表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/13

用語解説

用語解説です。第一章 第二話もすぐに投稿します。

ーーーー

用語解説(現実編)

ここでは現実にも存在する用語を解説していきます。


(第一章 第零話)

【プロレタリアート】

元々は工場、生産機械や道具、原材料などを持っていない貧困階級のこと。現在では、そういう労働者の生活環境は、特に先進諸国では向上しており、概念が変わってきてる。


【人民】

特定の社会や国家を構成する被支配者を人民と称する。特に20世紀前半以降の共産主義国家においては多用され、共産主義のイメージが現在も根付いている。


【ブルジョワジー】

元々は中産階級を指す。都市における市民階級であり、フランス革命などの推進主体であった。プロレタリアートの対義語として使われることが多く、共産主義思想のもとでは蔑称として使われている。作中でウィリアムがアデルハイトなどの貴族に対して使用しているのは誤用である。


【保守】

保守主義は従来からの伝統、習慣、制度・考え方を維持し、社会的もしくは政治的な変革に反対する思想である。どのような思想・体制を掲げるかは国、時代、立場により左右される。作中のバルド国防大臣は王党派である。


【人民の敵】

階級の敵とも言い、ソ連においては反体制者や反対派に対する迫害の中心的用語として用いられた。特に1936年の大粛清では共産党員に対しても用いられ、無実の人も含めて大量逮捕、大量処刑が行われた。東ドイツではそれらに加え、西ドイツやアメリカに対してよく使用されていた。


ーーーーー


(第一章 第一話(序))

【シュプレヒコール】

集会や演説などで参加者が声を揃えて、同じフレーズを繰り返し唱和する行動の事。おまけでも紹介したが、ドイツ語から日本語への借用の一つである。


【デモ】

ある特定の意思・主張をもった集団がその意思・主張を示す為に公共の施設や道路上で行動する事である。日本などでは許可が必要であり、大規模なものが行われにくい。作中のデモは当然、不許可であり、ホファンブルク王国においては一定以上の人数のデモは違法行為にあたる。最終的に火炎瓶などの攻撃が行われ暴動に発展した為、騎士団によって鎮圧された。


【売国奴】

売国奴、もしくは国賊は母国に対する背信行為や利敵行為を行う者の事である。しかしこれは、保守という言葉と同じく国、時代、立場により左右される。ある者にとっては売国行為に移る行動が、別の者にとっては愛国行為である事はありふれた話である。


【左派】

左派もしくは左翼は政治において通常、平等的な社会を目指す思想を持つ人々の事を指している。リベラル、共産主義、社会主義、全体主義、無政府主義を内包しており、上記の主義主張が必ずしも左派であるとは言えない。対義語は右派もしくは右翼である。元々はフランス革命のとある会議にて議長席から見て保守・穏健派が右に、共和・革新派が左に陣取ったのが始まりである。


【スラム】

退廃地区や貧民窟とも呼ばれる。極貧層が居住する過密化した区域。犯罪が多発する地域で、麻薬や銃火器などが取引されていることが多い。古くからスラムを解体もしくは活性化させようとした試みは行われてきたが、対策の大半は失敗している。


【砲艦】

比較的小型の沿岸、河川、内水で活動する火砲を主兵装とした艦艇。国や組織によって定義は異なる。作中に登場する砲艦 躑躅は排水量200tクラスである。


ーーーーー


(第一章 第一話(破))

【オートジャイロ】

分類的にはヘリコプターなどと同じく回転翼機に分類される。通常の飛行機に無理やりプロペラをくっつけたような見た目をしている。ヘリコプターとは違い、回転翼隣動力は繋がっておらず、風の力で揚力を得ている。その為、短距離離着陸機に分類されている。作中に登場するオートジャイロは魔法の力を使って回転翼に力が加えられており、機体も大型である。その為、形状は複合ヘリコプターに似ている。


ーーーーー


(第一章 第一話(急))

【大使館】

国交が成立している外国に自国の代表を駐在させる役所。国際法上にて、大使館は不可侵とされ、大使館の長が同意しなければ、受け入れた国の官吏などは立ち入ることが出来ない。大使館を受け入れた国は大使館への侵入・破壊、または、大使館の安寧・威厳の侵害を防止する為に適切な措置が義務付けられている。


【後進国】

一般的には経済発展や工業力の水準が先進国よりも低く、経済成長の途上にある国を指す。

後進国と言うのは古い言い方で蔑称的な意味合いを持ち合わされている。日本では1950年代後半ごろから発展途上国もしくは開発途上国と称されるようになった。新興国と後発開発途上国に分けられている。作中のホファンブルク王国は新興国に分類され、サンスカリア領界の中では発展している分類に入る。


【マンパワー】

ビジネスなどでは単純に労働力として称される。元々は、軍事や産業などで動員できる人的資源などの意味をもつ。国力なども含めて指す場合もある。


【地域大国】

ある一定の地域内で政治、軍事、経済で大きな影響力を持つ国である。周辺国は地域大国の動向に気を使っている。作中のホファンブルク王国はサンスカリア領界内における地域大国であり、周辺に大きな影響力を行使している。


【新植民地主義】

現実における新植民地主義と作中における新植民地主義は言葉として差異がある。現実においては、第二次世界大戦後、欧米諸国が植民地を失ったものの、かつての宗主国の権益を旧植民地の独立国でも維持していこうとする動きの事である。多国籍企業によって開発途上国を搾取する構図や大国による小国への内政干渉なども広義では含める。作中においては超大国や先進国などが帝国主義のもとに多くの地域を植民地として運営する中、支配を免れた独立国家で権益を得ようとする超大国や先進国の動きを指す。


【識字率】

ユネスコの定義では 日常生活で用いられる簡単で短い文章を理解して読み書きできる状態の事と定義している。日本では読み書きとも呼ばれていて、最も、基本的な教養の一つとして知られている。先進国においては初等教育で教えられる。作中のホファンブルク王国の識字率は43%である。


ーーーー

用語解説(作中編)

ここでは作中に登場する用語を解説していきます。


(第一章 第零話)

【国防大臣】

ホファンブルク王国の省庁の一つである国防省を統括する役職。第一章 第零話時点ではバルド・ダット・スワンサーが務めている。第一話の時点(10年前)は、未だ存在していない。アデルハイトたちの一連の改革によって創設された。現実の日本では 防衛大臣に相当し、現実の諸外国には同名の役職も存在する。


【SNN4ヶ国連合船団砲撃事件】

第一章 第一話(急)の最後に起こった 砲艦 躑躅、砲艦 レディバード、砲艦 フリオーソ、砲艦 トリュイットなどを主軸としたSNN4ヶ国連合船団によるスラム街区 デクシ地区を砲撃した事件である。死者は数千人に上るとされる。


【騎士団】

ここではホファンブルク王国騎士団の事。第一章 第零話では共産主義思想に染まり、クーデターを引き起こすまでに至った。第一話の時点(10年前)は、国王の護衛及びホファンブルク王国の軍隊、治安維持組織としての役割を担っていた。


【国軍】

ここではホファンブルク王国軍の事。前述した国防省が管轄するホファンブルク王国の軍隊である。アデルハイトたちの一連の改革の中で創設された。陸、海、空の三軍から成り立っている。


【ライフル】

ここではホファンブルク王国軍で正式採用されたP14 エンフィールドの事を指す。現実ではイギリスが開発した軍用小銃である。作中では大英帝国が開発し、アメリゴの企業によって生産されていた。それを、ホファンブルク王国軍が購入し、兵士たちに配備された。


ーーーーー


(第一章 第一話(序))

【開放暦】

現実における西暦に似た概念。約3000年前の蛮族の大侵攻によって領界の間が何者かによって嵐に閉ざされた事で暗黒時代になった。

その暗黒時代をアメリゴ合衆国の異世界転移者 アメリゴ・ヴェスプッチが近隣領界との境にあった嵐を消失させた年を元年として始まった。


【治世歴】

ホファンブルク王国の独自の暦。国王の代替わり事に元年として始まる。国王の名前を治世歴の前につける。 現在はディアーク治世歴である。


【領界】

幾つかの大陸を一纏めにした地域を領界と呼ぶ。各領界の間には、極洋と呼ばれる海が広がっている。約3000年前までは領界を自由に行き来する事ができたが、蛮族の大侵攻によって極洋に嵐が出現し、通行が不可能になった。開放時代が始まり、中央領界から段々と通行ができるようになっている。現在は惑星の半分が開放された。


【ニテリオロパ大陸】

サンスカリア領界北東部のホファンブルク王国が位置する大陸。ローレン神域帝国や大帝国ダーロフリア、ガレオシア帝国などの地域大国が存在し、イレドアム魔王領やザンパミニカンパ雪解けの魔王領などの蛮族領もある。北部中央にニテリオロパ大氷雪という豪雪地帯や南にあるボーワトピア大陸とローレン中央海という内海を挟み込んでいる。気候はローレン中央海沿岸は比較的温暖で過ごしやすい。北部の山岳地帯やグレウィン諸島北部は寒冷である。


挿絵(By みてみん)


【ホファンブルク王国】

ニテリオロパ大陸中央に位置する王政国家である。先代のノルベルト王とディアーク王によって国土が6倍近くまで拡大した。北部はニテリオロパ大氷雪に接し、南はローレン中央海に面する。公用語はホファンブルク語、首都はリギンボグエン、国王はディアーク王、面積は36万9千k㎡、人口は210万人。


【リギンボグエン】

ホファンブルク王国の首都であり最大の都市である。人口は約11万人。年間で最高気温が約28℃、最低気温が約17℃。40年くらい前に首都機能が旧都 ホファーナから遷都された。


挿絵(By みてみん)


【ツァオン地区】

リギンボグエンの貴族街。王城を囲うように形成されている。ホファンブルク王国では自身の領地とリギンボグエンを1年ごと交代で住まなければならない。その為、首都に邸宅があり、その貴族の家族や関係者が居住する。王城に隣接している官僚本部や騎士団総司令部などの重要施設がある。


【スイミット公爵家】

ホファンブルク王国の五発貴族のうちの一家。名家中の名家。現当主はレオポルド・ボルクス・スイミット。代々、文官の家系で主に、外交の道を進んでいる。


【日本神聖神州皇国秋津洲連邦】

中央領界 ユーラシア大陸の近海に位置する島国。超大国の一つでG5の一角。その前身国家は大英帝国の前身国家と共に世界の過半を領有しており、パクス・シーパワニカと言われていた。今は老大国とまで呼ばれており、凋落したとも言われているが、依然として力を持っており、世界各地に影響力を行使している。


【ロート☆リブリング】

ホファンブルク王国のホファーナ学園に入学した主人公のリーゼロッテが攻略対象たちと共に、学園を改革していくストーリー。アデルハイトは攻略対象と仲良くする主人公に嫉妬して、学園の保守派と手を結びあの手この手で学園の改革を妨害しようとしてくる。


【大陸間横断鉄道】

ここではニテリオロパ-ラヴォア大陸間横断鉄道を指す。この世界では諸国家に跨る鉄道を国際連合が各国に協力を要請して建造を主導する事がある。これにより、人とモノの移動が便利になっている。大陸間横断鉄道の護衛などが冒険者に依頼される事がある。


【蛮族】

蛮族と一纏めにされているが、実際は魔族と魔人に分けられている。約1万年前の神代の終わりに出現し、神代大戦にて神・人類側と交戦した。約6000年前の魔法時代にほぼ根絶されたものの、約3000年前の蛮族の大侵攻で再び世界に現れ、世界は暗黒時代になる。その後、人類側の技術が魔法、科学的に発展した為、徐々に衰退していっている。


魔族は知性が乏しい人類に敵対的な生命体の総称である。その身体能力は人類より優れている場合が多い。群れを束ねる個体は知性が高くなり、魔人となる。人類側の1部の国家が終末爆撃を行っているがそれをも凌駕する繁殖力で増加していっている。魔人は人類よりも高い知性を持つ人類に敵対的な生命体の総称である。高い知性と高い身体能力を有する魔人は人類の天敵であるとされている。多くの場合、人型で人類と会話をする事も出来る。人類より繁殖力が乏しく数が少ない。


【蛮族領】

ここでは蛮族領バファールの事を指す。蛮族側はバファール・ツァルダムと呼称している。ボーワトピア大陸北部の大半を占領している。蛮族の一種である魔族 マルク種族(見た目は二足歩行の爬虫類で暑い場所で活動する。牙に細菌が潜んでおり、ブレス攻撃で敵を感染させる。)が多数生息している。オーラン(魔族 マルク種族(魔人形態) バファール・ツァルダム出身/女/128歳)が率いている。ボーワトピア大陸南部のオランクトヴァール連邦自由国やニテリオロパ大陸南部のガレオシア帝国と交戦している。


【統合支援国アウスカリテ】

ニテリオロパ大陸中央部に位置する立憲君主制の国家。かつては周辺一帯を支配する帝国だったが、ホファンブルク王国とSNN4ヶ国協定委員会の連合軍相手に敗北し、その領土が解体された際に後継国家として成立した。


【サヌーデル地区(下町)】

リギンボグエンの下町。北部城壁の外側に広がる市街地で王城を囲うように形成されている。主に中間市民層やホファンブルク内の少数民族が居住している。西の端には魔術師ギルド、北部大門の前には冒険者ギルドがある。


【呑んだくれのビルゴ通り(下町大通り)】

サヌーデル地区を南北に貫く大通り。リギン川より北は石畳、南はアスファルト舗装されている。多くの坂場が栄えており、リギンボグエンの中でも最大の繁華街である。


【SNN4ヶ国協定委員会】

サンスカリア領界 ニテリオロパ大陸における権益保護を目的として グレートブリテン島及び英連邦構成地域連合帝国、日本神聖神州皇国秋津洲連邦、ラ・フランセーズ共和国、イタリャーナ十字架連合政権が結成した陣営。サンスカリア領界 ニテリオロパ大陸及びボーワトピア大陸、アッセム大陸 スィナーン半島を対象地域とした不可侵条約と相互経済援助、軍事援助を主題としている。


【冒険者】

アデルハイトが呑んだくれのビルゴ通りで見かけた若い男性戦士と獣人たちは冒険者である。この世界では、街の外には野良蛮族がうろついてる為、都市間移動にはそれなりの危険が伴う。主要街道沿いや大陸間横断鉄道、主要空路、主要海路は各国の軍隊が巡回しているが、それ以外の地域での移動は冒険者の護衛が必要とされている。更に、蛮族の大半の繁殖力は人類のそれを大幅に凌駕する為、終末爆撃が用いられていました。それに代わる、安価で、効果のある方法として冒険者の投入が行われている。それら冒険者向けの依頼を整理し、分配するのが冒険者ギルドの役割。


【獣人】

ここではホモ=シルヴェストリス=キャッツ族の事を指す。人間種族の1種で、猫耳と尻尾の生えたほぼ人間の種族である。夜目がきき、身体能力が高く、素早い。集落を形成することが珍しく、単独で生活することも多い。


【ガレオシア帝国(公国)】

5年前、ブレイヌ帝国が蛮族領バファールの侵攻で崩壊していく過程でブレイヌ帝国北部で武装蜂起、独立した。ラシク朝ブレイヌや民主派ブレイネシアなどを打ち破り、5年間で国土を30倍近く拡大した。同じく、ブレイヌ帝国の残骸の中から生まれたホーンジニア・コミューンや、フェスニキア共和国と血で血を洗う死闘を繰り広げ、ブレイヌ帝国の旧領を蛮族領バファールから取り戻しつつある。ゲーム ロート☆リブリング では同名の公国が存在する。


【リギン川】

リギンボグエンを東西に流れる河川。リギンボグエン周辺の川幅は約200mほどである。内陸都市であるリギンボグエンの物流を支える重要な川であり、リギンボグエンを東西に貫くニテリオロパ-ラヴォア大陸間横断鉄道とリギンボグエンで交差している。


【SNN4ヶ国協定委員会の工場】

デクシ地区内にある義務労働再調整センターの事。ホファンブルク王国 の官僚機構が運営している施設。実際はSNN4ヶ国協定委員会が管理しており、スラム街の住人などを強制労働させている。


【砲艦】

ここでは砲艦 躑躅の事を指す。砲艦 躑躅は秋津洲海軍に属する軍艦で排水量400tの小型船でリギン川などの川幅が広い河川で活動することができる。全長45.5m、全幅、6.3m。兵装は8センチ単装高角砲 一門、NSIT製12mm機銃 1基、留式7.7mm機銃 5挺。


【ツェト島】

ホファンブルク王国東部のホファーナ海に浮かぶ島。王国直轄地であり、商業の中心として栄えている。ニテリオロパの玄関口として知られており、輸出入の中継地点である。


【貨客船】

ここでは貨客船コッコドリッロの事を指す。ライブリア共和国船籍で船のオーナーは秋日藩帝国人であるが、実際はイタリャーナ十字架連合政権の運輸会社が運用している。


【転生者】

異世界転生した人。異世界転移とは違い、異世界出身の両親から産まれてくる。大抵は物心を持った年頃や何かしらの事件を契機に思い出すことが多い。この世界では、長年、悪魔憑きや狐憑きの類と同視されてきており、差別されることもある。


(第一章 第一話(破))

【リギン川北部通用橋】

サヌーデル地区とデクシ地区を繋ぐ橋。一般人が通行することはできない。サヌーデル側に騎士団の詰所があり、デクシ側にはSNN4ヶ国協定委員会の各国部隊が交代で駐屯している。


【長い銃】

ここでは No.4 Mk I (T)の事を指す。イギリスのリー・エンフィールドの狙撃銃派生型である。現実世界ではフォークランド(マルビナス)紛争の頃まで用いられた。この世界でも大英帝国が狙撃銃として採用、実際に運用されている。


【国際連合貿易共通語】

この世界では、国際連合が各領界間の貿易推進の為に、ラテン語と英語を元にして共通言語を作っている。学習が推奨されているが、一般市民などにはまだ広まっていない。


(第一章 第一話(急))

【ソヴィエス人民王国】

第二次ラッスィースカヤ内戦にて分離独立したラッスィースカヤ系の国家の1つ。異世界転移者が率いる国家で、革命君主制という主義を掲げている。革命君主制とは1人の国王に権力を集め、その国王の庇護の元、国民は全て平等であるという思想である。


【ラッスィースカヤ連党国】

かつてはラッスィースカヤ・ソヴィエト社会主義共和国連邦と呼ばれていた国家。ラッスィースカヤ・ソヴィエト社会主義共和国連邦は第二次世界大戦の後に、内戦を経て、崩壊した。ラッスィースカヤ連党国は共産党の一党独裁体制を廃して、ラッスィースカヤ・ソヴィエト社会主義共和国連邦以前のマスクヴァ大公国の君主主義者と妥協して生まれた国家の為、政治的に不安定な国家として知られています。ソヴィエスとルーシを3年前にラッスィースカヤ本土から追い出すことに成功した。


【CCCP・ルーシ革命継続国】

第二次ラッスィースカヤ内戦にて分離独立したラッスィースカヤ系の国家の1つ。共産主義革命の継続を主張し、全世界で工作活動を行っている。ラッスィースカヤ本土から追い出されて以降は、バオロ本土・ソヴィエト社会主義共和国を主要加盟国として存在している。


【王国暗部】

ホファンブルク王国の諜報組織。国王直属であり、サンスカリア領界随一の諜報能力を持つと言われている。周辺大陸にも密偵が派遣されており、サンスカリア領界内では、超大国を上回る情報力を持っているとされている。


【過激派左派連合】

ホファンブルク王国のスラム街で活動している左派の反政府勢力が結集した組織。リギン川閉塞を目論んだシュウによって集められた。ヴェリアの顔の広さによって多種多様な組織が参加している。以下は、参加組織の一覧である。リギンボグエン革命戦線、蝋燭と血色、(右翼過激派)祖国進展委員会、(独立派)トゥグス人民党。外国の支援組織として エケル社会主義国 革命戦士軍 同志列強国奉仕部隊、中華連邦共和国 第256特殊作戦部隊が参加している。


【ヴェリアの孤児院】

ヴェリアが運営しているデクシ地区の孤児院。50人ほどの孤児を養っており、リギンボグエン革命戦線のメンバーが世話をしている。


【リギンボグエン革命戦線】

ヴェリアが率いている反政府勢力。主にSNN4ヶ国協定委員会に敵対している超大国から武器を密輸してそれを他の反政府勢力に売り捌いている。デクシ地区内部でSNN4ヶ国協定委員会の武器庫や義務労働再調整センターなどの襲撃を繰り返している。


【ボーワトピア大陸】

ニテリオロパ大陸の南に位置する大陸。過半を蛮族領バファールが占有しており、人類側の領域は北部の1部や、西部海岸部、東部、南部などに限られている。有力な国家は、南部のオランクトヴァール連邦自由国、北部のカポランド制海王国、スーレゼクリシア軍事委員会、東部のユイツ帝国、西部のスコマリ王国などがある。


【オランクトヴァール連邦自由国】

ボーワトピア大陸最南端に位置する秋津洲の旭日共栄国。B・O南部対魔共同連合の盟主。移民を多数受けいれているため、人種が多様で、冒険者のメイン拠点になっている。日本神聖神州皇国秋津洲連邦の軍が大規模に駐留している。


【フレイ=フォンテン】

オランクトヴァールの首都。近代化した街並みで人口は約300万人。移民を受け入れ続けており、なおも、人口が増えている。郊外に秋津洲の陸軍・海軍航空隊の巨大基地が整備されている。


【フォルトリア15番街】

フレイ=フォンテンの中心街。大統領宮殿や政府の関連機関が立ち並んでいる。秋津洲の大使館もあり、ニテリオロパやボーワトピアの超大国の要人が秋津洲の関係者と会談する時によく用いられている。


【ホワイト・ディペロップ】

全世界に流通している違法薬物。依存性が強く、摂取しないと衰弱死するようになってしまう。更に、過剰摂取すると、攻撃的な性格になり、反射神経などの身体能力が向上する。その為、少年兵などに使用され、戦場に投入される事もある。


【ラクフ共和国】

ニテリオロパ大陸中央部に位置するホファンブルク王国の隣国。アメリゴ合衆国の自由貿易圏国で、政治や経済がアメリゴの強い影響下にある。


【クスクマリア】

ラクフ共和国の首都。小さな都市で物流の多くをリギン川に依存している。農作物の集積センターがあり、ここからリギン川沿いの諸国に輸出している。


【ロアド米軍飛行場】

ラクフ共和国 ロアド村近郊にある米軍基地。米陸軍航空隊が使用している。民間機もたまに着陸しており、ロアド村の活性化に繋がっている。


【調整者】

アデルハイトに語りかけてきた謎の存在。今、明らかにできる情報はない。


【異能力者】

この世界では、稀に特異な能力を発現する人類が存在する。詳しい原理は今のところ、解明されていないが人類が蛮族に対抗する上で重要な戦力として扱われてきた。しかし、約400年前までは魔術師達に迫害されており、棄民政策として荒野に追放された異能力者たちがアンホーリィ社会主義連邦を建国し、全世界に戦争を挑み、引き分けに持ち込んだ。それからは、続く第二次世界大戦や、開放時代のあちこちで起きた戦争で活躍し、英雄として扱われ地位が向上した。現在では、魔法技術や科学技術の発展により異能力者が戦争の趨勢を左右する時代は終わりつつある。


【異能力者協会】

異能力者たちが結成した国際的な互助組織。アンホーリィ社会主義連邦で結成され、今や、全世界に支部を持っている。その影響力は強く、超大国ですら無視することはできない。歴史的な過程から魔術師ギルドとの仲は常に険悪である。

ニテリオロパ大陸の地図はAzgaar's / Fantasy Map Generatorを、

リギンボグエンの地図はMedieval Fantasy City Generatorを使用しています。

どちらも素晴らしいものなので気になった方は是非!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ