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断罪された公爵令嬢は、完璧であることをやめました  作者: 月影 すずり


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101/107

第101話 三つの責任

 第三の構造は、翌日から始まった。


 大きな宣言も、式もない。


 ただ、役割が分かれただけだった。


---


 広場の机には三つの板が置かれた。


 防衛。

 交易。

 内政。


---


「これで本当に回るのか」


 倉庫番が呟く。


---


「回さないと回らない」


 レオンが答える。


---


 防衛の責任はレオン。


 交易は倉庫番。


 内政はマルタ。


---


 そして代表は、


 もう存在しない。


---


 ただし、


 緊急時の連絡は三人に同時に届く。


---


「防衛連絡」


 伝令が走る。


---


 レオンが紙を読む。


 小規模衝突。


 連合の外縁。


---


「対応は」


 マルタが聞く。


---


「物資は?」


 レオンが倉庫番を見る。


---


「三日分なら出せる」


---


「出す」


 レオンが言う。


---


 決断は速い。


 だが一人ではない。


---


 倉庫番が印を押す。


 マルタも押す。


---


 三つの印。


---


「これで連合は?」


 誰かが聞く。


---


「文句は言うだろう」


 レオンが言う。


---


 だが、紙はすぐに送られた。


---


 夕方。


 連合の返書が届く。


---


 ――責任者の明記を求める


---


 倉庫番が笑う。


「三人書けばいい」


---


 その通りだった。


---


 紙には三つの名が書かれる。


---


 夜。


 焚き火の火が揺れる。


---


「どうだ」


 マルタが言う。


---


「悪くない」


 倉庫番が言う。


---


「速さは落ちてない」


 レオンも頷く。


---


 私は火を見つめる。


---


 代表は消えた。


 だが、


 責任は消えていない。


---


 ただ、


 三つに分かれただけだ。


---


 それでも、


 この構造は


 連合には存在しない。


---


 成功すれば、


 制度になるかもしれない。


---


 失敗すれば、


 集中に戻る。


---


 まだ分からない。


---


 だが、


 町はまた一歩


 未知の構造へ進んだ。

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