表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/14

8卵.敵は金策か否か?

 (-ω-;)…。


「(-ω-;)、どうするか。」


 漸く自室に帰って来た。落ち着いてステータスを確認できる状況になったわけだが、


ステータスリスト


・【名前】 〈七 真〉


・【レベル/ランク】 〈6↑/?〉


・【年齢/性別】 〈20/男〉


・【契約対象】 〈しすい〉


・【獲得技能】 〈●時空属性適正●能力向上 成長補正○魔力装甲 ?燐○魔力装甲 ??●魔力武装 龍爪!○魔力武装 ??●時空属性魔法素養〉


・【獲得領域】 〈?〉


パラメータ


・【体力】 〈2〉↑


・【魔力】 〈2〉↑


・【力】 〈2〉↑


・【速さ】 〈2〉↑


・【防御】 〈2〉↑


・【魔力防御】 〈2〉↑


・【賢さ】 〈2〉↑


 確か、普通は体力、魔力は除いて一つか二。多くても四項目上がれば良い方…のはず?全部上がってない?おかしくない?いや、待て、こいつはあれか?上の成長補正か?って事は、単純に言えば正確には分かっていないけども、初期レベルで本来のレベルの五倍のスペックがあって?そいつが全部二倍?通常の一.二倍~五倍の上昇がずっと?いくらレベルが上がり辛いって言ってもこれは…、弓月さんの言ってた「歩調が合わない」ってもしかして、こうゆう…?しかも、もう一つの話も考えると、


「こいつを繰り返していたら増長して無くてもやばいな。何と言ってもその能力値で死闘を繰り広げる様な相手と引き合うって言うんだからな。」


 その時点の能力値的に頼れる人に頼るのならともかく、頼りたいだけでは頼れない…か。


「自惚れは論外。しかし、頼り過ぎればそれこそ本末転倒。何と言っても、同じだけやれる、進めるやつでなければ、自身の引きで傷つける事になる。って、考えで行くしかないか。ついて来て欲しいと考えるのは自由でも、ついて来る筈は間違ってるからなぁ」


 人に望むのは勝手だ。でも、それは勝手でしかない。勝手な失望は最低だ。


「って、それは置いといて、現状の把握だ。防具の方は黒鬼装で最低限に持っていけそうだけど…。攻撃系はアウト。荷物を運ぶのも強度的にはやばいな。小物の方はまだ使えそうだけど、上層も奥に進めば駄目、かもな。」


 これまで基本的に浅層の探索ばかりしかしてこなかった以上、仕方ないとはいえ、このまま上層は危険だな。上層だからと、今までの常識、知識が使えなくなるわけでも無いが、出てくる奴らは、これまでよりレベルアップしている。速くて強いが危険になる層だ…、それこそ黒鬼の奴みたいな、な。


「でも、そうゆう奴らを倒して装備をそろえるのも危ないからな…、少なくとも最低限の装備を揃えてからじゃ無いとな。命大事に、だ。」


 と来れば、


「買い出しか。しかしなあ、先立つものが無いからな。金策は今回の黒鬼装と、小手でハードに行けば消耗品と足元でほぼ問題無いか?いや、入れる物が…。」


 結局の所、だ。いくら倒して所でそれを持って帰らなければ金にはならないし、俺の戦闘に耐え得る物を用意すれば、他が疎かになるか、小さくなって必需品でスペースが無くなる…。


「どうするか…。」


 そんな風に悩んでいると、どんどんどんどん!チャイムがついている玄関からドアを叩く音がする。


「先パーイ!先パーイ!居ますか!先パーイ!仕方ない!こうなればステンバーイ!ステンバー」


「何をスタンバイしてやがる。この阿保。」


 そこに居たのは、後輩の渡 飛鳥(わたり あすか)だ。相棒は鳥型の魔物のピーちゃんだ。


「先パーイ!聞いてくださいよー!酷いんですよっ!?僕が一目ぼれした止り木を買いに数日開けていたら連隊探索に皆で行っちゃったんですよ!分け前でツケにして貰っているのに!」


「おい、つかぬ事を聞くがそのツケの金額はいくらだ?」


 こめかみがひくつく


「ン百万円!」


「ンォバカ!」


 コイツこの間も似た臭い事してなかったか?飯代の千円くらい貸した記憶があるんだが


「お前、俺とかから借りてるのは覚えて居るのか?」


「大丈夫!報酬からの天引きさ!正確に言えば貰ったその場で(はかり)んに渡して返して貰っているのさ!」


「そうか。(。´・ω・)ん?って事は、そんな奴の貯金は無い可能性を考えると今回の支払いはどうするんだ?」


「貸してー!」


「いや、無理をしても無理だって!他に当ては?」


 悲しそうな顔をする。


「それが、皆貸してくれないんだ!酷くない?」


「酷くない!支払いどうすんだよ!」


「一応、ン十万づつの分割払いだからせめてソレだけあれば…」


 そう言うと、俺の服を、黒鬼装を見る


「それ!それ頂戴!それで払えるよ!使えないでしょ!」


「やれるか馬鹿!使えるから着てるんだろ!」


その時、俺は、双方の問題に対するその場しのぎを考え付いた。


「そうだ、お前、少しの間だけ俺のポーターやれ!」


「ん?良いよ。」


 良いのかよ!?いや、俺の言動も少し前と掌クルクルだけども!

エッグり情報コーナー




8.卵から生まれるものの中には単純に知られている存在とは異なる能力を持つものも居る。


作者「ヤバイ」


辛抱「アウト」


ドラ娘「あたしは?」


水零「あたしも!」


姉さん「あんたはそうでも無いんじゃ?」


水零「何でですか!?」


姉さん「あんたは同居人でも何でもないでしょ?」


水零「う!」


辛抱「そうじゃなくて、投稿の遅れでしょ!」


作者「すいません。」


姉さん「だったら少しでも早く投稿しな!」


作者「ハイ!次回予告次回は真達がダンジョンに稼ぎに行きます!」


辛抱「ご都合主義全開の後輩ポーターと行くダンジョン探索」


作者/辛抱「次回もよろしくお願いします!!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ