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登場人物

赤城(アカギ) (カエデ)

作中で「私」と言っている人物

突然ですが、ドッペルゲンガーって信じますか?

ドッペルゲンガーとは自分にそっくりな人間のことです。

そしてドッペルゲンガーに出会ってしまったらどうしますか?


これは、ある少女が自分に出会ってしまう咄。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


高校2年生の秋、クラスのみんなはもう志望校も将来の夢もはっきり決まっていて受験勉強まっしぐらという受験特化型クラスに在籍しているが自分は親に強制的な入れられた身なのでもちろん将来の夢も希望もない。そんな自分がこんな激しいクラスにいるわけなので浮いてくるのも当然である。


「受験する気がないなら学校に来るな。」


あーあ。とうとう言われてしまった。そうだよ君の言っていることは正論だ。

後ろの席のやつにそう言われ続けたせいか周りの人も私を見えないように扱い耐えきれなくなり今に至る。


そんな程度でと思う人が多いのであろう。

私は弱い人間だ。

今はそう思っておいてくれ。


世間で言うところの『不登校』というやつになってからはや2ヶ月。罪悪感に溺れていまにも息絶えそうなそんな時であった。


私は私によく似た女の人を追いかけていた。

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