1日目・・
2024年世界情勢が不安定、大統領選や自民総裁選など、政界も不安定、総理暗殺、大統領選にての暗殺未遂など、起きている。国内には移民をたくさん受け入れており、移民が暴動・犯罪を起こしている。巷には、猫の変死が学校等で発見されるなど、おかしな事件が多発している。SNSでは都市伝説が流行しており、若者を中心に陰謀論者なども増加している状況である。物価も上がり、国民は不満がつのっている。また、暗号通貨が流行り、若者の紙幣利用率が減っている。
そんな中、大学生の主人公と友人は趣味であるゲームを通じて事件に巻き込まれていく。
ここはどこだ。俺は・・・誰だ・・。
体は動かない。周りにも誰もいない。ここはどこだ。俺は白い部屋の真ん中にいた。見渡す限り白い部屋だ。
そう・・・あれは、ひと月前のことだった・・。俺(高山 亮)の誕生日が三日前に迫った昼下がり、俺は気の知れた友人(今野 大祐)と一緒に買い物に来ていた。友人の大祐が「明後日発売の○○買う?」今はやりのゲームだ。「俺はパス。だって○○めっちゃ高いだろ?」正直今手持ちがこころもとない・・・大祐はまた煽ってくる「まあな。でも、かなり面白そうだろ?」「俺は手が出ないよ。」「買ってやろうか?」友人の大祐は変なことを言ったのである。大祐はケチで有名な友人で、割り勘の時も一円単位で割り勘するようなタイプなのだ。怪しいと思った俺は「おまえ宝くじでもあたったのか?」俺は、気軽に言ったつもりだった。「誰に聞いた!!誰に聞いたんだ!?」ケチな友人は、目をギョッとさせ、俺を睨んだ。「怒んなよ。冗談で言ったんだぞ?本当なのか?」友人はすごい形相で語り始めた。
「違うんだ・・確かに大金はあるんだけど、ほら、俺がこの間ゲームのイベント行っただろ?お前が予定あって行けなかったとき。」ああ、あれは専門学校のレポート提出の期限が迫っていて、ゲームばっかりやっていた俺はさすがにまずいと思い学校で資料集めや作成をしていた。俺は「先月のゲームイベントか?」俺が楽しみにしていたゲームのビックイベントが先月の初めに隣町で開催されていた。大祐は「ちょうどあの時、面白そうなブースがあったんだよ。都市伝説みたいなオカルト系のやつ。」大祐によると、そのゲームは様々な事件や事象を都市伝説を通して、解決していき、ある真実にたどり着く・・というような内容だ・・実にいい・・かなり興味がある・・やってみて~・・俺のどストライクのゲームだ・・。「お前それめちゃ面白そうなゲームじゃん・・ずるっ!なんのハードのゲームなんだよ?」大祐が言うにはPCゲームなんだが、ソフトをDISCにやく時間がなくUSBでの販売だったようだ。
「おまえそれかなり怪しくね?」
友人が買ったUSBに入った怪しいゲーム・・内容はかなり興味がわいたが、友人の大祐の表情は後悔しているようなそんな表情であった・・・ウィルスとかじゃないよな、それなら真っ先に言うか・・大祐に何が起きたのか・・・・