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えんぴつ

作者: 小波
掲載日:2025/08/08

彼女はとても生きづらそうだ。

鉛筆を持つと溢れた感情で字はわなわなと震えだす。

私には、これでも社会を生きてきた、盾の様に強い、人の心をあまり通さないそういう相棒がいる。


この子が時折邪魔なのだ。

よく忘れてしまうのだ。わたしってこういう人だからとげたげた笑うから。

その大きな笑い声と笑顔に私は救われてきた。

生きるのって単純じゃないですね。


この先も字を綴って物語を作文をエッセイを書いて行くときに誰のために書いていますか?と胸に手をあてる。もどかしくて歯がゆい私のために代わりに喋ってあげるつもりで書くんだと一旦言ってみる。なぜ?自分なのに。だけど確かに苦しそうだから。この人は頭が良い。この人は結構人が嫌い。そして、器用に立ち回ろうとすれば出来るけど、他の人より上手なことも多いけど、口を縫い付けて完全に疲弊している。本音の口が。疲れやすくわがままなこの子の為に私は鉛筆を握り何かを書く。生き抜く為のスキルは私を中心にした私の周囲を守る私がたくさんの活躍をすることだ。それは人間の形をしている。


生きづらさがあるから他人の文章に救われる。生きづらさがあると私も書きやすい。出来れば生きづらくなくても書けたらいい。

自分のために書いている。

何かの声に誠実にあろうと手探りで。


生きてることに使命があるとすれば

自分を救いたい。

誰かに泣いて訴えても良い。その人が光を与えてくれるのならそれも良い。

そうやって楽になって行く。黒しか追わないあの子も少し疲れすぎたなと筆圧が弱まると思う。


ひどい風邪をひいたりすると不安が強くなる。ままーっと甘えたくなるタイミングだ。安心を探す。こんなときに暗闇で何を思い出すか思い浮かべるかは人それぞれ。たまには誰かにもたれてみたい。そして虚しい気持ちが少しだけあるけど自分がいたんだって思い出す。

note

小波

永野彗

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