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10話 契約の対価は何でもいいけど、どうしようね?

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 契約には対価が必要だ。強いモンスター程良い対価を望むという訳では無いらしい。できうる限り質を上げた方が良いのは確かなんだが、質とは関係ない所で決まるそうだ。


 一説には、モンスターの要求に応えないといけないと言われているらしい。モンスターの要求するものはアーティファクトである可能性もあるし、そうでない場合もあるそうだ。


 何が何に対応しているのかは、目下研究中の様だ。ただ、複数のモンスターが出てくる場合が多いらしい。例えば肉。肉を対価とした場合は、肉食のモンスターが呼び出されるのだとか。


 肉食のモンスターは数知れないほどの種類がある。それのどれが出るのかはよく解っていないのだとか。……じゃあどうしろと? まあやるしかない訳なんだが。


 そして、モンスターを召喚するには時期が重要らしい。一応いつでも召喚出来るらしいんだが、月齢が重要らしいんだよな。非常に面倒だが、そうらしい。


 月齢が悪いと契約に失敗することがあるんだそうだ。契約に失敗するのは、月齢が悪いか、契約上限に達しているかのどちらかである場合との事だ。


 もちろんだが、対価は消費される。そして、月齢が悪い方がより弱いモンスターが召喚されるらしい。これについては諸説あるらしいが、どうもそうなんだそうだ。


 そして、月なんだが、3つあるんだよな。青い月が月齢が20日で、赤い月が月齢が30日、緑の月が月齢が60日らしい。そして、次に全部が満月になるのは9月10日なんだそうだ。


 その時までに対価を何かしら用意して、夜に祈りながら召喚をするんだそうだ。来てくれと願いながら水晶を握りしめるのだとか。魔法陣とかは必要ないらしい。必要ないの?


 まあその辺は自由にしてくれとの事だな。私は魔法陣は有り派だ。魔法陣を用意しなきゃいけないが、いけないがどうしよう。その辺は何とかしないといけない。


 まあそんな感じだ。とりあえず、対価を用意して、月齢が良い時、全部が満月になる時に、9月10日に魔法陣を用意して、対価を魔法陣に載せて水晶をもって祈れば良いと。


 ちなみに召喚モンスターを収容する水晶だが、細長く加工されている。持ちやすくはなっているな。私には少しばかり大きいのが気がかりだが。


 兎も角、対価はとびきりの物を用意しないといけない訳だな。だって、召喚上限が1体の場合もあるんだから。なるべく強いのを呼びたい。私に用意できるのかという疑問はあるんだがね。


 まあまずは魔法陣の作成からだな。魔法陣なあ。代表的なのは五芒星や六芒星だよな。そこに意味ありげに文字を並べていけばいいんだろう?


 購買に行かないといけないな。魔法陣の大きさを決めないといけないからな。布で良いよな。大きな布が売っているのかどうかだよな。どうだろうな。


 後は魔法陣を書かないといけないんだけど、書くのか。インクで? まあ用意するけども。とりあえずは購買に行ってみないと解らない。


「これで、召喚については一通り説明は終わったよ。とにかく召喚モンスターが欲しい場合は月齢を気にせずに召喚すればいいが、月齢の良い時に召喚することをお勧めするよ。それでは今日はここまでだ。焦って召喚をすると碌な事にならないからね。我慢するんだよ」


 解っておりますとも。とりあえずは9月10日に召喚をする。それに合わせて対価を用意する。魔法陣も用意する。当面の間は魔法陣の作成に勤しまないといけない。


 さてと、購買に行かないとな。布を買って魔法陣を作成しないとな。魔法陣は必要だろう。ロマンが足りてないよな。ロマンで良い召喚モンスターが現れるのかは解らない所があるんだが。


 私はロマンを大切にする方が良いとは思うんだよね。ロマンは大事だよ。それを理解してくれる召喚モンスターが来てくれればいう事は無い。


 という事で、購買にやってまいりました。布は何処だろうなあ。布とインクが必要なんだけどなあ。お、あったあった。横幅が2.5mくらいのが最大か。大きければ大きいほどいいよな。


 インクはある。もちろんだがあるな。これも買うだろ。後は何が必要なんだろう。対価って言っても、色々とあるよな。何がモンスターの琴線に触れるのかが解らんのだが。


 購買で物色していたんだけど、これだっていうものが特に無かった。無かったか。どうしようかな。とりあえず、肉で行く? それはちょっと違う気がするんだけど。


 それはちょっとなあ。肉はとりあえず2回目に取っておきたい。1回目は特大の召喚モンスターを呼びたいんだよな。役に立ちそうなの。それが良い。


 そんな訳で、うんうんと悩むことになった。何が良いんだろうな? どうすればいいんだろう。何を用意すればいいのかな。対価と言えばなんだろう。


 その後、9月7日の午前中にも授業を受けたんだが、召喚モンスターの運用方法についての授業だった。なかなかに面白い運用方法だったな。


 よくあるのが大ネズミの召喚モンスターなんだそうだ。ラットルって名前らしいぞ。そいつの運用方法を学んだ。まあ体のいい斥候だよな。


 すばしっこいし、召喚モンスターだから罠に掛かっても水晶に戻ってくるだけだからな。当然のようにやられ役を押し付けるのが良いそうだ。


 罠解除(ライフで受ける)をやらせるのが良いんだってよ。それまでは索敵をさせるのが定番だ。とりあえず、安全圏でいろいろできるよねって話だな。


 まずは召喚する。視界共有でどんどんと探索をしていく。敵を発見したら逃げ回って味方が到着するのを待つ。罠があれば、積極的に引っかかりに行き、漢解除をすると。


 そういう運用が一般的なんだと。ただ、活躍をした場合は、報酬を与えないと召喚モンスターが機嫌を悪くしてしまう。ちゃんと報酬は与えましょうねって話。


 そんなこんなで授業も過ぎていったんだが、対価をどうしようかな。何か用意できる良い対価は無いものか。何もない気がするんだけど、気のせいか?

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