ヒトミ
運命的だと思う
この世界できみに出逢えた
運命
他になんて形容すれば良いかなんてちっぽけな脳みそじゃ思い付かない
きみを初めてみたのは
3月の下旬
暖かい気象でもう咲き始めた
桜の木の下で
きみは一人座り込んでいたね
どこか遠くを見つめているから
どこを見ているんだろうと思って
視線の先を追ってみたけど
なにもなくて
ふときみに視線もどしたら
きみの頬にひとすじ涙あった
きみは視線かんじたのか
こっちを見て
とっさに涙を拭った
そんな小さな動作が可愛くて
僕は
ヒトメボレした