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dive  作者: みつ
3/4

3

勝負がついても、綱を握っている僕にK先生が近づいて言った。


「もう終わったよ。さぁ、帰ろう」


3日後に、僕は、帰国した。K先生は、まだ自国に残った。





12年後一。


僕は、妻とK先生の国にハネムーンで、やってきた。僕達を快く迎えてくれるK先生。


妻は初めて会ったK先生とも気軽に話をしてくれた。妻がトイレに行き、僕とK先生は、二人きりになった。


僕は、言う。


「明日の祭、僕をエントリーしてくれてますよね?」


「既婚者のチームで、ばっちりエントリーしてあるよ」


次の日の朝、僕は、今日1日だけ妻に自由行動してくれ、夜には合流しようと言い、12年前に出た祭に行った。


衣装に着替え、綱引きをした。

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