私、ソフトワ
ソフトワキャンディ。
子供向けアニメーションをイメージして書きました。
株式会社:シュガープロテクト。
これは僕、端みなが大好きなお菓子会社の名前だ。
中でも、ソフトガムが大好き。
味も美味しいし、風船ガムだから膨らませれる。
ソフトキャンディのように最後まで食べていい、
2つのお菓子のいいとこ取りした商品。
僕のような小学3年生男子の中では特に人気らしい。
さ、リビング行ってソフトガムを取りに行こっと。
お母さん「ホントにそのお菓子好きね〜」
端まい 年齢30
お気づきの通り、21で私を生んでいる。
みな「楽しいし美味しいからね」
お父さん「お父さんも2個もらっちゃおうかな」
端こうら 年齢30
お母さんと同年齢で結婚した。
みな「ああっ…ちょっ…お父さん!」
お父さん「減るもんじゃないし」
お父さんは壊滅的にばれやすい嘘をつく。
みな「減るって!」
お父さん「8個入りなんだからいいだろー?」
みな「…今回だけね」
僕はいつもこう言ってしまう
心の中の何かがお父さんにソフトガムをあげようとしている。僕の中の優しい心なのだろうか。
…って…自分で優しいとか言っている人に
そんなものあるわけないか…
みな「僕も食べよーっと」
みな「いただきまーす」
僕がいつものソフトガムの美味しさを実感して、
風船を膨らませたその時、どこからか微妙に高い声が聞こえてきたのだ。
???「ハーイ!私、ソフトワ!」
みな「んー?」
僕は少し困惑した後、ガムをティッシュに出した。
みな「…」
みな「よし、2個目を食べよう」
どれだけ怖くて2個目を食べることを決意しただろうか。
みな「いただきます…」
(今度こそ大丈夫だよね?)
と思い、膨らませた。
ソフトワ「ハーイ!私、ソフトワ!」
ソフトワ「あっ!2回目は出さないでよね!」
うん、案の定。
みな「なんで別のソフトガムなのに前の記憶を覚て いるの!?」
ソフトワ「じゃあなんで貴方たちは細胞が変化して るのに前の記憶を覚えているの?」
え?ソフトガムって賢いの?
本当はカシコイン(創作成分)とか入ってるの?
ソフトワ「私の本体は別にあって、このソフトガム に入って形をとどめているの」
みな「…」
ソフトワ「いやーこんなに形を変えられる肉体なん かなかったわ!」
…こんなことあり得る?…あ、あり得てるから
こうなってるのか。
ソフトワ「じゃあまた呼んでね!あっ!ちなみにソ フトガムはなくならないように増やしと くから」
…僕は夢を見ているのではない。
でも、これは現実とも限らない。
これは、僕のそんなへんてこな
日常を描いた物語である。
ついでに、ソフトガムの材料を載せておきます
原材料名:青リンゴエキス、マスカットエキス、
ガムノカタチツクール、ソフトキャンディノカタチツクール、ワルイトコロケース
です。ノンシュガー。