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チェイス イン フォレスト


さて、剣技とオールマジックを上位スキルまで成長させたわけだが……


今は剣術と創造魔法を取得してレベリング中。


そしてここでステータス公開。


=====


名前

・ ソウマ・アカツキ


性別

・ 男


種族

・ ハイヒューマンLv.1(403/1000)


職業

・ 村人α [アルファ](こども勇者)Lv.97(76/98)


スキル

・ 剣術Lv.27(157/280)

・ 連撃Lv.99(947/1000)

・ 接続Lv.19(51/200)

・ マジシャンLv.92(729/930)


上位スキル

・ 創造魔法Lv.17(846/1800)


固有スキル

・ パーフェクト・アタッカーLv.36(1762/3700)

・ ニュー・エボリューションLv.2(29/300)

・ ワード・チェッカーLv.86(842/8700)

・ワールドブックアプリシエーションLv.19(67/2000)


=====


連撃の進化スキルが凄く気になる。

まぁ、次のスキルが発現したら次は種族レベルのレベリングだ。


約110回叩くとレベルマックスになった。発現したスキルは……


・ 連撃王


コンボ時のダメージ倍率が約4倍近くになっているため、凄く強い。

つまり今の状況で『生きる岩』に罅を入れるのに約10000回殴っていたのに対し、今なら約1700回ぐらいで済むというわけだ。

これで強化勇者の骨を粉砕骨折レベルまで折れるだろう。


だがこれのせいでスキルのレベリングができなくなったのは言うまでもない。


故に、俺は今から種族レベルのレベリングをするのだ。


さて、その前にこの国の宝物庫にある不出書籍。

『『常闇の深林』に生息する生物および魔獣、魔物に関する生息域と生態レポート』ここに書かれている、この深林に出るモンスターについて、さらにまとめた物を見せよう。


Lv.80〜90

ハイドスライム

ダークスライム

生きる石

生きる岩


85〜130

ブラッドハイドリーチ

ブラッドハイドバッド

トレント

ディゾーブフロッグ

ディゾーブヴァイパー

ハイドヴァイパー

ダークウルフ

ダークウルフリーダー


120〜170

レスリングオーガ

ダークウルフキング

ディゾーブハイドヴァイパー

グレイハイドベアー

ダークハイドドラゴン


これらのモンスターのレベルは深林の奥に入れば入るほど高くなって行く。



ってな感じだ。

うん、俺が居た場所って80〜130辺りのモンスターが居た場所だったと。俺よく死ななかったな。


だが、これからはそうも言っていられない。種族レベルは上がりにくい、だから『経験値の濃さ』の理論を使う。


まずは『生きる石』を大量に接続して『生きる岩』に進化させる。そして『生きる岩』と『生きる岩』を接続していく。

少しふらつくが、まだまだ許容範囲内だ。


こうしてできた新たな魔物『生きる山』を横から全力で殴り続ける。



殴り続けると、日がくれてきた。

だがまだ帰る訳にはいかない。ようやくボロボロになってきたのだ。俺、まだまだやれるッス!


605849回目の今この時、岩が崩れる轟音と、攻撃のコンボによる爆音が響きわたった。


やった、やったよ。もう二度とこんなマネするか。ってか魔物の合成事態が前代未聞の事だからな。


ともかく俺はやりきった、急いで帰ろう。

だが、俺は忘れていた。

夜になると魔物の活動が活発になる事を。


振り向くと先程の音につられて来たのかダークウルフが数体いた。

そういえばレポートにも書いていた。ダークウルフは夜行性しかも今宵は新月、ダークウルフの子供が産まれる時期で、雌の栄養のため生き物を見かけたらどんなモノでも捕まえるらしい。


つまりヤバイ、冗談抜きでヤバイ。


俺のステータスは……


=====


名前

・ ソウマ・アカツキ


性別

・ 男


種族

・ ハイヒューマンLv.32(2576/32000)


職業

・ 村人α [アルファ](進化の勇者)Lv.68(5781/6900)


スキル

・ 剣術Lv.99(1000/1000)

・ 接続Lv.84(624/850)

・ マジシャンLv.95(775/960)


上位スキル

・ 創造魔法Lv.17(846/1800)

・ 連撃王Lv.43(35/4400)

・ 刀術Lv.0(0/0)


固有スキル

・ パーフェクト・アタッカーLv.67(4972/6800)

・ ニュー・エボリューションLv.39(16/4000)

・ ワード・チェッカーLv.92(864/9300)

・ワールドブックアプリシエーションLv.36(264/3700)


=====


まだ無理だな、逃げるか。


「すみません、道を空けてはくださいませんかねぇ? 」

「グラァウッ! 」

「俺は闘う事が苦手なんです。すみませんね? 通してください」

「ガアァァァッ!」


飛びかかって来た!

顎を蹴り上げ後ろに走る。この方向は奥に向かう道だが問題ないだろう、たぶん……大丈夫だよね?


森の奥に逃げ進むと、他のダークウルフと共に、俺を襲おうとするダークウルフキングが、横から出てきたレスリングオーガに、ジャーマンスプレックスを華麗に決められている姿だった。


いや、ほんとなんでプロレス?


おっと、ここでレスリングオーガがもう一体出てきた。出てきたオーガはダークウルフキングを突き飛ばし、もう一体がとどめのラリアット! かと思ったらもう一匹のオーガもラリアット! これはさしづめギロチンの様だーー!


でもなんでプロレス?


二体のレスリングオーガはこちらに近づき文字が書かれた板を向けて来た。


『人族の子よ、この森に何の用だ』


ふむふむ、ならば。


『迷った。怖い。助けて』


どうだ。書く事に違和感を感じた、何故だろう。今度調べるか。


『我らの村に来い。鍛えてやる』

『喜んで! 』


うし、ここの深林の最奥にセーフポイントを得れたのは大きい成果だろう。

今の内にステータスの上位スキル、刀術を獲得しておこうか。




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