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風の剣士と夜景の魔女  作者: 古代かなた
第4章 夜景の魔女
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あとがき

 エンドマークを打つ瞬間が好きです。

 他人様と比較して、落ち込むことが多い自分にとって、創作というのは「楽しい」より「しんどい」の方が圧倒的に多かったりするのですが、それでもこの時だけはよかったと感じることができます。


 そんな訳であとがきです。

 需要があるとは思いませんが、長編ものを書ききった際の記念というか、自己満足というか、その時点での所感を何となく残しておこうという慣習みたいなものなので、もし気が向いたという奇特な方がいらしたら、もう少しだけお付き合い頂けますと幸いです。

 ……別に、読まなくったって全然問題ないですからね?


 長編はこれまで、別名義で二作ほど完結させているのですが、この名義では初めての長編完結です(ここで言う長編は、だいたい10万文字相当、なんとかギリギリ文庫本一冊ぶんのボリュームくらい、という意味です)。

 全体としてはまだ畳みきれていないのですが、一応の区切りということで。


 このお話は、自分なりにライトノベルっぽいお話を書いてみようというコンセプトで始めてみた作品になります。

 イメージとしては、商用ライトノベルのシリーズ一巻目みたいな感じ。エピソードとしてはきちんと完結させつつ、次へ繋がるネタも散りばめて……というのがやってみたかったのです。


 結果として、自分のやりたかったことは何となくそれなりにできたのかな。拙かったり、満足がいってない部分も多々あるのですが、現状の実力ではこれが精一杯ということで。本当に納得いくまで出さずにいたら、公開なんてできっこないのです……。


 続きに関しても、人気が出たら……などと言ってたら100%無理なので、気が向いたらで。商業じゃないので、打ち切るも打ち切らないも自分の意思というのは気楽なものです。

 それ以前に、まずは話が成立するところまでネタをまとめるのが大変だったり。一応、大雑把にこうしたい、くらいならあったりするのですが……。


 これは書くたびに思うことですが、世に作品を出してる方々というのは本当にすごいですね。曲がりなりにも自分で書くようになって、それを骨身に感じられるようになったのが、一番の収穫かもしれません。

 巷に流れる作品が、どれだけの苦労の元作られているのか、端くれなりにわかるようになったといいますか。世のクリエイターの人たちは、本当に偉人揃いやでぇ……。


 それと同時に、自分の引き出しのなさを痛感させられるなど。長年オタクをやってるつもりでも、インプットの質、量ともにまったく及ばない。もっと、色々な作品を見なきゃなーと改めて思いました。

 ラノベっぽいお話というのも、実際に蓋を開けてみると随分古臭さを感じる話になっちゃったなーという気がひしひしとしてます。

 これでも、手持ちのネタでは一番それっぽくなるであろうものをチョイスしたはずだったんだけどなぁ……。


 別名義での執筆も並行な上に、お世辞にも筆が早いとは言いがたいので次がいつになるかはわかりませんが、こっちの名義でもまた書きたいですね。

 それでは、今回はここまで。次巻、『風の剣士と剣の聖女』でまたお会いしましょう(予定は未定)。


 ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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