やっと来れた異世界
目が覚めると連城海斗は、見知らぬ路地に倒れていた。
「ここどこ?」
周りを見渡してみると、そこには、何とも異様な光景が目に映った。ヨーロッパの建造物のような建物。
RPGでよく出てくるような世界観。
「ここは、異世界?」
某リゼロの主人公よりも早い理解力である。連城海斗とは、そういう男だ。昔から頭が良かった。ケーサツに協力したこともある。とりあえず大通りに出てみる。そこには屋台が並んでいる。売っているのはリンゴや、野菜などだ。
「なぁ、オッサンここってどこ?」
リンゴを売ってるオッサンに話しかけた。
「あぁ?そんなのも知らんのか。お前旅人か?ここは、新龍国ガイデルだ。ほら見ろよ。あそこの城の国旗。」
そう言われ、目を向けると、龍のマークが付いた国旗がある。なるほど・・・
「ありがとよオッサン。」
とりあえず観察することにした・・・
しばらく観察してこの世界の貨幣価値ご分かった。通貨単位は「ゲル(G)」。金貨と銀貨の二種。金貨が15G、銀貨が8Gだ。ちなみに、野菜とかの価値は、日本とあまり変わらない。リンゴ1個3G。
またぐるりと周囲を見渡すと、ボロボロの布を被った少女が目に付いた。
「ん?あれは・・・」
しばらく考えたらあと、その少女を追いかけることにした。
初トーコです。分からないこととかいっぱいなのでその都度指摘して貰えるとありがたいです。