12卵.一息つく?装備更新?2
そんなこんなで、恥ずかしい感じで着替えが終わったわけだが、その後に説明を受けずに急いで突入したのがまずかった。…違うな。次初 明華先輩が関わっていると察した時点で逃げているべきだった。眼前に映る人を見て着替えてからを軽く回想する。この短い間にどれだけ厄介な再会をすりゃ良いんだろうな?えっと、確か着替えてから…
「く、日下部さん!着替え終わりました!奥の部屋入りますね!」
く、恥ずかしい!一瞬の考えが恥ずかしい!これは、逃げではない!急いで進めるだけだ。そもそも、俺は脱線が多いんだ。そんな事はこれまでの人生で良く知ってただろ?あぁ!この思考の時間もあーだのこーだの考えて言い訳ばっかりだ。余計な事ばっかり考えて、生産的な事なんぞロクに考えもしない。どうせ俺なんか…。あっ、じゃない!駄目だって自己否定は違う!現状の評価は必要だ。でも、自己否定は違う。必要なのは更新し続ける評価であって、現状を変える為の思考だ!「駄目だから仕方ない」と言う為の「結果」じゃない。現状はまだ確定してない。今を過去に置いて逃げるな!この阿保!って、また自己否定じゃねえか!ステイ!ステーイ!ステイ。現状の確認!今必要なのは何かを考える!…畜生。前の性格に戻したかったが、ここじゃねえ!って、
なお、ここまでの発言以降の文章は、上記の発言(早口)の間の思考だ。そうして、そんな事を考えながら足早に移動して俺は部屋に入る。しかし、その瞬間扉からガチャッ!!と、音が響き、
そして、その思考は一瞬で凍り付く。俺達の先輩の声が響いたが故だ。だってそうだろう?
「やっ!やっぱりだったね!お久しぶりだね!?真っ後っ輩っ君!」
近未来的な鍵のかかった部屋。唯一の出口。響き渡る『他称マッドサイエンティスト』の純粋な喜びの声。・・・信じられるかい?この人俺に対しての前科多数なんだぜ?しかも、そうゆうのは俺が二年の間だけだったんだ。監視の先輩方とかが居たのに、だ。その上で聞こう。今、俺に向かって来てるうねうねと動ているこの管?アーム?触手?的なの、何のための物なんだろうな
「ハハッ…。」
信じられるか?これ、着替え終ってから数秒の出来事なんだぜ?一体全体何が起きればこんな数秒を送る羽目になるのか…。あ、でも、一応気に入られてはいるらしい。次初先輩本人から、気に入った人の呼び方はと言った後、三千世界先輩を指して、「マジッお嬢」。日下部さんを指して、「ガチッメイド」。自信を指して、「大ッ天ッ才!の次初明華さ!」で、俺の最初の呼び方が指さしての「ン」だけだったからホントに気に入ってたんだろうけど、それと比例して前科が増える速度が加速度的に増してったんだよな…。やっぱり、相棒が居ないと上手くいかない感じが、ガガガが、いや、ふざけてる訳では無いんよ?相棒?え?アウト?なんでぇ!?
って、事で回想終わり。
エッグり情報コーナー
11.次初先輩は、この世界では三、四年前位から出てきた「準ユニーク装備」研究の第一人者にして、最多の発明者。特に知られている装備は「絆の○○」シリーズ。卵に対応した物があるとほとんどの場合卵が孵り易くなる。
作者「辛抱?」
辛抱「復活!!ん?」
ドラ娘「ぎるちぃー」
水零「あ、嚙んでる。それはそれで、ギルティだね。」
姉さん「そうさね、ま、アウトは硬いね。あたしは色々と聞いてるし?」
作者「し、しーです!姉さん!あなた、相談を言っちゃうのは駄目ですって!」
姉さん「ま、そーゆー話だから」
ドラ娘/水零「聞きたいな?」
作者「ハ!そうゆうのは辛抱にするんだな!」
辛抱「そうゆうのは、作者の強権で俺と場所を入れ替えて後ろから言うセリフじゃないと思うんだがー」
ドラ娘/水零「辛抱、酷い!」
姉さん「あー、なんだかねぇ」
辛抱「理不尽!」
姉さん「あ、そっちじゃないよ?ほら、この子達、一応『正ヒロイン(仮)』すら明言されてないのに、少しね…」
ドラ娘/水零「作者!」
辛抱「あ、逃げてる。あ、二人共?ま、あ、」
姉さん「また気絶オチかね?」
作者「じ、次回も装備更新?だけど、いまいち真の装備が固まらないので、ぐだつくかも?しかし、今回の登場人物のおかげで買える中では最良装備の芽が出てきている。(小声)」
姉さん「あんたも情けないね…」
作者「防具はまだ良いのに、どうしてこうなった?ですね。(極めて小声)」
作者/姉さん「次回もよろし」
作者「あ、」ダッ!!
姉さん「作者、逃げたね。ん?何か落ちてるね。えっと、「誤字脱字や、キャラ紹介の希望等有れば、お気軽にコメントして下さい。」…作者、あんたねぇ…。ま、えぇっと、そうゆう事らしいから、気が向いたら人は願いします。で、良いのかね?こうゆう大事な事はぶん投げるんじゃなくキチンと頼むようにしないといけないもんだろうに。あ、折れた紙の裏に「辛抱して待ってます!って、これ言わせたいだけだろ!」って書いてある…、一応二重線で消してあるけど。あ、作者。」
作者「あ、姉さん、ありがとう。じ、次回もよろしくお願いします!」ダッ!!