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13卵.一息つく?装備更新?3

 で、意外な話、全身を触手(仮)が触ったり、レーザー?で確認するくらいでおかしな事は先輩の頭位しかなかった。


「びっくりさせないで下さいよ次初先輩。先輩のあのテンションの後は大体ろくでもない事が」


 そこまで俺が言うと、先輩の声が割り込む


「起こるさ!と、言う事で、レッツゴー!()()()Myゴーレム達!」


 あ~、日下部さんが焦ってるって事は、どうせまた未許可か、報告してない発明品何だろうなぁ。だって、先輩の声と一緒に動き出した四角い箱の陰の方からうねうねしてる粘土の波みたいのが出てきたら声聞こえないけど「え?」ってなってたもんなぁ。

 その考えは的中していたようだ。割と本気で焦った日下部さんの声がマイク越しで響く。


「な、次初さん!?それは何なのですか!?報告は受けていませんよ!こちらの測定では中のスーツを使うはずでは」


 あ、たぶん、「無いのですか!?」とか言ってるんだろうけど、シャットアウトされたのか音が聞こえない。あと、中のスーツで指さしていた箱、たしかに服が入ってそうなサイズだ。


「やっぱり普通の測定用のスーツも先輩のゴーレムなんですか?」


 こうゆう事態になったら、先輩のやりたいようにして、早々に終わらせるのが最良だったと分かる事が多く俺にとってはこうなったら、適当に付き合って、適当に時間を潰すのが慣れだ。何と言ってももはや()()()()()()()()()()()()()こんな事に付き合っているのだ。


「つれないなぁ。君とは前回会ってから二月も経っているんだよ?その間の劇的な変化を事細かに記録したかったものさ!あぁ、君の質問だが、大体その通りだね!何なら、その運用がこの空間の目的だから、私が居れば、キャリーケース一つでその空間以上の事が出来るのさ!」


 そう言うと、その時点で一度言葉が切られ、ガラスが色づき、先程までの部屋全体から響くような声ではなく、先程のスーツの入っている筈の箱から声が聞こえてきた。


「だから、私が来たのさ!頼れる先輩だろう?」


 こ、この天才(バカ)、こんな事の為に転移してきやがった。確かこの技術って先々月くらいにやっと実用化の目処が立った最新という名の未来技術では?


「はっはっはっ!後輩君!一つ訂正しておこう。」


 そう言うと、泥の繭の様な物の中に拘束された俺は、動けない状況で顔をごく至近距離まで近づけられ、


「私は!大っ天っ才!だ!大を付けたまえ!」


 あの、それは良いんですが、さっきから、顔が近い上に目が「分かってるよな?え?分かってるよな?まあさか分からない訳無いよなぁ?」って感じの目なんですが…。


「はい」


「素直でよろしい。では、計測を始めよう。」


 先輩がそう言うと、「ペッ!」と擬音が浮かぶ感じで俺が身に着けていた筈のパンツが出て来る。( ^ω^)・・・この大馬鹿には羞恥心が存在しない、のか?あ、きっちり赤くなってるどこがとは言わんけども。だって、全身だし。あ、相棒?違うんよ?これは、違うんですよ?σ(゜∀゜ )オレ無実!やったの先輩!え?審議?誰と!?暫く卵会議?卵裁判所?何それ、初耳なんですが!?え?「せんぱいはいーだからけっかまってて」平仮名の羅列とか珍しいイメージ!じゃなくてですね?ぶん投げ無いで弁護士を!せめて自己弁護を!……駄目だ。イメージが帰って来ない……。目の前の事どうにかしよう


「あの、」


「どうしよう後輩君!君の肌にぴっっちりとスーツを()()で作成したんだが、つい、厚さが0.01㎜の力作になってしまったよ!どうしよう!」


「いや、何してんの「つい、」じゃねぇよ!大馬鹿はともかく変態はアウトだよ!あと、まともなスーツ上に重ねるか、作り直せばいいだろ!」


 そのレベルの手動はアウトだろうが!


「あ?私が変態だと!あらぬ疑いはよして貰おう!これは、必要からやったのだ。もう知らん。その中で計測やる!」


「出来んなら最初っからそうしろよ!」


「私だって勢いで忘れる事も有る!大っ天っ才!とて酔うのだ!つまり、場酔いの一種だ!」


 と、先輩が言った後、「ま、そうっちゃそうか」と思ってたら、矢継ぎ早に指示が飛んできて、その通りに動く。こんな格好でも素直に体が動くのは流石に調教されすぎでは?まぁ、全シーンカット安定なんですが!


_________________________________________________

 そんなこんなで、測定後


「うーん、やっぱり、現状の君の装備とするのなら、黒鬼装からの派生が結果的には良さそうだね。」


 そう言うと、壁に色々と映しながら説明が入ったが、ざっくりとすると、まず、軽量な動きやすさを重視するのなら現状の装備の黒鬼装は装備できる中でも、最軽量でも、最硬でも無いが、バランスを考えれば最良の選択肢の一つ(他も選ぶタイプの装備の為、実質的に一択だそうだ。)で、追加装備に、黒鬼の皮を使った靴、手袋、皮鎧なんかを付けると良いだろうって話だ。さっき聞いたお嬢様の話とは違うが、「ぼっくはね!お嬢様の考え方を重視した物も考えたよ?でもね?それでは、今回の仕事に付いて行き切れなそうなんだ。」何でも、普通の装備で黒鬼装より良いのもいくつかあるが、先輩の()()()()()によると、黒鬼装にはゲームよろしく「セット効果」的なのが有るらしく、それが、「装備を黒鬼系統に固めると、黒鬼装の修復効果が全体化する」との事だ。当然、黒鬼装より壊れやすい他の装備は使えなくなる可能性があるが、それでも他の候補と比べれば断然持つらしい。ついでに、この事は三千世界先輩にこれから報告するから付き合うようにとの事だ。で、そこまで、要は、防具は文句は無いのだが、武器が問題なのだ。そもそも、龍爪等の使用を考え、現在は拳と爪だ。それ以前は鉈とナイフ、スリングショット、そのまた前は、日本刀と小太刀、弓…整備の問題で学園の卒業後は辞めたが。そう言うと、先輩の待っていました!って顔、その表情のまま先輩は言った


「昔の装備に戻さないか後輩君?」

エッグり情報コーナー



12.この世界のドロップシステムには、特別な例外がある。それは、戦闘中に吸収されたモノは消えずに残る事だ。

小ネタ

実は、主人公のからの好感度(信頼度?)が普段の高い順では発明家>(高い壁)>メイドさん≧お嬢様>>(どうしようもない隔たり)>>>マッドサイエンティストとなっている。


作者「手がかじかんでやらかした。」


辛抱「それは駄目だろ!?え、マジ?」


超天災「私なら簡単に何とか出来るがね!それとこの名前はおかしくないかい!?」


姉さん「作者がどうしようもないのも、あんたの評価もおかしくないよ」


超天災「それは酷くないかな?姉さん?あ、それと彼女達には今回はお控え願ったよ。いくら何でもあれは無い、だね。」


作者/辛抱「貴方が神か!」


姉さん「反応が酷いね。それと、作者はそれで良いのかい?」


作者「キャラの暴走は許容するさ!範囲内では無いけどもね!」


超天災「まあ、アレは範囲外だろうね。」


姉さん「あの子たちの暴走は普通じゃないんだね?良かったじゃないか辛抱」


辛抱「ホントに良かった」


作者「ん?いや、せいぜいifの存在って感じだが?当然もっとこう、何と言うか、良い状態もあるが、悪い状態もあるぞ?基本的にはみんなそうだしな?」


超天災「でしょうね。あの子には正直言って似合わない「ストップ」」


辛抱「え、何か気になる内容なんですが!?」


作者「えー、次回は真の武器方面です。それと、グローブ着けて幼爪したらダメじゃんと思った方。そうですね。穴が開きます。なので、修復出来るグローブにしました。本当は最初っからついてたんですが、靴下と一緒に消した馬鹿です。ごめんなさい。」


姉さん「作者、あんた知ってたけど酷いね。」


辛抱「そーだそーだ!」


超天災「でも、セット装備自体は考えていたけど、まっとうに盛り込む方法に悩んでたらしいから、今回のは、ご都合主義の範囲で済みそうだから入れたらしいよ(棒)」


辛抱「あれ?でも、俺気が付いて無くない?」


作者「あ、それわざとだね。それくらい動揺している。実は、驚いていて頭が回ってないって話。動揺は場合に寄っては「している」って書けばいいけど、こうゆう時の頭の回転ができていないのは本人じゃ分からないし、そのやり取りの間相棒は反応ないからね。」


辛抱「えー?でも」


姉さん「話が伸びそうだね。作者!キチンと反省しなよ!超天災いつものやるよ!あんたならわかるだろ?」


超天災「まあね!では、」


姉さん/超天災「次回もよろしくお願いします!」

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