「それっぽいのはあるんだけど……」
これって攻撃魔法なのだろうか?
攻撃魔法というと『ファイヤーボール』『ウォータフォール』とかそういう属性の名前が入ったものがゲームやマンガの中では定番である。
ひっかきはともかく、もぐら叩きがある時点で不思議な名前があるのはある程度予想はしていたが、泥団子って……。他の二つにしても名前的には生活魔法っぽい。
よほど僕に魔法を使うための素質がないのか。
それともそもそも取得出来る魔法は皆、こんなものなのか。
ここは出る訳もない答えを悶々と考えるよりも、先人である二人に尋ねてみた方が早いだろう。
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