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19話 さっさと次に向かうんだよ

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 戦闘は始まっているが、それを見ている余裕はない。地図がどんどんと広がっていく。と思ったら次の敵を見つけた。早いな。そんなに進んでいないのに見つかるものなのか。


 結構ダンジョンって敵がいるのな。こんなに早くに見つかるとは。視界共有は色々と忙しいぞ。でも、暫くはそこまで進まないかな。とりあえずで、何とか。何とかなると思う。


「おっしゃ。戦闘終わり。ロルフ、剥ぎ取り頼むわ」


「あ、こっちは次の敵を見つけました。なるべく早めにお願いします」


「え? 早くね? まあ剥ぎ取りには時間はかからねえが」


「先に進むわけにはいかねえからな。とりあえずは粘っておいてくれ。出来るだけこっちに近づけておいてくれればいい」


 それはアナベルがやってくれている。徐々にこっちに来ながら回避に専念をしている。楽勝って感じだな。そもそもアナベルが前衛でもやっていけるからな。


「うし、剥ぎ取り完了。さくっと行くぞ。……斥候が早いとこうなるのか」


「おっしゃ、じゃあ進むぞ。とりあえず時間的にはそんなに離れてねえな。さっくりと行こうぜ」


 前進を開始したパーティー御一行。普通がどんな感じなのかが解らないからな。何とかなるだろうで進んでいるんだが、本当に何とかなるよな? まあ良いけど。


 きちんとアナベルには1層だけって言ってあるし、大丈夫だろうとは思うんだけど。大丈夫だよな? 階層を跨ぐには階段があると聞いているから、それ以上奥には行かないはずなんだけど。


 まあ私のお仕事としては、地図を何とか完成させるのが仕事だからな。1層から2層までの最短ルートさえ解れば良いんだけどな。最短ルート探しには時間がかかるのかは解らんけど。


 そんな訳で、昼休みも取りつつ、時間いっぱいまっでダンジョンを探索した。次の階層に進む階段は午前中には発見したので、最短ルートを逆算しながら攻略していった感じだな。


 最短ルートの割り出しも多分終わったと思う。これが最短だと思います。え? ダンジョンってこんなに簡単で良いのかって思うくらいには地図が完成したんだけど。


 次からは2層に潜れるな。2層はピングウと呼ばれる豚のモンスターだ。美味しいお肉が特徴らしい。お肉か。嵩張るな。2層はとっとと卒業した方が良いかもしれない。


「おお、お疲れさん。出口まで帰ってきたな。いやー、こんなに走り回るとは思ってもみなかったぜ。何つーか攻略するような速度でダンジョンを回るとなると、これくらいの速度が必要なんだなって思わされる探索だったぜ」


「本来の速度がどの程度かは知りませんけど、私の斥候の速度はあんな感じですね。召喚モンスターもまだ1体しかいませんから出来ることがあれくらいしか出来ないんですけど」


「いや、十分だろ。見ろよこのホーンラビットの角の量を。明らかに異常な数を集めてきているぜ? 普通は50個も集まれば良い方なんだからな。今日だけで400は集まってるぞ」


「まあそれでも銀貨にはいかないんだがな。ホーンラビットの角の買取値段が安すぎるのがいけないんだけどな。しかし、弓矢を使う奴には必須の採取物だからな」


「矢じりに加工するんだから当然の事なんだがよ。1個で鉄貨2枚ってのも相当だろうと思う訳だぜ? 今日の成果はこんだけあっても銅貨だからな。人数で割れば鉄板って所か」


 そうなんだよな。安すぎるんだよ、ホーンラビットの角は。正直な所、どうでもいいレベルの採取物なんだが、仕方がない。1層で取れるんだからそうならざるを得ないんだけど。


 これだから遠距離攻撃の職業は要らないと思っている訳だ。矢じりでも鉄貨2枚が必要なんだ。矢となると幾らかかるんだって話だよな。近接戦闘科だけで良いよねって話で。


 赤字になるよなあ。と思う訳だ。その辺の石ころでも投げてた方が良いまである。パチンコとかって、鉄で球を作るんだろう? 割に合うのかって話だよな。


 私ならこんな感じでパーティーを組むのが良いとは思うんだよ。もう1人採取科を入れても良いかなって感じだな。採取は早い方が良いからな。その辺は要相談って事なんだが。


「でよ、ロルフとアルミンの部屋番号も聞いておきたいんだが、良いか? 正直、こんなにいいパーティーになるとは思ってなくてよ。聞けるなら聞いておきたいぜ」


「おっ、良いぜ。俺の部屋番号は2058番だ。そっちのも教えてくれよな」


「俺は3014番だな」


「俺は3121番だ」


「そして俺は4066番だ」


「私は5032番になります」


「お? アルミンも教えてくれるのか。もっといいパーティーを探すのかと思ったぜ。正直な所意外だったな」


「今日の速度についてこれるのであれば歓迎ですね。私としては初探索だったので、こんな感じなのかって感じがするんですけど、これ以上は望めないかなと思ってます。でも後採取科が2人くらいと近接戦闘科が2人くらいは欲しいですかね。どんなダンジョンを攻略するのかは解りませんけど、攻略するならそれくらいの戦力は欲しい所です」


 そんな感じだな。近接戦闘が出来る人が5人。採取が出来る人が3人。その位いれば問題ないとは思っている。まあ魔法科が居ればなお良しといった所か。


 ダンジョンは攻略するものだ。資源集めもいいかもしれないが、やっぱり攻略してなんぼの世界だと思う。攻略に必要な人数と、ある程度の採取物を狙える採取科が居れば大丈夫だろう。


 そんなところかな。今日のパーティーメンバーは当たりだと思っている。いきなり良い人たちを引けたなと思っているところだ。何度か組み直さないといけないのかと思っていたところだからな。

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