小隊運用
午後。実技室の壁に小隊当番表(A〜D小隊)。
机の上に隊札(隊長/走者/案内)、EP-1札、色ボード、
+半目盛り細テープ、足型ゲージ、卓上ベル。
中庭・食堂・寮ロビーにミニ一式がそれぞれ敷かれて、三拠点同時に回せる配置になっている。
【小隊運用】
三人一組×Nで“線と三語”を回す。カード→線→三語。角=最初→必要時/切替=二拍頭。
外部音→二拍/自発音→静足。EP-1=一巡一人一個(被りは後が温存)。方位=記述/EPは別。
(今日は小隊デビューの日。胃評議会はコロッケパンを主張……半分だけで可決)
司会は三ノ宮、設計まとめはミレイユ教官。志水=ログ/ルナ=時刻。構成は——
A小隊:隊長=俺/走者=黒鐘イツキ/案内=楓
B小隊:隊長=長谷/走者=真白/案内=霜月
C小隊:隊長=早乙女/走者=一年代表1/案内=一年代表2
D小隊(予備):機材/補填担当
会釈は監督者へだけ。イツキは視線を合わせない。いつもどおり。
◆四問で固定(小隊版)
ルナが短く整える。
「対象=三拠点(中庭/食堂/寮)、場所=各運用帯、主体=生活指導+小隊、**時間=45分」
三ノ宮が三行で上書き。
『最後で数える』
『前後半拍』
『退避=一足』
(中身は不変。回し方だけ小隊仕様)
◆役割の置き場所(隊内規約)
隊長(監督):方位=記述(『影=南濃』等)/『角、最初だけ』『切替、二拍頭』で短く統一。
EP-1は原則温存。
走者:『前後半拍』→『交代=角』のEP-1を一本に1回。最初だけ視線で角を示し、以降は必要時。
案内:『OK、進め』『白線、見て』『拍手、後で』『休憩帯、どうぞ』。手サイン運用外を守る。
被り抑止:隊札+EP-1札を机上に露出→被ったら後の人が温存。
◆配置とローテ(15分×3)
第1巡:A=中庭/B=食堂/C=寮(D=補填)
第2巡:A→食堂/B→寮/C→中庭
第3巡:A→寮/B→中庭/C→食堂
—移動の引継は半拍沈黙→三語「引継、完了」。
◆第1巡:各拠点の初動
中庭(A小隊)
前静0.5→1/2/3→後静0.5。俺は方位=記述(『影=南濃』)。イツキは0%。
楓が列の**『OK、進め』を一本に一回**。
銀風船が日を返して上辺をまぶませる。胸の中にポコン……。
角で粘る? 切り替える?
「切替、二拍頭」——左上→右上。誤読0。
食堂(B小隊)
一足幅が受け渡し口で**+0.5広がりがち。長谷が+半目盛り補正**、真白が**『白線、見て』**。
トング落下→最後→二拍(E-12b)。
寮(C小隊)
蓄光退避線の角が薄い。早乙女が増し貼り、一年走者が静足ドリル30秒。エレベータ到着音→二拍。
—第1巡ログ:誤読0/E-12b×2(落下/到着)/幅は**±0**に回復。
◆第2巡:混在の処理(小隊連携)
食堂(A小隊)
拍手の早打ちが前静0.3で混ざる。同時にスマホ照射。俺「放送でない→外部音のみ」。
「二拍」——E-12b。再開と同時に楓が**『休憩帯、どうぞ』で照射を帯へ**。
イツキは交代の二拍で**『交代=角』**。
寮(B小隊)
床がミシ(自発音)。長谷「静足、お願い」。真白が母指球優先→踵薄を示す。音は0。
E-12bは使わない。
中庭(C小隊)
縞幕の影に一年走者が吸われかけ。早乙女が半拍→三語「外枠、角」。代表二人の視線が右上へ戻る。
誤読0。
—第2巡ログ:E-12b×1(拍手)/照射→帯/自発音→静足で解消。
◆第3巡:同期二拍(横断イベント)
校内放送——『落とし物のお知らせ』が三拠点同時に入る。
胸の中にポコン……。
A:各隊判断 / B:同期二拍
「B。同期」
—インカムで短語記述「放送→二拍」。三拠点とも最後→二拍。延長不要。再開後、各隊一言以内。
A小隊:楓「OK、進め」
B小隊:長谷「白線、見て」
C小隊:早乙女「前後半拍」
—第3巡ログ:E-12b×1(放送)/被り0。
◆EP-1の被り管理(可視化)
机上にEP-1札を立てる。
A小隊:俺=温存/イツキ=『交代=角』/楓=『拍手、後で』
B小隊:長谷=『前後半拍』/真白=温存/霜月=『休憩帯、どうぞ』
C小隊:早乙女=『切替、二拍頭』/一年1=『合図→止まる』/一年2=温存
被り:0。一巡一人一個を順守。
◆合流一本(小隊ALT-02)
三拠点を中庭へ集合。前静0.5→1/2/3→後静0.5。
A=イツキ(走者代表):0%。角=左上は最初だけ視線。
B=俺(隊長代表):方位=記述のみ(『影=南濃』)。
C=楓(案内代表):二拍末尾にEP-1『時間の穴→静止』。
旗金具カランが遠くで前静0.3。—「二拍」。全隊、静止→再開。
◆集計(本日:小隊)
志水が板書する。
R-23(ALT-02通算/小隊運用)
誤読:0(三巡+合流)
E-12b:×4(落下/到着/拍手/放送)※延長不要
一足幅:±1目盛り以内=97%(補正箇所12→4)
三語率:95%(案内)
EP-1被り:0(隊札可視化が有効)
三ノ宮がスタンプを押す。「小隊運用:合格。同時でも、短く」
ミレイユが二行で締める。
『優先:外部音→角/中点→口→静足』
『最初だけ→必要時』
—イツキは会釈だけ。視線はやっぱり合わない。けど、二拍の長さは全員おなじだ。
◆掲示(小隊札)
【小隊】
隊長=記述/走者=交代=角/案内=三語。外部音→二拍/自発音→静足。縞→外枠角/流れ→中点。
切替=二拍頭。EP-1=一巡一人一個(被りは温存)。
◆パッチ 1.2q(小隊指針・試行)
隊札セット(役割+EP-1ミニ)を色別で常備(青=隊長/赤=走者/緑=案内)
同期二拍テンプレをインカム定型文に登録(『放送→二拍』『太鼓→二拍』等)
巡回マップに**+半目盛り履歴の週次欄を追加(補正のやりすぎ防止**)
三ノ宮「1.2q、試行」——全会一致。胃評議会はコロッケパンを最後で数える。
◆廊下(二択)
当番表のマグネットがコトンと移動する音。三拠点の線が一本に見える。
胸の中にポコン……。
A:この学園で静かに暮らす / B:全力で勝ちにいく
「保留」——同時でも短く。今日の速度は、これでちょうどいい。




