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第2話 その日、変わったこと

「ひとちが」シリーズ第2弾、生徒会編!


・・のはずが、今話には生徒会のせの字も登場しません^^;

むしろ前作「たった一つ違う授業」の後日談っぽくなってしまいました。


・・・ともかく、お楽しみ頂けたら幸いです^^;

なれど一つ違う才能



第2話 その日、変わったこと



「何かお悩み?立花さん。」

「あ、飛鳥井先生、今からですか?」

「そうなの~。ちょっと遅れちゃったから早く着替えないと。・・で、携帯の相手って、彼氏?」

 ぶっ

「ぇ、いや、・・ち、違います! 日高君と叶野君が今日の部活遅れるか、ひょっとしたら休むかもしれないと言う連絡があって、それで・・」

「・・・・・ ・・あ、そう。」

な、なんだろう、この間。・・そりゃあ、理由も無しで部活を休むって生徒に言われたら怒るのは当然かもだけど、・・それとは別な風にちょっとムッとしている様な・・

「・・それで、どんな理由で?」

「ぇ、えと、叶野君が体調不良で保健室で休んでまして、日高君はそのことでやることがあるので、と言いますか・・」

(うわ、口に出したらやっぱり理由になってない!・・)

「叶野君のことは私も軽く聞いてるから問題ないけど、日高君は・・まぁ、さぼりでいいでしょ、あの子ならそれで。」

「そんなあっさり!?」

思わず声に出てしまった。その反応に苦笑しながら先生は、

「・・ちゃんとした理由、彼、言わなかったんで困ってたんでしょ?だったら「その辺全部ひっくるめてさぼり」ってことでもいいんだろうし、立花さんの悩みも解決。ね?」

「ね?と言われましても、」

困ります。

「・・・もちろん、明日は今日の分も練習頑張ってもらうけど・・・フフフ。」

・・先生、目が怖いです。あと、日高君、ご愁傷様。

「まぁ、後は私の方から宮坂先生に、き・ち・ん・と、伝えておくから。任せて♪」

「・・・わざわざ強調している部分が気になりますが、よろしくお願いします。」

「はい。早速、弓道部新任副顧問っぽいお仕事してくるわね~」

「あ、はい。」

颯爽と更衣室から出て行く飛鳥井先生。

(副顧問か~。あの時はいきなり過ぎて、びっくりしたなぁ。)

多分あの場面にいたどの生徒も同じ意見だろうなぁ。




それは突然のことでした。

「今日から弓道部に入らせてもらいます。・・弓道は未経験ですが、これからよろしくお願いします!」

パチパチパチ~と一部の部員から拍手。私も拍手した。

「・・よし。叶野は2年とはいえ未経験だから、1年と同じような基礎体力作りと基本からやってもらう。教えるのは、・・推薦してきた日高にでもやってもらうか。」

「まぁ、基礎体力作り面倒だけど、頑張れよ。・・・て、先生、俺ですか!?」

「日高はお前しかおらんだろう。・・まぁ、そうだな。教えると言うよりも一緒にやればいいか。さぼりの多い罰だ。」

「・・・・・はい、謹んでやらせていただきまっす。」

「おう。早速今から行って来い。」

「がんばれよ~」

面白そうに、冷やかし交じりの激励をする2年3年部員と、

「ぁ、俺、さぼらないか基礎トレついでに見張りについていくっす!」

「「ぁ、そういうことなら私たちも!いいですよね?」」

練習途中の1年男子と1年女子仲良し2人組が、これまた面白そうに言って来る。やや呆れ顔で先生も、

「・・わかったわかった、監視いって来い。なんなら明日以降も行って来ていいぞ。」

「・・それは気が向いたら。」

「「・・・同じく。」」

「この場ののりで言ったな、お前ら!!」

「ぇ~、ソンナコトナイデスヨ、ジブン。」

「「ソ、ソンナコト、ナイデスヨ?」」

「なんで片言!? ぁ~、こうなりゃやけだ。とっとと行くぞ望。俺について来い!!」

「・・ついて来いって、何、そのテンションの高さ?」

はやし立てられながら、彼らは基礎トレの基本、ランニングに行った。

「・・・ほら。他も練習に戻った戻った。・・・まったく、なんでただの基礎トレであんなに盛り上がるんだか。」

ホントに何でだろう?

(・・でも、なんとなくだけど、その答えはこの部のほとんど誰もが知っている・・というか感じているような気がする。)


 そしてそれ以降は、いつも通りの練習風景・・・にはならなかった。

私は弓道場の中で練習していたのだが、外で基礎練習をしている1年生たちの一部がなにやら騒がしい。

「あれ?こっちに来てるの飛鳥井先生じゃない!?」

「本当だ。・・でもあれ、抱えてるのって、弓道の弓じゃ?」

(えっ?)

練習の手を休めて窓から1年生たちが見ている方向を見る。

確かに飛鳥井先生だ。先生は右肩に大きめのバッグと左手で弓が入っていると思われる袋を抱えて、こちらに向かって歩いてくる。

道場の前についた先生は、窓から見ていた私と目が合ったのでそのまま話しかけてくる。

「あ、立花さん、ちょうど良かった。練習中ごめんね。宮坂先生に取り次いでもらってもいいかな?」

「あ、はい。ちょっと待っててください。」

私は慌てて他の部員を指導していた宮坂先生のところに行き、一段落着いたところを見計らって飛鳥井先生が来ている事を伝える。

宮坂先生は窓の外で待っている飛鳥井先生を見やると、

「・・わかった。直接会うから、立花はそのまま練習を続けてなさい。」

「あ、はい。」

私にこう告げ、先生自身は道場の入り口まで行く。

「・・飛鳥井先生、どうぞこちらです。」

「・・・失礼します。立花さん、ありがとうね。」

「あ、いえ・・」

宮坂先生はそのまま飛鳥井先生を道場に上げる。道場に上がった飛鳥井先生は神棚に一礼を捧げる。

「・・女子更衣室はあちらです。着替え終わったらまた私を呼んでください。」

「わかりました。では、失礼します。」

私を含め多くの部員がそのやり取りをぽかんと見ていると、宮坂先生は眉をひそめ、

「ほら、休憩時間じゃないぞ!練習を続けろ!!」

「「「は、はい!」」」

厳しい顧問の一喝に、慌てて練習を再開するような動作を取る面々。・・でも、明らかに気になっている様子・・もちろん私も。

宮坂先生は不機嫌そうに道場の入り口まで行くと、1年生たちにも一喝し、うち一人の男子を呼び止め、なにやら指示していた。

指示された男子は、???と明らかにうかなそうな表情を見せながらも「行ってこい」と言われ、そのまま学校のほうに駆けて行った。

(なんだったんだろう?)



「・・着替え終わりました。失礼します。」

ガラガラと女子更衣室の扉から出てきたのは、手には弓とゆがけを、そして弓道着と胸当てまできちんとつけたいでたちの飛鳥井先生だった。

流石に弓を射る動作、射法八節に入っている部員はともかく、それ以外は再びざわつく面々。

「・・では、そちらに座って待っててください。八坂、穂月、ちょっといいか!?」

「はい、先生。」

「はい。宮坂先生。」

宮坂先生は、飛鳥井先生に下座で待ってもらうよう告げると、3年の男子部部長、八坂誠二やさかせいじ先輩と、同じく女子部部長、穂月香子ほづきかこ先輩を呼んで練習を中断して部員を集めるよう指示を出していた。

2,3年は道場内、1年は道場の外で射が見える位置に集合する。

(あれ?日高君たち、まだ戻ってない?)

チラッと周りを見たが2,3年の中に彼らの姿はない。一応、外の1年の方を見るけど、やはりいない。・・ちなみに2人の見張りに行った1年の子達は戻っている。

(そういえば、先生が指示を出してた子と見張りに行った子達は一緒に戻ってきていたような・・)

「では飛鳥井先生、準備をお願いします。矢は二手で。本座はあちらです。」

「・・はい。」

宮坂先生の声に考え事を辞めて飛鳥井先生を見る。

飛鳥井先生は弓を慎重に張り、かけにぎり粉をつけ、二手、すなわち4本の矢を持って指定された本座に跪坐きざする。

先生や生徒たちに見られて流石に緊張した様子だが、確実にこなしていく飛鳥井先生。・・というか、今更ながら確実に弓道経験者、それもにわかとはいえないレベルだ。

「では、・・とりあえず一手お願いします。二手目の矢は本座に置いたままで結構ですので。」

「え? ・・ぁ、はい、わかりました。」

戸惑う飛鳥井先生。・・これは無理もない。普通、二手やる際には、射位についてから二手目の矢2本を床においてやるはずだから。

「それじゃあ、一手と変わらないじゃん。」

「しっ!」

部員の誰かがつぶやいたのを慌てて止める。射が始まってからの私語はご法度、とはいえ、つぶやきたくなる気持ちはわかる。

「・・・・・」

でも、飛鳥井先生はそれはそれとして射に集中することにしたのだろう。1射目、的のやや上方。2射目、的の下側に的中。

「「「せい!!」」」

部員から掛け声が上がる。これは問題ない、というより誰かが的に中てた際は言うような決まりだ。・・私もこの1年で、自然とほぼ反射的に出るようになった。

「・・・・・」

2射、一手を終え、神棚に礼をして本座に戻る飛鳥井先生。もう一手続けて引くことになると思ったからだろう、姿勢は正座ではなく跪坐だ。

「・・お疲れさまです。後一手お願いしたいのですが、少々お待ちください。正座に変えても結構ですよ。」

「・・・? はい、わかりました。」

疑問の残る先生と部員たちを残すと、宮坂先生は何故か弓道場の外へ出る。

「・・そろそろのはずだが・・」

たまたま近くに正座していた私の耳に、ボソッとつぶやく先生の声が。何か待ってる?

「!! 遅いぞ、日高、叶野!ラストスパートだ!」

「げっ!宮坂先生!なんで!?」

「げっ、って、まずいよ、勇二・・」

顧問にどやされてビックリしたのか、慌てて駆け込んでいる日高君と叶野君。・・運動着は汗でびしょびしょだ。一体どれだけ走ってきたんだろう・・?

「ほら、とっとと中には・・・いや、汗だくだな。そのままゆっくりでいいから呼吸を整えながら1年のところに行け。1年、前の方を空けて!」

「「あ、はい!!」」

「よし。2人ともあそこから、これから行われる射をきちんと見るように。」

「ハッハッ、・・ハイ・・」

「はい、わかりました~ ・・な、なんなん・・?」

クタクタなのか、よくわからないながらも指示通り1年の集まっているところに移動する二人。1年はさらに場所を空ける・・まぁ、あれだけ汗だくだと近づきたくないよね・・


「お待たせしました。・・では、飛鳥井先生!二手目をお願いします!!」

「ヒェッ!? ・・は、はい。」

「・・あれ?飛鳥井先生、だよね?」

「ハー、フー。・・へ?飛鳥井先生?なんで??」

突然大きな声で、飛鳥井先生に次の射をお願いする宮坂先生。冷静でいれるか見るため?・・いや、これはむしろあの2人に聞こえるように?

「・・ぇ、えと・・・」

ちょっとあたふたした様子の飛鳥井先生。

(突然の大声というより、よく知っている生徒、日高君に見られたから、かな?)

なんとかといった感じで1射目を射る。・・でも、矢は届かず滑走。会も若干短く感じた。

ますますあせった様子の飛鳥井先生・・だったのだが、チラッと外を見て一瞬止まった。あの視線の先は、

(・・日高君、・・たまにやる顔だ・・)

そこにあったのは飛鳥井先生を真剣に見る日高君の表情。・・いや、先生をというよりも、その人がどんな弓を引くのかを真剣に見ようとしている目と言うべきか。もちろん、そこには矢が外れた、滑走したという結果になど見向きもしない、そんな感じだ。

普段、基本的におおらかというか不真面目で自他共に通しているが、ごくたまにこういった真面目な顔を見るとはっとさせられる・・気がする。


「・・・・・・・」

そして、飛鳥井先生の2射目、通算4射目も今までと違った。先ほどのふがいないと思われる3射目はもちろん、1,2射目よりも慎重に、かつ大胆に弓を引く。そのように私には見えた。

十分な会、離れ。矢は中らず、的のわずか左にそれたが、それを自らに刻み、次へとつなげるような残心。

・・・おそらく先生にとって、今現在、会心の射がそこにはあった。



「・・・お疲れ様でした。飛鳥井先生、弓を置いてこちらにどうぞ。部員たちは全員、道場に集合!礼は軽くでいいから急ぎで!」

「! 男子、女子部員とも、全員道場内に集合!!1年、急いで!」

号令一下、速やかに道場内に部員が整列する。上座方向から3年2年1年。

・・そして3年生の前には宮坂先生と、その隣に飛鳥井先生が正座している。

「さて、もうみんなもうすうす理解できていると思うが、飛鳥井先生を副顧問として迎えたいと思います。」

「弓道に関する知識や実力は先ほど見ての通りで、私が指導できると判断しました。何か質問のある人はいますか?」

「はい。」

颯爽と手を上げたのは八坂部長。

「八坂か。なんだ?」

「はい。副顧問ということですが、女子部の顧問とは違うのですか?」

それに答えたのは飛鳥井先生。

「宮坂先生は3年、受験生の担任をしてらっしゃいますから、なかなか部活に顔を出せないことがこれから多くなると思います。その際の代理の側面が大きいので男子部、女子部の副顧問とさせてもらいました。」

「私もまだまだ教えて欲しい事が多いということもありますし、少なくとも今年度はこの形で行きたいと思います。」

「わかりました。自分からは以上です。」

「他に何かあるか? 女子部部長穂月はどうだ?」

「質問はありません。むしろ女子部の顧問という形でも良かったのですが、そういうことなら・・」

「ありがとう、穂月さん。」

「他に質問はないか?教えてもらうのに反対という意見でもいいぞ?」

(いや、万が一、仮に思ってたとしても、誰もこの場でそんなこと言わないでしょ・・)

案の定、誰からも反論はない。質問もなかった。

「質問、反論は特になしか。・・・日高、おまえはどうだ?」

「・・自分は途中からしか見てないんですけど、・・そうですね。射の形もうちの部活で教えている形と同じっぽいので問題ないと思います。」

その発言に1年を中心に多くの部員はぽかんとした表情。逆に3年2年の一部の部員は、はっとした表情となる。・・ちなみに私と飛鳥井先生は前者だ。

宮坂先生はちょっとにやりとした表情で、

「そうだな。他のクラブや個人、流派によっては斜法打ち起こしなど別の形を採用している場合もあるが、飛鳥井先生の行った射は、自分が教えている射と同じと考えて良さそうだ。・・日高、良く知ってたな?」

「・・前の大会でどこかの学校がやってたじゃないですか。なんとなく気になって、榊先生に聞いたことがあるので。」

知らない先生の名前が出てきたので、またもや1年生はぽかんとした表情。そういえば、新年度に入って榊先生は来られていないっけ。

「なるほど。・・よし、ではこれから飛鳥井先生は本男子ならびに女子弓道部の副顧問となられます。・・全員、礼!よろしくお願いします!」

「「「よろしくお願いします!!」」」

「こちらこそ、よろしくお願いします!」

お互いに礼をする。

「やめ!・・では細かい部内での決まりや指導内容についてもう少し説明しますので先生はそのままで。時間は・・まだ30分あるな。では2,3年は練習の続き。1年は2,3年の見学。私語はするなよ。」

「・・後、日高は矢取りだ。叶野にやり方を教えてやれ。」

「オチにされたーー!・・ぁ、はい、やりますですよ。」

突っ込みを入れている途中で宮坂先生に睨まれ、すごすごと了承する日高君。・・あれって反射的なんだろうなぁ。

「・・ここでも変わらないのね。・・・宮坂先生を相手でもあの態度は、・・流石だわ・・・」

・・流石といいつつ、顔は呆れてますよ、飛鳥井先生。




 こんなことがあったのが、あれ?1週間とちょっと前?・・2週間経ってないよね?

「立花さ~~ん♪ 言って来たわよ。宮坂先生、叶野君については「わかりました。」で、日高君については、」

宮坂先生の真似なのだろうか。思いっきりしかめっ面をし・・ようとしているが、かわいいとしかいえない表情でこう続けた。

「「・・先生。私は明日来れそうにないのでお願いします。・・遅刻してでも今日来たら2倍の量、もし今日休むようなら3倍の量、基礎トレするよう指示してください。」だそうよ♪」

「・・先生、ホントにさぼりって伝えたんですか?」

「モチロン♪」

・・・・・



 ・・弓道部副顧問、飛鳥井恵理先生は、・・就任2週間足らずでかなり部に打ち解けているようです・・・

いかがでしたでしょうか、第2話「飛鳥井絵里、弓道部副顧問になる」の巻は?

・・ぁ、タイトル違うわ。・・でもそんな話になってしまいました。

しかもほぼ全部が、「立花このみ氏の回想シーン」。

主人公の勇二や望ですら回想で走らされているだけという、異色の話に・・


さらに、「終わってみれば、一番話してるの宮坂先生じゃね!?」とあとがき書きながら今まさに気づいたところです。

・・あと、フォーチュン出番なし。ファンの方、万が一いたらすいません^^;


ついでに言えば、モノローグというか状況説明も全てこのみ目線で行っています。「もうこの際だ!!」といった感じですw


・・さて、次回は流石に生徒会編、といいますか生徒会長と対峙・・することになると思います・・タブン・・キットw


最後に、あとがきまで読んでくれてありがとうございます!

評価、感想、ダメだし、なんでも結構です。

頂けたら本当に幸いです!!

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