表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

はじまりはじまり~(別

作者: 様何で太

今日も天気だごはんがうまい!

やあ、俺は東 (とう) 病室の窓が東側だって理由だけで

この名前になってはや15年のボンクラだ

今は朝だ、朝御飯を食べているんだが、

 珍しく早起きしている!

何故かって? 今日は待ちに待った遠足の日だからだ

  そして、   

 15の今日の遠足は はっきり言って人生に一度の遠足だ‼

今日の日にしかないってこと!

 他の遠足とは格が違う! 去年の遠足が百だとすると

今日の遠足は1000万オーバー 毎日遠足しても足りない位だ

 何故かって? 今日行く所はズバリ異世界だからだ!

やっと、… やっとこの日が来た 神様、今まで生かしてくれて

ありがとー! でももうさよならサ、 ふっ

 僕は異世界に行くんだ!


この世界、第30分一月の世界は、12月の世界の通路の

構築に成功した

 そこには無数の世界があり この世界の作りと似ている世界が

すべての中に極少数有ることを見つけた

 12月の世界の遠足は15歳の通過儀礼として

この日のおよそ3百年前に取り決められた

 それは新たな世界を求めて決められた決定であった……


「おはよー」   「おはよー」

学校前の門には今日も元気な学生が通りすぎている

 この学校の人数は多くはない

一学年が今日いないので更に少なくなっている

 この世界は人が少ない

皆外に出掛けるので更に少ない

 異世界は多くの問題があるにもかかわらず皆外に出掛ける

何故か? 

 それはその様に教育してきたのもあるが

ろくな仕事がないのもその原因の1つである

 勿論行かなくても暮らしていける

しかしそれは最低限の底辺に成らざるを得ない事でも

あったのだ

 その為みな外に行く それは決められた事でまちがい様もない

決定事項であった

 何故かも考えられない物だったのである

誰も逆らう筈もなく、

当然である そんな事やって何の特になる?

俺はしない!

だって異世界ダゼ! いかない手など無い!

 親は反対しない 何故なら親は異世界人だからである

そうやって皆入れ換えて生きているのである

 それが普通であろう事は最早疑い様の無い明確な概念の

様にみんなそうやっている

戻ってくるとかは出来るよ、当然ね そりゃ自由さ

やればいいよ 俺はやらないけどね

そりゃそうでしょ?冒険しないの?

世界に籠ってなよ…… 俺はやだね

という訳で、来たのである 今教室の中にいるのである

ここから俺の旅(冒険がはじまるのである~うん~ん!

しかし朝の教室は静かである

それは誰もいないからである!

その位の速さで来たのだからいないのは当然である!

「皆熱意がねえなあ、本当にわかっているのか?

この日の事を、いやわかってない!だって異世界ダゼ?

おかしいダロ!何故熱く成れないんだ!」

 独り言である

もう飛び上がりたい位にはたまって燻っている

それを誰もいないだと?

みんななにやってんの!ちょっと小一時間問い詰めたい

それについての説明を要求する!

もし遅れたらただじゃおかん、本当にわかってる?

わかってたら返事!

「アラおはよう、忘れ物かな?」

後ろから声がする 

奴だ! 先生だ! とうとう来やがったゼ!

 「皆今日は来ないわよ?自宅待機になってるのは

知ってるわよね?」

なにをオオオ! ナンだとオオオオオ!

この先生、南先生は 若い女性の先生だ

とても素敵でかつ頭もいい まあ当然なんだが………

しかし少々もろいところがある

 そこが要注意だ

「まさか行きたくないの?ダメよ、にげちゃ」

 くっ … この屈辱!

下を向いてガックリとうなだれている俺に更なる追い討ちが…


 「どうしてもイヤなら帰らないでいいのよ、

    それで済むからね」 てへペロッ

ノオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 いまさらっとなに言ったああああ

チクショオオオオアアアア ウウ アウウウ

ナンだとオ!この俺の今までの努力が………無二チル

膝から崩れ落ちる

 だ 駄目だ 力が、…ヌケル

「どうしたの?大丈夫?」  駆け寄ってきてチラッと

服装を乱す この人は全くそんな振りはみせて無い

完全に動きをマスターしているのだ!

かなりの熟練度である こやつ、できる!

 くそッ俺の今までの振りがこれでは無意味に成り下がる

まさか大人の魅力に屈するとは!胸がデカイ、足がほどよく開かれ黄金比を為している!このチラリズムよ、

まともに注視してはイカン 意識が持っていかれるぞ!

このダメージはデカイ

 なんとかしなくては、

このフィールドに於いてわたしの結界は今、破られた

先生の手が肩に置かれる

 「気分がわるいの?保健室に行きましょ!」

がっしりと拘束された 

 「南先生!学校では遠足と言ってなかったですか?」

主導権は渡さんぞ! この天使職の先生職と二つ名の持ち主よ!

 よもやこれ程の力が在ろうとは… ふっ世間は広いナ、

しかし俺は行くのだ! 異世界に!!

 やはり魔界に堕ちていくしかないのか…………

「便宜上はね、でもみんな知ってることでしょう?

まさか、……しらないの? 」

 なんだ、そんな重要な事を周知させないとは!?

でたなぁ、裏の忍者の朝廷魔界かぁ?そこなのか?寧ろそこなのかぁ!

病院で改造人間なのかぁ、ッ

「兎に角………少し落ち着きなさい、……しらないのね…………

  そう………… じゃ、なにも知らないってことか… この歳まで

しらないなんて………聞いた事無いけど、

  そう………  」


椅子に座らされた、 どうやらレアなケースらしい

  言っておくが授業のなかに今まで一切出てこなかったし

生徒間の会話にもそうゆうのはなかったんだぞ!

一度もナ!

一度もだぞ!! 一度も!!

どうゆうことだ! 罠か?ワナなのか?ハニートラップなのか?

 トローリトロトロとろけてちゃぱちゃぱグッチョリ

きたないですよ!

  なんですか、それはッ 今頃?

なんと、まだ準備があると?

 えっと…… ちょっと真面目になってちゃんと聞いとかないと

いけないな

 直前で問題発生なんてこれはお話によくある展開だな

あ、 俺はもしかしてかなりのレアケースか?

なんか、…すごくないか? 実は隠された秘密があるのか?

 ………うおおオ~キター、これキタ!オオッしゃあ~



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ