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器用貧乏(自称)による理想の高校生活  作者: すっきり天然水割り


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後輩の心理

〜晴華・卯月サイド〜


晴人と別れた晴華たち中学生組は人気の無い校舎を生徒会室へ向かっていた。



「…あのゴリラ…何で春休み返上で仕事させるかな…」


「はるちゃん、心の声漏れちゃってるよ?」


「いやだっておかしいでしょ!なぁにが入学式の資料作りよ!生徒会の仕事じゃないって絶対!」



晴華達は先程、職員室で会った顧問への愚痴を溢しながら生徒会室へ向かう。

何故春休みにこうして登校しているのかというと、翌日に迫った入学式で新入生に配る資料作りのためである。

顧問のゴリラ曰く、生徒会の会長・副会長は毎年この仕事をさせられているらしい。

今年の生徒会長及び副会長である晴華と卯月も、例に漏れずこうして登校しているという訳だ。



「まあまあ、去年は先輩達もやってたって言うし、しょうがないよ」


「いや確かにお兄ちゃんも春休みに登校してたけどさぁ…」



去年の生徒会長は晴人であったため、彼も春休み登校は経験済み。ちなみに当時の副会長は奏太であった。


理解はできるが納得はできない、そんな表情を浮かべつつ生徒会室へ辿り着いた二人は、早速資料作りに取り掛かる。面倒な仕事はさっさと終わらせるに限るのだ。


++++++++++++++++++++++++++++++


しばらく紙の擦れる音とホッチキスを止める音だけが流れていたが、ふと晴華は朝の光景を思い出し、卯月に話しかける。



「そう言えばうづきちゃーん?今朝もお兄ちゃんのこと名前で呼ぶか迷ったでしょ」


「うっ…そんなに分かりやすかった?」


「いや、誰が見ても怪しいと思うほどに挙動不審だったよ」


「急に名前で呼ばれたら先輩も困るかなって…そう思うとなかなか…ね?」


「ね?じゃないのよ、ね?じゃ!可愛いな全く!そうじゃなくて、名前呼びしようとしてもう1年よ?そろそろ覚悟決めなさいな!」


「最後昭和のヤンキーみたいになっちゃってる…」



晴人は勘違いしているようだが、卯月は晴人を苦手としている訳ではないのだ。というよりも…



「中1からだっけ?お兄ちゃんのこと好きなの」


「……うん」



そう、卯月は2年もの間、晴人に対して淡い想いを抱いているのだ。

晴華はその気持ちを知る唯一の人物であり、引っ込み思案な卯月のサポートをしているのである。

今回の名前呼びもアプローチの一環なのだが、挑戦し始めてもう1年になる。



「そろそろ名前で呼ばないと、苦手意識持たれてるって思われちゃうよ?」


「…そうだよね。…うん、私も頑張らないと…!」


「そうそう、その意気だよ!

という訳で、お昼はうちで一緒に食べようね。お兄ちゃんが作ってくれるはずだから」


「え!ちょっと待って先輩のご飯⁉︎ていうか一緒に食べるの⁈」


「いや別々に食べたら意味ないでしょ…て言うか前はよく一緒に食べたじゃない」


「いやでもやっぱり迷惑というか何というか…緊張もしちゃうし…」


「あー!もう決定ね!今は多分入学式中だから後で電話するから!あと、名前呼びも今日中に何とかする事!いいわね!」


「ちょっ、ちょっと待ってよぉ〜」



多少強引すぎる気がしないでもないが、これくらいやらないと卯月が動けないのも事実である。

そのため、卯月は恥ずかしく思いつつも内心では晴華に感謝するのであった。






すっきり天然水割りです。

初投稿です。

私の理想を書き殴った内容となっております。

お手柔らかによろしくお願いします。


少しだけ書き溜めあるので、1週間は毎日投稿予定、それ以降は火曜・木曜・土曜・日曜に更新予定です。


気が向いたらブックマークしてくれると喜びます。

まかり間違って⭐︎なんか押してもらった日には泣いて喜びます。


最後まで読んでくれてありがとうございました!

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