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移ろいのダンジョン世界で楽しく生きたい  作者: ルケア


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56/57

56話 戦力過剰です。知ってた。

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 ダンジョンは無事に攻略した。圧倒的だったな。ゴブリンも、大きなゴブリンだったんだけど、所詮はゴブリンなんだよ。2mくらいしかなかったしな。


 囲む必要すらなかったよ。ウィリアムが吹き飛ばして、マティアスが斬り飛ばした。それでおしまいだったからな。こっちの戦力が強すぎるんだよな。


 召喚モンスターが強いと、こうなるよな。楽勝なんだよなあ。ダンジョンって、もっと難しいものだと思っていたんだけど、楽勝過ぎる。戦力が違うんだよな。


 ダンジョンは、あくまでも人間用なんだ。人間が頑張れば、攻略できるようになっているんだよ。それが、召喚モンスターで攻略するんだから、楽だよね。


 もうちょっと、高難易度のダンジョンが欲しいです。何でもいいぞ。難易度が高ければ、どんなダンジョンでも構わん。95%は洞窟型のダンジョンだって話だけど、違うのでも良いぞ。


 それで、宝箱の中身は、球だった。青色の球だったんだよな。何だろうなって思いながら、ギルドに持ち込んだんだけど、球の大きさもそこまで大きくなかった。


「これは、スキル球ですね。良かったですね。アイテムですよ。中身は剣戟のスキルですね」


「あの、スキルって何ですか? ちょっと知らない言葉なんですけど」


「まあ、そうでしょうね。基本的には売ってしまうものですし、使うのは貴族くらいですから。スキルって言うのは、魔法みたいなものなんですよ。ちょっと違うと思っていただければ」


「魔力は使うんですか?」


「スキルに因りますね。強いスキル程、何かしらの代償があると言われています。確定では無いんですけど、魔力も減るものがありますね」


「それで、剣戟のスキルは、どのくらいの値段になるんですか?」


「珍しいものでは無いので、金板1500枚といった所でしょうか。そこまで大きな代償を払わなくてもいいタイプのスキルだったと思いますけど、詳しいことは知りませんね」


「そうなんですね。解りました。売りますので、お金をください」


「少々お待ちくださいね」


 スキルかあ。無いと思っていたんだけどな。あるのか。あってもおかしくはない世界だろうとは思っていたけど、聞かなかったからな。無い物とばかり思っていた。


 でも、アイテムを使ってまで、スキルが欲しいとは思わんよな。強いのかもしれないが、死んだら終わりなんだから。召喚モンスターに使う方が良いんじゃないかなあ。


 詳しいことは解らんけども。どうなんだろうな。強いスキルがあれば、ダンジョンの攻略にも役に立つんだろうけど、貴族がダンジョンを攻略するのかな?


 その辺が謎だよね。貴族がダンジョンに潜るのか。潜っていてもおかしくは無いけども、あんまり潜っている印象は無いけどな。ぬくぬくやってるようなイメージがある。


 となると、戦争に使われるんだろうか。でも、司令官クラスだよな? 前線で戦わないんだから、必要なくないか? 貴族がスキルを得て、何の特になるんだろうか。


 まあいいけどね。お金になるんだから。お金で良いよな。誰かに使うってのもなあ。違うだろうし、使うとしても、マティアスくらいだろう? 必要ないよな。


 現状でも、強すぎるんだから、これ以上に強くなってもな。必要ないよなあ。売ることで確定しても良いよね。使わんよなあ。


「お待たせしました。金板1500枚です。お疲れさまでした」


「ありがとうございます」


 さて、対価で使う分のお金は抜いて、商業ギルドに預けに行かないといけない。買うものは特に無いからな。酒と果物と農作物くらいだろう? 必要ないよな。


 あ、造血剤は買わないと。必須で。無いと次の日からが厳しい。簡単に回復するとは思えないけど、無いよりはいいよね。有った方が良いのは確実だからな。


 対価の準備はいつも通りだ。まずは、ダンジョンに行く。ダンジョンに行ってから、市場に行って、酒屋に行って、吸血されると。スケジュールはばっちりだ。


 さて、そうとなったら、ダンジョンに行かなければ。商業ギルドにお金は預けた。手数料がかかるけど、仕方がないよね。そういうものなんだから。


 で、1時間くらい、ダンジョンに潜っていたかな。ジャックが満足するまでピングウを食べてもらった。結構食べたんじゃない? 私はそんなに食べられないからな。


 次に市場に向かった。カーチャとヘカテリーナの対価を買って、満足したんだろうと思う。満足するまで買ったからな。カーチャは小食だけどな。


 ヘカテリーナも少ない対価で何とかなっている。だって、ほどんど何もしていないしな。贅沢を言わない召喚モンスターで助かっている。奉納とか、どれだけでも出来るもんな。


 それで、酒屋に行くと。今回もなんだ。すまないな。樽をコップ代わりに飲む奴が居るんだ。仕方がない。私が運べれば良いんだけど、運べないからな。


 酒屋の店主も慣れてくれ。毎度毎度、こんな感じなんだ。マティアスはまだいいが、ウィリアムはなあ。建物よりも大きいからな。しょうがないなあ。酒屋には申し訳ないが。


「あの、手加減してくれると嬉しいな」


「死なない程度にはするさ。造血剤も飲んでいるんだろう? 大丈夫だろう」


 そんな訳で、吸血されました。10秒くらいかな? 気が遠くなっていくんだよ。血液が無くなっていく感じがやばいんだよなあ。今回も結構飲まれたな。


 ああ、駄目そうだ。気が遠く、ベッドに行かないと。床で寝るのは、勘弁願いたい。体が痛くなるからな。ベッド、ベッドに。

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