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山口ジプシー~彷徨う女~  作者: カトリーヌ嬢
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ふくろうカフェ

☆「ふくろうカフェアウルの城」


11時にカフェが開店する。

私は、1歩2歩と店に足を踏み入れる。

ビクッ!!

最初置物かと思っていた大きな目をしたフクロウが、ギロってこっちを見る。

「ほっ・・・本物だぁぁ!!」

せいれーーつっっ!とばかりにガラス張りの中のフクロウが整列して

木に羽を休んでいる。

「いらっしゃいませ、入城されますか?お食事ですか?」とお店の人が問う。

正直、フクロウに餌やりとかしてみたかったが、朝から何も食べてない胃袋マンティスが、「何か食わせろ!」と戦闘態勢だ。

お腹すいたァァァァ!「ランチで」

そういうと、唸る胃袋マンティスを抑えながら、やたら動くフクロウの席に座り「鰻丼セット」を注文する。

ズワイガニカレーも気になったが、暫くカレーは封印(笑)

「しかし圧巻だなぁ!」

フクロウ達は、微動ともせずせいれーーつっっ!と後ろを向いてピクリともしないよ。鳥の兵隊さんみたいだ。(こっち向いて。こっち!)

「お待たせしました。」と鰻丼セットが20分後ようやくくる。

この手の店の料理って、ショボいイメージがあるが、鰻は柔らかくキノコの味噌汁が、海鮮ポイ出汁で美味しかった。

帰りにフクロウの羽をもらって、さぁ次だ!

幸運ありますように。(笑)

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