第1の夢 私の夢の始まりは古い駅の入口で…
いつものように帰ってきて、いつものようにご飯を食べて、いつものようにお風呂に入って、いつものように歯磨きをして、私はいつものように「おやすみ」と呟き、目をつぶった。
第1の夢 私の夢の始まりは古い駅の入口で…
目を開けると私は駅の入口に立っていた。
近くには小さな箱が置いてある。
私は小さな箱の真ん中の穴に無意識にお金を入れた。
すると箱から1枚の紙切れが出てきた。
「切符…?」
私は紙切れを改札口に入れてみた、すると改札は開いた。
私は改札を通り、階段を上がると、目の前には小さなコンビニがあった。
その横にはホームへ繋がる階段があった。
私はホームへ繋がる階段を駆け上がると暗くホコリ臭いホームに出た。
天井は焦げ茶色に染まり、暗いホームを微かに照らす蛍光灯は今にも消えそうだ。
しばらくして電車はやって来た。
ホームと電車の隙間は広く、足を踏み外したら簡単に落ちてしまいそうだ。
私は電車の中の手すりを掴み、何とか乗る事が出来た。
電車の中で私は立ったまま窓の外を眺めていると、窓ガラスが割れる音がした。
その瞬間、銃弾が私の顔を横切った。
私は急いで電車の椅子の下に隠れた。
しばらくして、窓の外を覗いてみると、私が乗っているこの電車をとある1台の青い車が追いかけていた。
その車に私は見覚えがあった。
それも、私が幼い頃から乗っていた車。
「あれは、あの車は…父さんの車だ。」
はじめまして!逸桃音 むいです!初投稿作品をご覧頂きありがとうございました!
前々から小説を書くのが趣味でようやくこの小説を書けて嬉しいです!
よく小説を書いては1人の友達に読み聞かせたりしていたのですが、ほかの友達は何故か逃げるのでこうして逃げずに見て頂いてすごく感動してます( ̄^ ̄゜)
これからも頑張って書いていきたいと思うので!よろしくお願いします!