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蒼い空のその下で  作者: 柊 ピロシキ
第一章 再開の春休み
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05. テニススクール1

一日で400人以上の方に読んでもらえて嬉しいです。

これからもよろしくお願いします。

「暗いお話はここまでね。ごめんね、蜜柑。僕の夢で悲しい話をして。」


「ううん、大丈夫だよ。それでお姉ちゃん、何で4時に起こす必要があったの?」


理由は事故のため休んでいたテニスを三年前からやり直しはじめたのだ。昔の実績から少し考慮してもらいジュニア育成の所に入れてもらえた。しかも、プライベートで!


「テニススクールにいってるんだよ、今。週五回で、6時からの三時間半プライベートでやっているんだよ!」


「だからお姉ちゃん、そんなにノリノリなんだ~。ついていってもいい?」


「きていいよ。って言うか、ついてきてください!道わかんないよ、駅までの。」


忘れている方もいるかもしれないが、僕は極度の方向音痴なのです。慣れてしまえば、どおってことないんだが、はじめの二三回は普通に迷ってしまうのだ。


バスに乗って15分揺られて、見知ったテニススクールに入っていく。


『臨海テニスアカデミー』


昔から僕と椿がジュニア選手育成コースにいたのが、このテニススクールなのだ。テニスコートが、ハード6面、オムニ14面、インドアハード10面と、半端なくおおきい。


いつも通りインドアの端のコートに入る。


「こんにちわ。永井コーチ。」


「はぁい、こんにちわぁ。今日も柊ちゃん可愛いねぇ~。」


と言うのは、僕のコーチの永井史織コーチ。ジュニア選手育成コースからのコーチで僕の数少ない理解者でもあるのです。


そして、永井コーチは元プロなのです!昔から日本には敵はあまりいなかった椿や強豪であった僕だから、すんなりとプライベートコーチになってくれたのかもしれないと、最近おもっているのだ!


メニューとしては、始めにコート10周で、始めの3周をジョギング程度に、次の4周目からは、本気で走ります。


そのあとストレッチをして、ストロークのチャンスボールからは練習をしていきます。


僕のスタイルとしては、すごい回転をかけたストロークで攻めて前で決めるか、浮いてきたボールを叩く、と言うスタイルです。


コーチは女子では珍しいタイプのプレースタイルだから、特別メニューをよく作ってくれる。


なぜストロークのチャンスボールから練習するのかと言うのは、まずそこがリラックスして打てないと、基本ストロークに力が入ると言うコーチの持論からやっています。


それを一カゴ終わったら、次にコーチと試合形式のラリーをします。展開の仕方を間違えるとコーチが攻めて来るので大変なのだ。また、コーチの球もかなり重いです。だからミスをすると、


「柊ちゃん?そこはミスしちゃダメだよ!キツかったら、弾道の高いボールを打ってにげなぎゃ。いつまでも男子の気分でいちゃダメだよ!」


とお叱りを受けるのです。


コーチが言うには男子はある程度力があるから、無理矢理コースを変えるのは出来るのだが、女子はそれをするにはタイミングをしっかり見なければいけないため、無理にコースを変更するのは力がついてから、となっているのです。



これも一カゴ分やったら、ミスの多かったところをしっかり直していきます。


「今日は、クロスに打たれたボールの処理が甘いから、ボールを出されたらバックサイドから走って行ってボールを返球する、と言うメニューからね。」


となり、バックサイドから走って行くメニューだが、少し辛いのが一球のボールだけで振り回しをも行うということだ。少しでも甘くなると、コーチが決めに来るから大変なのだ。タイムは10分間。ずーっと走ってとりにいく、と言うディフェンスの練習をした。


「じゃあ、10分間休憩ね。」

読んでいただきありがとうございます!

テニスについては出来るだけリアルに近いものを目指しているのですが……… 表現が拙いと感じてしまう今日この頃です。

感想など、書いていただければ嬉しいです。

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