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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約9年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

僕らの恐怖症-ユートピアなフォビアランド-

僕らの恐怖症-ユートピアなフォビアランド-

端的に言うと、僕は「血液恐怖症」だ。

血が怖い、血を見ると吐き気、めまい、さらに頭が真っ白になる。
おかげで彼女との脱童貞チャンスも処女という怖さに執着してしまい成すことは出来なかった。

ただ、そんな悩みも吹き消すかの様に僕ら恐怖症が恐れていた計画が遂に実行される時が来た。

舞台は3009年、この日本では約50年程前から恐怖症持ちの人間が急激に増加していった。
その種類は様々で日本の人口の約3割が恐怖症持ち、いわゆる"フォビア"と呼ばれるようになり、いたって何の恐怖症も持たない普通の人間、"プレーン"と分けられるようになった。

プレーンはやがてフォビアを差別視するようになり、フォビアとの交際や接触と年を重ねるごとに差別化が膨らんだ。

そこに20年前から温めていた計画"フォビアアパルトヘイト"をついにFAOフォビアアパルトヘイトオーガニゼイションが3009年に実行した。

主人公 下松 蓮(18)はその計画実行日、同じフォビア同士が約1か月かけて太平洋に位置する人工的に造られた島"フォビアランド"(北海道とやや同じ面積)に約300万人と共に移住した。
その島はFAO社員以外プレーンがおらず、島の中の社会はいたって日本の環境と変わらず、フォビアは決められた寮に居住する以外、コンビニもあればカラオケや銀行、喫茶店まで存在する。
その計画は一見フォビアを安全と社会から囲むための施策に思われた。

しかし、それは僕らフォビアにとって全く見当違いであり、フォビアアパルトヘイトの角質を知る事になる。


端的に言うと、それはフォビア削減のため、フォビア同士を"共喰い"させるという"殺し合い"であった。
革命編
あらすじ(必読)
2015/12/24 02:07
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