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3卵.最強?無敵?え?しすいの弱体化?

サブタイトル次回予告から変更しました。

3卵.最強?無敵?え?しすいの弱体化『具合』

3卵.最強?無敵?え?しすいの弱体化『?』

 てか、え?


「そうだ、さっきの人形は」


 そう言うと、しすいが鼻先で足の下を示す


「もしかして潰しちゃった!?」


 真がそう言うと、しすいは足を上げて人形の様子を見せた。


「潰してない止めた」


 そこには、おそらく、駆けだした姿勢のままの人形が埋まっていた。


「凄いな!えっと、しすいと相棒どっちで呼んだらいい?」


 少し嬉しそうな雰囲気を感じさせながら、二、三秒悩むと、「相棒」とだけ答え、その後、それと、と付け加え「名前の方は二人だけの時にしてほしい」といってきた。


「別にいいけど何でだ?周りの人に相棒がやっと顔見せてくれたって伝えときたいし、紹介もしたいんだけど。」


 そう伝えると、少しすねた?嫌そうな感じで答えた。


「私は、静かに、真の事以外は静かにしていたいし、仲良くなりたくない。真の周りの人をおまけで守るのは構わないけれど、()は距離を取りたい。だから、真の周りの距離感がおかしな人達には知られたくない。」


 こいつ寝坊助じゃなくて、コミュ障か引き籠りか?ん?


()は、って、その内なら良いのか?」


 この質問にもコクコクと首を振って答える。


「まだよく分かってないから伏せるけど、()()()()()()()()()()()だけど、今は真の貯めていた経験値を半分程使って、この程度、本来の、というより、この卵から生まれる際に持っていた筈の力なら、先程のサイズと硬さ、それと、触れているものを好きに選んで少し遅くする事。後喋れない。」


 コレ、なんだか厄介事の予感が卵を受け取った時張りにしてきたんですけども。


 「にしても、」


 そこでもう一度周囲を見渡す。目に映る景色は先程相棒を探した時と変わらない。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


「コレが世界規模で?」


 再度のコクコク。


「実は、もっと出来る。とはいえ、今はこの程度の時間を引き延ばすのが限界。」


 どう見ても静止しているのですけども、ってそうでは無くて、


「この程度ってどこの程度の範囲?」


「ここの階層ほぼ全てとコレ」


「それはまた…。」


 弱体化ってもう実質無い様なもんじゃ?


「でも、これまで貯めた経験値の半分を消費してもあと少しが限界。」


「噓だろ?二年半分の経験値で?」


 燃費が悪すぎだろ。


「注意点として、この状態が維持できなくなれば殆どが先程言った生まれたての状態に戻る。違うのは、新生による記憶欠落の対策があるのと、念話の様なモノが使える事。それと卵ハウス。さらに言えば元々はこんなに喋らない。」


 喋らない状態にならないのは聞きたいことが有るから助かる。その聞ける記憶が残るのも有り難い。現状よりも情報がしぶられるのは困るが、仕方が無い。


「だが、卵ハウスって、まだ引き籠る気か?」


「そんな事はない。今回だってしすいと呼ばれて()()()()()()()


 は?


「こ、これまでの事見ていたんだよな?」


 噓だよな?


「ううん。だって、()()()()()軽く眠るよりも早い。」


 ダメだろ、これは、嚙み合わない。いや、それ以前だ。そもそもの歯車のサイズが違い過ぎて、いや、おかしい。だとすりゃ相棒だけがこうなるなんておかしい。相棒と他の奴の違い?時間が違う?記憶、経験!その他にもしかしたら何かいじられてんのか?ダンジョ「駄目だよ?真?まだ早い」

 は、はぐ?やわ、え?は?


「その思考も記お・・・・


暗転


「余計な事言ちゃった。取り敢えず真を出口に連れて行こう。目が覚めたらレベルアップしてるだろうし。」


 そう言って、人形、ニンギョウを見る。仕方がないのでそれも持って空を飛ぶ。

少しして出入り口に着く。入ろうとした人達だろうか?が、固まって出来た壁の少し離れた前方にニンギョウと、()()()()()()()()()()()()()を放り投げ、受付だろうか?の隣りの物陰に真を丁寧に降ろし、


「ん」


 それと同時に世界は動き出して、ニンギョウに寄生していた魔物は死んでいた。そちらをチラリと見やり、真の脇に卵を用意して、ドアをノックし、卵に帰った。

エッグり情報コーナー
















3.この世界のレベルアップは、十分な経験値を蓄え眠った時か、任意で行える。しかし、起きている時にすると、場合によっては酷い苦痛を伴う。一部の者は、これをそれだけの事を成した証として、「痛み付き」、「痛付き」と呼んで、その経験回数や、その苦しみの時間や酷さを自慢するものがいる。そして、主人公は、発見時、口から泡を吹きながら、痙攣し、白目をむいて土気色の顔色だったため、迷宮治安維持部隊の一部から伝説の痛付きと尊敬されている。


作者「腹が」


辛抱「うちのドラ子が!?」


ドラ娘「フッ」


作者「何か書いてるうちに世界滅亡系最強全○抱きつき物知り巨○お姉さん(生まれたて)になったんだけど全部卵の殻で包まれてるからセーフ」


辛抱「包まれて無いよ!ものすごく出てたって!?」


作者「言われてますよ?ドラ娘さん」


ドラ娘「辛抱、恥ずかしい」


辛抱「違うって、見てないって、それに、忘れたから!」


ドラ娘「そんなに嫌だった?」


辛抱「違うから、綺麗だったけど思い出せなくしたんじゃん!」


ドラ娘「綺麗!嬉しい!」


辛抱「むぁ、た」ガク


作者「辛抱が旅立ち次回予告「4卵.レベルアップ?ランクアップ?」」


作者/ドラ娘「次回もよろしくお願いします!!」

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