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～序章 始まりの物語～
～ボロガニア=クロワーズside～ 自室にて
僕の名前はボロガニア=クロワーズ。小説家さ。ついでに考古学者でもある。
この物語の名は僕の名前を取って【ボロガニア物語】ということにしよう。
この物語は大昔に本当にあった物語だ。各章に出てくる主人公達の物語の糸を辿って行くと一つの物語に辿り着くのさ。そう…【世界の滅亡】それを見事防いだ若き少年、少女達の物語を書いたのがこれなのさ。
錦の国の麗しき声の少女、ブランテットの国の不死身の陰陽師、フォールタウィンの王国の天使の少女、アミュニネス国の見習い魔導師と１０人の魔導師、クウェンセル王国の王女様、スカイズ国とライオネル国の戦争に活躍した狂った兄弟と正義感のある少女、シルベニア帝国の怪物を倒した王様と少女…この者達が後に世界の滅亡を防ぐという活躍をするのさ。
それと同時に世界を創った神の神話も明らかになるよ。
嘘だと思ったら見てみて。
最後に言うけど僕は嘘を書いてない。
ありのままの本当の事を書いたんだよ。
さぁ！！物語の始まりだ！！
