後編
エリックが全て話し終わると━
数秒間沈黙していたエステルはエリックを見上げた。
というか、睨んだ。
「エリック兄様。」
「な、なんだ?」
「あとで殿下と共に覚えておいてくださいませね?」
「え?‥‥え、エステル?」
「エリック兄様も同罪ですわ!!」
「‥‥‥だよなぁ‥‥」
『やっぱりか‥』と項垂れるエリックにエステルは続けた。
「‥‥でも、エリック兄様は私の側にいてくださいましたから、殿下ほどは怒りませんわ。」
「!!‥‥ありがとう、エステル。‥‥これで一先ず安心はできた?」
「はい。もう自殺などしません。‥‥ちゃんと療養して生きていきますわ。」
「良かった‥‥」
エリックの後ろで他の家族も安堵していた。
それから、数日後。
本来ならエステルも行くべき卒業式の日。
エリックは朝、学園へと向かった。
エステルの療養はまだ続いているため、自宅待機だ。
卒業式のあと、パーティーが開かれているはずで、シャルロとエリックも当然参加しているはずだ。
「‥‥お母様。今頃、卒業パーティーが開かれている頃ですよね‥‥?」
「ええ。そのはずよ。」
ロドルフとレオンは公爵と次期公爵ということで、毎日の仕事があるため、エステルの部屋には日々朝からパトリシアだけが付き添っている。
今頃はロドルフとレオンもエリック達の卒業式が終わって会場を移動し、パーティーにも父兄としてそのまま参加しているはずだが。
そして、パトリシアはベッドの側の椅子に座って刺繍をしながらエステルに答えていた。
「‥‥殿下とエリック兄様、大丈夫かしら‥‥?」
「ふふっ。大丈夫よ。あの人とレオンも一緒ですもの。それに、殿下はエステルが大好きだもの。エステルを害そうとした者には容赦しないわ。‥‥今頃、ミレット嬢?だったかしら。‥そのご令嬢の断罪が始まってるのではないかしら。」
「‥‥私、こうして呑気に寝転がったままでいいのでしょうか?」
「いいのよ。‥‥あとで殿下に沢山文句を言うのでしょう?そのためにもしっかり療養しないと。」
「ふふっ。そうですよね。」
そして、エリック、レオン、ロドルフは夕方頃になってようやく揃って帰ってきて、そのまま真っ直ぐエステルの部屋に来た。
「エステル。終わったよ。‥‥殿下は後始末もあるし、エステルの療養は終わってないから、まだ公爵邸に来るなと言ってある。陛下も『愚息が申し訳なかった』と仰っていた。療養が終わったら話したいと。」
「はい。分かりましたわ。」
「それで、エリック。どうだったの?」
「もちろん、成功したに決まっています。母上。」
「そう。‥‥あなた、レオン、エリック。お疲れ様でした。詳しくは明日にしましょ?」
「はい。─エステルもそれでいいか?」
「もちろんです。まずはお父様や兄様達にも休んで頂きたいですわ。」
「ありがとう。」
そうして、この日は解散した。
翌日。
エリックがパトリシアと共に朝食後、すぐにエステルの部屋を訪れた。
ロドルフとレオンは相変わらず仕事中だ。昨日の説明は全てエリックに任せると。
そして、エステルがヘッドボードを背凭れにベッドに座るのを確認したところで。
「さて、エステル。話しても大丈夫かな?」
「はい。お聞かせください、エリック兄様。」
そうして、エリックが話し始めたのは昨日の卒業パーティーでのこと。
在校生の一人として、参加していたミレットの断罪劇。
そして、卒業パーティーの裏でマリエール子爵一家の拘束をしたあと、パーティー会場へまずは連行してきて断罪の続き。
だが、それはあくまでも『そうなるだろう』というだけ。
それでも罪状が確定するのも近日中だろう。
そこで一部始終を話したエリックは『話しは終わり』という様に区切った。
「‥‥エリック兄様。」
「ん?」
「殿下は何故私に話してくださらなかったのでしょうか?」
「えっと‥‥な‥‥」と言い淀んだあと。
「‥‥いや、やっぱり直接本人に問い質してくれ。」
「‥‥‥」
「遠慮なく怒っていいぞ?既に私から一撃食らわせてやってるからな。」
「は?‥‥え?」
エリックの言葉に呆気にとられたものの、ふと思い出した。
「あ。‥‥私が起きた時、殿下の口元に血が滲んでたの‥」
「ああ。私が殴った痕だ。‥心配しなくても、ちゃんと了承を得てから殴ったから問題にはならない。‥大丈夫だぞ?」
「エリック兄様。それは大丈夫とは言いませんわ。」
「‥‥‥」
エリックが苦笑いを浮かべたのを見てエステルはくすりと笑ったあと、
「でも、それならば存分に文句を申し上げるとしますわ。」
「ああ。」「ええ。」
今度はこちらも微笑みを浮かべて頷いたエリックとパトリシア。
そして、それから数日が経ち━
王家から公爵一家全員が呼び出され、既に自分で歩けるぐらいには回復していたエステルも共に登城した。
城内の応接室に通されると、既に国王夫妻とシャルロが待っていた。
お互いに挨拶を交わし、公爵一家全員もソファーにそれぞれ座ったところで、国王であるジルベールが口を開いた。
「さて、まずはエステル嬢にこれを言わねばな。─愚息が申し訳なかった。」
そう言って頭を下げた国王に王妃のアミラも続いた。
「エステルさん。ずいぶん追い詰めてしまったみたいで、本当にごめんなさい。」
国王夫妻が一令嬢に頭を下げるという異常事態にさすがに公爵一家全員が驚きを現した。
だが、それだけではもちろん終わらず‥‥
「エステル。本当にすまなかった。」
とシャルロまで頭を下げた。
これに慌てたエステルがさすがにと口を開いた。
「陛下、妃殿下や王太子殿下も。私ごときに頭を下げるなど!」
「「いや。」」「いいえ。」
「「「当然のことだ。(よ。)」」」
頑として頭を上げない王家の3人にエステルは堪らず「えぇ‥‥」と情けない声を溢した。
だが、徐々に落ち着いてきたため、しっかり返した。
「陛下、妃殿下、王太子殿下。このままでは話し辛いので、顔を上げて頂けませんでしょうか?」
そう言うと、『確かに』『そう言ってくれるなら‥‥』そう考えたのか、ようやく顔を上げた。
そのことにエステルはほっとしたものの、早速本題に入ろうと問いかけた。
「陛下。本日、私達が呼ばれたことについて早速伺ってもよろしいでしょうか?」
「ああ。もちろんだ。─とはいえある程度察しはついているんじゃないか?」
「では、やはりミレット様やマリエール子爵家のことでしょうか?」
「ああ。そうだ。─エリックからはどこまで話を聞いた?」
「まず、ミレット様やマリエール子爵家の悪事や禁止魔法のこと、最終的に卒業パーティーで罪を明らかにする予定にしたこと、罪状はこうなるだろうという予測。‥‥端的に申し上げますと、この辺かと。」
「ふむ。ほぼ全て話している様だな。」
エステルの言葉に頷いたジルベール。その隣から今度はアミラが口を開いた。
「‥‥エステルさん。聞いていいかしら?」
「? はい。もちろんです。」
「シャルロに最初から今回の話を聞いていたらどうしていたかしら?」
「え?‥‥どうしていたとは、具体的にどのようにお答えしたらよろしいでしょうか?」
「シャルロを信じて待っててくれたかしら?」
「もちろんです。」
「え?」
アミラの問いに迷いなく答えたエステルにシャルロが呆気にとられた様な表情で声を溢した。
「‥‥なんですの?その顔。‥‥信じるに決まってますわ。むしろ殿下もエリック兄様も秘密にするからずっと寂しく、悲しかったですわ。」
「「え!?」」
「私、そんなに信用なかったのかと悩んでもいましたわ。」
「「え!?」」
「殿下は自分のことだけでしたわね。‥‥私がどう感じるかなど一切考えて下らなかった。」
「!! ご、ごめん!エステル。」
「謝罪は結構ですわ。‥‥陛下。御前にて勝手な会話を申し訳ございません。」
「いや。シャルロの自業自得だし、悪いのはこちらだ。エステル嬢はこの場で一番自由に話す権利がある。だから、私の前だと気にせずとも構わないよ。」
「お心遣いありがとうございます、陛下。」
「いいさ。‥‥さて、本題に戻ろうか。─ミレット嬢とマリエール子爵家の罪状が確定した。」
『!!』
公爵一家が息を飲む中、ジルベールは続けた。
「当初の予定通り、ミレット嬢は禁止魔法の使用と、帝国からのスパイ、国家反逆罪だ。マリエール子爵家の当主、夫人、嫡男にはスパイと、国家反逆罪と、密輸な。」
「え?‥夫人とご子息も協力していたのですか?」
「いや。夫人は知らなかったらしいが、連帯責任だ。」
「な、なるほど。」
「ということで、4人共極刑で決まったよ。国外追放は逆に褒美になりそうだからな。懲役も命あるまでとなるし、ミレット嬢は魅了魔法を使われたら脱走しかねんからな。‥‥ならば、極刑が一番安全で最適だと思わないか?」
「えっと‥‥まあ、そう‥‥ですわね?」
どう答えるのが正解か分からず、曖昧な反応を返すエステルにジルベールは苦笑いを浮かべつつ話題を変えた。
「でだ。エステル嬢に聞いておきたいことがあってな‥‥」
「はい。なんでしょう?」
「今回のことで、シャルロの婚約者を辞めたいと考えてしまったと聞いたが‥‥それは全てを知った今でも同じか?」
数秒、間を空けて考えたあと。
「殿下次第ですわ。」
「え?」
「私は殿下に気持ちを押し付ける気はありません。‥‥この数ヶ月まともにお話できたのは陛下から賜った毒を打つ前だけです。それに、元々殿下のお気持ちが私にあるかどうかを仰ってくださったことすらありません。殿下は私より兄様達と話している方が楽しそうでしたし。‥‥ですから、殿下には私じゃなくてもいいのでは?とすら思ってしまったのもあり、身を引くべく賜った毒を打ったのですわ。なので、私の意思より殿下の意思を確認して頂きたいです。」
こうしてエステルが話している途中から、その場の全員の視線がシャルロに向かった。もちろん、睨んでいる。
それにエステルももちろん気付いているので、最後はシャルロににっこりと笑顔を向けて言った。
そして、すかさずジルベールが睨んだままシャルロに問い質した。
「シャルロ~?今のエステル嬢の話は本当のことか~?」
「!!‥‥えっと‥‥エステル?私、言ってなかったか?」
「ええ。毒から目覚めた時に言い訳の様に仰った言葉のみですわ。─ね?エリック兄様。」
「ああ。─殿下。私が見ている限りでは一度たりとも気持ちを口にしておりませんよ?まあ、婚約者の家族の前でなど、恥ずかしいからかなと私は勝手に解釈していたのですが‥‥エステル本人がそう言っているので、そうなのでは?」
「‥‥‥私、最低野郎じゃないか‥‥」
「その通りですわ。」
「‥‥折角エステルの可愛い笑顔がまた見れたのに‥‥」
「殿下。何度も申し上げましたが、自業自得です。」
「この双子容赦ない‥‥」
「「当然です。(わ。)」」
そんな3人の会話の後、ジルベールが改めて問いかけた。
「それで?シャルロはどうしたいんだ?」
「決まっています!父上。私はずっとエステルだけが好きなのです。側妃なんていらない。エステルだけいてくれたらいいのです。─エステル。頼むから、私の婚約者のままでいてほしい。」
最後はエステルに向かって懇願する様に言ったシャルロ。
それに合わせて一同の視線はエステルに移った。
すると、エステルはシャルロを初めて睨んだ。
「殿下。今、大変身勝手なことを仰っている自覚はございますか?」
「!!‥‥もちろんだ。」
そう答えて後悔の滲む表情を浮かべたあと、下を向いたシャルロ。
エステルも悲しげな表情を浮かべて俯いた。
「‥‥殿下。約束、覚えてますか?」
『え?』「ああ。もちろんだ。」
「‥‥‥‥私は約束なんて関係なく、殿下のこと‥‥」
その声は涙声だった。
「エステル‥‥?」
エステルの涙声に戸惑いつつ頭を上げて呼び掛けてきたシャルロ。
エステルは持参したハンカチで涙を拭ったあと、突然立ち上がった。
そして、ジルベールとアミラに向き直った。
「陛下、妃殿下。これから、殿下に対し不敬な行動と言動を致しますことをお許し頂けますでしょうか?」
『え?』 と全員がきょとんとするものの‥‥
「いいぞ。」「いいわよ。」
国王夫妻はすぐに笑顔でエステルに返した。
それを受けて「ありがとうございます」と一礼したエステルはシャルロの目の前に移動した。
「殿下。先に失礼致します。」
そう言ってエステルはシャルロの頬を思いっきり平手打ちした。
『!!!』「っ!」
「‥‥エステル‥‥?」
「殿下。らしくありませんわ!いつもの様にハッキリ仰ってくださいませ。殿下はどうしたいのです?」
「っ!─もちろん、ゆくゆくはエステルと結婚したいし、ずっと側にいてほしい。私はエステル以外なんて考えられないし、絶対に嫌なんだ。‥‥初めて会った時からエステルしか見えてない。ミレット嬢の相手なんて囮じゃなければしたくなんかなかった。愛するエステルを蔑ろにしないといけないなんて、この数ヶ月私にとっても拷問だったんだ。だから」
「だから、許してくれ。殿下の側にいてくれ。と?」
「!!!‥‥ああ。‥‥エステル、頼むから私に約束を守らせてくれ。」
「‥‥‥殿下。」
「な、なんだ?」
「私は殿下を好きでいていいのですか?」
「!! ああ。是非頼む。絶対にエステルを裏切らないし、必要ならば必ずエステルにも相談する。だから‥‥だから、エステル。頼むから、私の側にいてくれ。」
「今度約束を破ったら問答無用で婚約解消しますし、結婚後だろうと離縁してやりますから、お覚悟くださいませ。」
「!!!‥‥許して、くれるのか‥‥?」
「殿下の頬を打ってわりとスッキリしましたし‥‥なによりこの数ヶ月、殿下も拷問のようだったのでしょう?」
「ああ。」
「私のこと‥」
「誰よりも愛してる!」
「!!!‥‥で、殿下。嬉しいですけれど、ま、周りの方々をお忘れでは?」
「あ。」 と溢したが‥‥
「いいんだ。この場の全員が証人になっただけだ。私の気持ちがエステルにしか向いてないってことのね。」
蕩ける様な笑顔でエステルを見てそう言ったシャルロに全員が呆気にとられていた。
そして、周りを一切気にせずシャルロは続けた。
「エステル。許してくれたなら、私の呼び方も戻してくれないかな~って思うんだけど、どうかな?」
「!!!‥‥シャル‥様?」
「ああ。またそう呼んでくれないか?」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥分かりましたわ。」
「な、長かったな‥‥。まあ、でも呼んでくれるならいいかな。‥‥エステル。これから、またよろしくね。」
「!!‥‥仕方ないので付き合いますわ。‥‥シャル様。」
「!!!‥‥うん。ありがとう、エステル。」
そこで、エリックがジルベールに向けて問いかけた。
「陛下。私も殿下に対していつも通り話したく思います。不敬な言動を含みますが、お許し頂けますでしょうか?」
「ん?ああ。構わんよ。」
「ありがとうございます。─シャル。」
「ん?」
「エステルの優しさに感謝しろよ?」
「!! ああ。分かってるさ。」
「エステルが言ったが、2度目はないからな?次は公爵一家全員が敵に回ると思え。公爵家の太陽を拐うんだから、それぐらいの覚悟はあるよな?」
「ああ。もちろんだ。」
「よし。それを聞いて安心した。‥もう、エステルを泣かすなよ?」
「ああ。分かってる。‥なにより私がエステルの嬉し涙以外を見たくないからな。」
「ああ。それでいい。」
そして、そんなやり取りのあと一同は解散した。
後日、エステルは別で無事学園を卒業した。
シャルロもすれ違っていた期間を埋める様に、度々エステルを城に呼んだり、自ら公爵邸に赴くなどして2人の時間をなるべくとった。
━━『こんなに一緒にいて大丈夫なのだろうか?』とエステルがシャルロの公務や執務が滞ることを心配する程に。
*****
数年後
その日、シャルロは王太子としては落ち着きなく城内の廊下を走っていた。
そして、目的の一室の前に到着しても落ち着きは戻らず、焦った様子で扉のノックした。
『どうぞ。』
すると、返ってきたのは焦る原因の女性の声。
その声に促されるままにシャルロが中に入ると━
「ふふっ。シャル様。そんなに焦らずとも」
くすりと笑いながらエステルがベッドの上から声を掛けるが、それすら遮るシャルロ。
「焦るに決まってるだろ!?─だ、大丈夫だったのか?」
「ふふっ。ご覧の通り、無事ですわ。─私達の愛しい子も、問題なく出てきてくれましたよ。」
シャルロが焦っていた原因がこれだ。
視察で城下に降りていたシャルロはエステルが産気ついたとの知らせを受け、視察の予定を切り上げて急いで帰城したのだが、玄関口に着いたところで『子供が生まれた』との知らせを受けたのだ。
だが、シャルロは『生まれた』ということを聞いただけで、母子の状態は自分の目で確認しないと気がすまないと言わんばかりに走り出してしまった。
そして、今に至る。
ちなみに、初産ではなく━
「それに、3人目だから大丈夫だと申し上げましたでしょう?─この時間に帰城されたということは、視察は切り上げましたの?」
「もちろんだ。」
「‥‥‥」
呆れた表情を向けるエステル。
「もちろんだ。ではないでしょう‥‥」
「愛する妻を優先して何が悪い。」
全く悪びれることなく開き直るシャルロ。
それにエステルは呆気にとられるものの、軽く笑った。
「まあ、優先して頂けたのは嬉しく思いますわ。」
こうして話している間にベッドの側まで来ていたシャルロは、ベッドの上に横になっているエステルの頭を撫でながら、穏やかな表情で告げた。
「お疲れ様、エステル。─また一人宝物を増やしてくれてありがとう。それと、出産に立ち会えずすまない。」
「あなたは仕事だったのです。仕方ありませんわ。─こうして優先して頂けただけで十分ですよ。─私達の新しい宝物、今度は女の子でしたわ。」
「ああ。─名前、また一緒に考えような。」
「ええ。」
すれ違いにより、危うく一生の別れとなり掛けた2人。
だが、2人の間にはそのあとも子宝に恵まれることとなり、2男3女の5人の子供達に囲まれることとなった。
あの出来事から2人は度々話し合いをする様になり、国一番のおしどり夫婦として、国内の貴族・平民問わず憧れの的となった。
そして、同時に『賢王』であり、『聖母』として後世に名を残すのであった。
別視点話はまだ書き上げていないので、書き上げ次第投稿させて頂きます。




