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山口ジプシー~彷徨う女~  作者: カトリーヌ嬢
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自動販売機うどん

☆「うどん自動販売機・長沢ガーデン」


父と母が若い頃、金の無い二人は、デートで良く長沢ガーデンの自動販売機のうどんを分け合い食べていたそうだ。

母曰く「長沢ガーデンの自動販売機のうどんは、父との思い出の味」と良く言っていた。

そして私が生まれ、幼い頃良くその近くの売店で、チョコソフトクリームを母にせがんで買って貰ったチョコレートソフトクリーム。

私は、満面の笑みを浮かべて食べていた。あの頃は、それだけで幸せだった。

いつからか、ソフトクリームだけでは幸せを感じなくなっていた。

仕事帰り

「おおっ!月が綺麗だなぁ♪」

私は、久々に月を眺める。昔は、満月の日は、特別な日があると思って大好きだったが、いつからかどうでも良くなっていた。

なんだっけ?「マイバースデイ」って雑誌にエスパーが、満月の日にテレパシー送るって奴?やってたな!(笑)

「お腹すいた。月が綺麗だから月見酒ならぬ月見うどんでも洒落混むか。」しかしこんな時間にうどんは開いてない。

やはりお馴染み「うどん自動販売機(300円)」だ。

長沢ガーデン

「あれ?人いないぞ?」

ラッキー珍しい。いつもは、トラック野郎が良く駐車してるのに。今日は貸しきりだ!(笑)

私は、うどん自動販売機に300円を入れて、暫し待つ!

ウオンウオン!がしゃん!

早いな。すぐ出来た。

私は、箸と七味とうがらしを取って月の綺麗な所に移動する。

噂では、具は下にあると聞いたので箸でほじくると小さな油揚げが出てきた。

では。美食タイム!

ずずっ!ずぉぉぉ!ずずっ!

おおっうっ!

温まるわ~♪スープは、少し濃いめで麺は柔らか昔ながらのうどん。

そこに七味とうがらしがピリッと効いている!

私は、スープを飲み干し完食する。

次は、岡山のラーメンの自動販売機行きたいな。餃子持って

気がつけば月が少し高い。私も帰ろと車を走らせた。

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