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~記念の作品

Over-Ⅹ(6)5102

作者: RYUITI

静かで重く冷たい空気がこもる真っ暗な闇の中で、


淡いロウソクの蒼い焔が何かに気付いて欲しそうに唐突に灯った。


ロウソクの蒼い焔が灯ってからは辺りは少しだけ軽くなったようで。


だからかは判らないか、

淡いロウソクの後ろに先程までは見えていなかった一つの黒い椅子が見えていた。


そして淡いロウソクの蒼い焔の灯火は自らの後ろにある黒い椅子を指すかのように細かな揺れを繰り返す。


黒い椅子には黒い一つのサングラスが分厚い一冊の本の上に置かれていて、


黒いサングラスが一冊の分厚い本を見守っているのか、

眺めているのか。


揺らめく蒼い焔は灯火は、

ただ穏やかに佇むだけ。



まるで誰かを待っているように。




~~~~~~


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ゆれる~ゆれる~焔のように。

淡い灯火の動きにあわせて新しい詩が羽ばたいて行く。


親愛する貴方へ、生誕おめでとうございます


2015.6.19

RYUITI。

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