Let’s レベリング
スゴく遅くなりました。
いや、マジすみません。
言い訳。
ノ○ゲーム・ノー○イフが面白いのです。
○S は微妙な線。 絵、スゴくカワイイです。
何この魔窟、転がってる石とか岩とか全部『生きる石』『生きる岩』だし、大抵の木は『トレント』だし、まともな木には大抵『ブラッドハイドリーチ』『ブラックハイドバット』が住みついているし、でもまぁ今言ったモンスターはトレント以外自分で倒せる。倒さないけど。
で、俺は今平原まで来て石を『生きる石』を叩いている。
壊れる気配なし。だがステータスには殴打Lv.37(269/380)ってなっている。便利、凄く便利。
『ロック・スターと『生きる石』』という意味不明な文献がある。
『私は、石が好きだ。石好きのイカれた奴とご近所に言われているが私は好きだ。
今回は『生きる石』、彼について語ろう。彼の防御力はとても高い、代わりに動けなくなったのはなんと愛しい事だろうか。
そして、彼は回復する。一度罅が入っても一刻もあれば元に戻る。
あぁ、なんと恋しくせ--(以下、石に対する愛の言葉)』
と、つまりスキルのレベルが上がって仮に罅が入っても元に戻るというわけだ。今手元にある石は全部で10個家に持って帰ってレベリングするのだ!
そんなこんなで家に帰った訳だが。
この『石』をどうしよう。
母さんは国の図書館の司書をしているからか家は以外と広い。
だが、これを見られると拾ってくれた母さんに変な目で見られるのは確実だろう。
家の中の自分の部屋に『生きる石』を置き、『石』と『石』を接続してみる。
結果は可能。でこぼこの無い長方形の石を10個繋ぎ合わせた位の大きさとなった。
そして、ステータスを開く。
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名前
・ ソウマ・アカツキ
性別
・ 男
種族
・ ハイヒューマンLv.1(19/1000)
職業
・ 村人α [アルファ](こども勇者)Lv.68(12/69)
スキル
・ 剣技Lv.8(62/80)
・ 殴打Lv.62(208/630)
・ 接続Lv.19(51/200)
・ オールマジックLv.80(196/810)
・ マジシャンLv.89(684/900)
固有スキル
・ パーフェクト・アタッカーLv.31(2681/3100)
・ ニュー・エボリューションLv.1(69/100)
・ ワード・チェッカーLv.86(842/8700)
・ワールドブックアプリシエーションLv.17(23/1800)
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勇者のイケメン面を拳でぶち抜くために訓練し始めたのだが、なかなかに使えるようだ。
まだまだ初級の能力だけど。
さぁ、殴ろう。叩き続けよう。俺の、俺のためによる復讐劇の開始の鐘を。
母親 side.
昨日までソウちゃんは自分から何かをしようとする事はなかった。
ついに動き出したって門番の人に聞いた時は嬉しくて好きな料理を作ろうと決めた、決めたのに。
何故部屋で大きな石を叩いているの? しかも凄くやり切ったみたいな表情でニコニコしながらシャツの袖で汗を拭っているの?! 私には理解できない!
昔から聡明な子だと思っていた。反抗期も無く、常に優しく、友達はあまりいなかったけど近所の方々に愛されていたあの子は何故。
はっ、コレは私達に対する不満の現れ? そんな、馬鹿な。あの子の表情はいつ見てもニコニコしていたのに。
「あはは、やった! また来た! すげぇー! 何コレ超良いや!」
…………なにやってるのか気になる。
主人公side.
俺の種族レベルは1、使っているスキルレベルは限界の99まできて派生スキルの更新待ち。
今でている派生スキルはこれだ。
・ 連撃拳
・ 連撃
だから次は魔法を付与した拳でこの石を殴る。具体的にはオールマジックがレベマになるまで。
だが、もう空が白んできている。俺はまさか徹夜で殴り続けたのか? じゃあ、寝ようおやすみ。
はい、おはよう。お昼寝日和のいい天気である。
さっきまで寝てたせいで今は全く眠くないけどな。
「さて、叩くか」
「待ちなさい! 」
「え、なに? 母さん? 」
いきなりドアを蹴破ってきたのは母さんだった。
「突然どうしたの」
「私にも至らない所があったとは思うわ。実の母親ではないからね。でも何かあったらどんな事でも言っていいのよ。あなたの今のお母さんである私ががんばって直すから。でもキツイ事は言わないでね? 私こう見えて心はガラスなんだから。いやでもそもそも本当の母親が欲しいとかだと私何もできないわね。いや、でもあの国王に感動話にして言ったらなんとかしてくれそうね。よし、普段私の図書館で本を散らかして行くあいつを今こそパシるべきよ! じゃあ「母さんストップ!! 」
はっ!私は何を。あ、そうだ。今から国王パシりに行くけどソウちゃんはどうする?」
「いや、どうするも何もまずそれ止めろよ。話ずれてるよ。母さんは何も悪くないよ? やりたくてやってるだけだし」
「そ、そう。つらい事があるのなら私やご近所さんに言うのよ? 約束よ?」
「う、うん。あ、あと母さん今日もただの森に行っていい? 」
「あ、それなら玄関にある木刀持っていきなさい」
よし、これで剣技のレベリングもできる。
ここは、闇に包まれた林。
そこで岩を殴りつける人影がある。そう俺だ。
新しい選択肢がでてソレのレベリング+で剣技のスキル上げ中。
・ 連撃Lv.26(197/270)
・ 剣技Lv.95(849/960)
・ オールマジック
こんな感じになっている。このままだと剣技は今日中にレベマになりそうだ。
連撃はコンボ数により攻撃の威力が増大するという物だ。先程コンボ10000回目についに岩に罅が入った。俺くん、歓喜。
そういえば、連撃拳が連撃にかわった理由の説明を忘れていた。この文にその答えはある。文の名前は『漆黒と灰燼を司る闇の(以下、厨二病発言連発)であるケルビンと我が眷属のスライム』から抜粋。
『我は魔獣を使役する、いわゆるサモナーという天命を行っているケルビンというモノだ。
今回下々の者どもに教えてやる事は我が眷属に起こった上位スキルの事だ。
スライムはいつも敵を己の触手で叩きのめす事を得意としている。いつも通り敵を倒し、教会に行きスキルを確認した所。
なんと上位のスキルが連撃拳が発現していたのだ。その日は変えずにまた後日行くと、なんと今度は連撃が発現したのだ。
違いはその日から練習していた。魔法付与のせいだと推測した。
皆もためしてみよ。』
この報告はデマと言われ。サモナーギルドにより準禁書扱いとなっているらしい。まぁ、説明のしかたが厨二病感が強いからな~。
そこで、俺はおもしろそうだから獲得したという訳だが。使いやすい。
連撃拳は拳でのみという制限があるため、連撃より攻撃力は高いが、拳でしか攻撃できない、対して連撃は、攻撃力は低いが、全ての攻撃に適応する事ができるので、使いがっては断然こっちの方がいい。
新しい派生スキルを解放して家に帰りご飯よを食べて今日を終えた。
きょうの成果
・ 剣術
・ 創造魔法
・ 連撃Lv.97(4/980)