第九夜・『鉱物の本&鉱物そのもの』
ひっさしぶりのエッセイである。に、「二年以上の間更新されていない」ですと……! エッセイ以外の文章ばっかり書いてたから……すみません!
で、最後の更新から二年以上経った今、私がハマっているものとは……鉱物! いや昔から好きだったんですけどね、きらきらしたもの! 第四夜『価値がわかる宝石図鑑』でも「きらきら好きだ~」って主張したし! でもきらきらしてたらガラスでも良いという素晴らしくカラス的な感性!
……だったんですが、この間『クリエイターのための宝石事典』なる本を手に入れまして……(←アマゾンでおすすめされた)そのケタ違いの歴史の上に生まれた『宝石・鉱物』なる存在そのものに魅了され……! というかその辺に落ちてる石ころだって、きらきらしてないだけで言わば『地球のカケラ』ですからね奥さん!(←誰)
マントルで生まれた岩石が、地表に出てきて砂状に細かくなったり、また固まって大きくなったり、再び地中深くに沈み込んで、熱や圧力で性質を変えたり、その上でマグマに乗ってまた地表にこんにちはしてみたり……。その流れの中で誕生する鉱物! 中でも美しいものは宝石に……! その一連の『地球の神秘』みたいなものにも魅かれてしまった今日この頃。困るわ~……!
だって鉱物って本も結構お高いんですよ奥さん!(二回目)にもかかわらず相次いで手に入れてしまった『ずかん 宝石』『琥珀』『宝石Q&A』、そして『天然石のエンサイクロペディア』! 己の物欲におののきながらページをめくっているうちに、ふつふつと湧き上がる『鉱物そのものも手に入れたい欲』!
その上ちょっと地学的な側面もあるので、知識を詰め込みすぎてシンプルな頭がオーバーヒート。少し息抜き……と思って買った坪石さをり氏の鉱物まんがで『鉱物ほしい欲』が爆発。買っちゃいましたよ何か……『太陽系を表現』? したという天然石の詰め合わせセット!
丸く磨かれた天然石を惑星や地球に見立てたオサレなセット、ちなみに説明書は英語。水星は『ラブラドライト』、木星は『虎目石』、海王星は『猫目石』……といった感じ。
も~これが良い! 特に海王星の猫目ぐあいが! 深い海の色の丸石を指で転がすと、ふるふる揺れる光のバンド……めっちゃ素敵!
しかもこうやって鉱物の本とか買ってると、ネタがわんわか湧いてくるのよ! そして小話に『おしゃべりな紫水晶』とか出しちゃったせいで、またネットでアメシストのクラスター(←安いやつね)をポチリ……。沼! まさに沼!!
でも諸事情により(主にお財布の都合)『鉱物そのものを手に入れる』のはここでいったん打ち止めかな~……。
っと思ってたらたまたまのぞいた本屋で! 小学館の図鑑 NEO! 『岩石 鉱物 化石』見つけちゃったじゃないですか~! 買っちゃったじゃないですか~! 本だってお前、部屋のせっまい本棚のこれ以上どこに置く気だよ~!?
沼深し! 『宝石とか鉱物って良いな~』と思い始めている方々! この沼は危険だ! 近づいちゃ駄目だ~!!
……でもな……沼にハマるのも……悪くはないぜ……ゴボボボボ……(完)