14話 色々と聞いたんだけど、良いんだろうかね?
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ある程度色々聞いた。疑問に思う事はかなり聞いたと思う。解決したかどうかで言えば、解決していないこともあるんだけど、それでも聞いておきたいことは聞いた。
何で止めたのかって段々と眠くなってきたからである。流石に夜も良い感じの時間だ。そんな時に長話もなんだ。出来ない訳では無いんだけど。
兎に角、質問会は終了した。聞いておきたいことも聞けたし、ある程度は何とかなるんじゃないかと思うようになった。まあそれでも解らないことはあるんだけど。
召喚方法については、詳しく聞いておいた。魔法陣で詳細を決めておくのが普通らしい。古式ではそもそも、何を呼び出したいのかが解らない場合が多いんだと。
呼ぶ側も解っていなければ、呼ばれる側も解っていないんだと。今回の契約は、魔法陣にある程度の文章が書いてあり、自由度が高そうな契約且つ私の血液が気に入ったそうだ。普通はあんな契約方式では呼び出しには応じないことが多いらしい。
好奇心が勝ってしまったんだと。普通ではありえない魔法陣に、一体どんな召喚主かと思ったそうだ。まさか古式に毛が生えたような方式でやっていたとは思わなかったそうだ。
後は、召喚限界についても聞いてみた。聞いてみたが、解らないんだそうだ。何かアーティファクトが存在するのではないかと言われているが、見た事は無いんだとか。
限界が解らないのは辛い所である。何を呼び出したのかを考えながら召喚をしないといけないのはその通りなんだと。召喚体は死なない。ただ戦闘不能になるだけだ。契約の続く限り契約主に縛られることになるんだそうだ。
一生を縛られることもあるそうだ。長寿種に当たると、死なないから一生を主従関係で居ないといけないんだそうだ。まあそれでも抜け穴はあるみたいだが。
今回私が用意した契約内容では抜け穴だらけなんだそうだ。召喚契約を破棄しようと思えばできる内容なんだと。それはちょっと不味いんじゃないかと思った。
不味いよな。大分不味いよな。対価を用意しないだけで契約破棄が出来てしまう内容だと言っていた。まあ私の種族自体が短命種だから待つことは吝かでは無いそうだが。
「さて、我もここまで話したんだ。対価を貰おうじゃないか。そろそろ話も切り上げるんだろう? それなら対価を払ってもらう。契約上は何も決まっていないんだから当然だろう?」
「え、えっと? まあ、そう、なるんですか? ……解りました。覚悟を決めます」
「では対価を要求しよう。我に話しかけるときは敬語を辞めよ。召喚主なのだからな。もうちょっとしっかりと主張をしてもらわないと困るな。下手に出るのは得策ではない。例え我の様な自分よりも上位の者を従えるにしてもだ。契約は絶対だからな」
「解りま……解った。今度からはそうする。慣れない所もあるから間違えることもあるだろうが、基本的には、こういう話し方で行かせてもらう」
「ではそれで。出来れば、召喚主には常にそういう口調を望んでいるよ。誰に対しても下手に出ないように。もちろん上位者であれば例外だが、同格の者にはそのような口調で頼むよ」
なんか対価にならない対価を貰った気がするが、気のせいだろうか。だけど口調かあ。口調は難しいぞ。慣れがね。慣れがあるからどうにかなるのか?
解らん。解らんぞ。その口調を簡単に言うと、舐められないようにしろと言いたいんだろうけど、今まで慣れ親しんだ口調で話すなという事だからな。これが結構難しい。
舐められない口調な。頑張ってみるか。違和感バリバリになるかもしれないけど、探索者になるんだもんな。舐められたら終わりなところがあるよな。
探索者の風評被害なところがあるかもしれないが、舐められたら終わりな感じがするからな。いや、前世の物語の様な荒くれ者と言うよりは、エリートなんだけども。
個人的には探索者はエリートだと思っている。選ばれた人たちしか成れないんだからな。ダンジョンを攻略するためのエリート集団が探索者だ。そう思っている。
「まあ直ぐに変えろと言われて変わるわけでは無いとは思うが、なるべくはそうしてくれ。我の召喚主が舐められるのは困るからな。我の格も下に見られる。それは気を付けるべき点だ。我はこれでもヴァンパイアバロネスだ。並では無いのだよ」
「解った。何とかしてみよう。ただ、そちらの世界ではどうなのかは知らないが、こちらの世界では探索者はエリートだと思う。ダンジョンを攻略する資格みたいなのが必要なんだ」
「おや? そうなのかい。ダンジョンと言ったら見つけた者が攻略するっていうヴァンパイアの文化とは少し違うのかね? それだけ種として弱いという事なのかもしれないけども。多少は斜めに傾いておきなよ。権利を得るとすぐに伸びる可能性もあるからね」
「斜めに傾くって言っても解らない所があるんだが、要するに増長するなって事なのかな? それはしないな。あくまでも私は召喚主であって、戦えないからな」
そうなんだよね。戦えないんだよな。普通に無理だから。もしかしたら魔法科に行けばワンチャンあるかなって程度だからな。近接戦闘は絶対に無理だし。適性も無かったからな。
まあもしかしたら、魔法科に転科することもあり得るかもしれないし、考えるのはタダだからな。想像をするだけなら出来ない事でも良いからな。
そんな訳で、私の初めての召喚は終わった。前途はどうなるのか解らないけど、とりあえずは何とかなりそうな気がしている。何とかなるんじゃないかなあ。




