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2.写メ

連続投稿中~です



 

 

 あれから1週間。そうするとあれだけ一杯いたメル友の数もグッと減ってきて、メンバはほぼ固定されてきました。

【ま、あんまり多くても困るしね。これくらいが丁度いいのかな。でもこのメル友さんは大事にしたいな~】なんていつの間にか一人前な事を考えて居た蒼でした。




 するとそのメル友の何人から こんなメールが届くようになりました。

《蒼奈ちゃん、プロフ以外の写メみせてくれない?》

《蒼奈ちゃんの顔がもっと良くみたいな》

《蒼奈ちゃんは、きっとちょ~可愛いよね。どうかな僕にだけ、もうちょっとだけ見せてくれない?》

《ダイだよ。ねぇねぇ、蒼奈ちゃん、どう? 写メ交換とかしない? 大丈夫だよ、なんでもないよ、みんなやってからさ》


【顔を見せるのは、ちょっとやばいかなぁ?】

さすがに蒼は、こんなメールにはやんわりと断りの返事を返していました。

《ごめんね。蒼奈あんまり顔に自信ないし~。それにさ、まだちょっと早いと思うんだよね~》

すると断った数人のメル友からの返信が、パタリと途絶えました。


 そしてまた別の数人からは、更にこんな返信がきました。

《自信ない? そんな事ないって蒼奈ちゃん絶対可愛いよね。それに早いとかないし、僕の事信用できないのかな? こんなにいっぱい話してるのに? 悲しいな~。写メなんかみんなやってるよ》

《ダイだよ。俺は蒼奈ちゃんの事信用してるから、俺の写メを先におくるよ。これで蒼奈ちゃんも安心できるだろう? だから、蒼奈ちゃんも写メみせてよ》


【メル友さんの事を信用してない訳じゃないし……。それにダイくんけっこうイケメンだな~。もうあたしが先に写メみちゃってるしなぁ……】

こんなメールを貰ってなんか写メを送らない自分に、ちょっぴり罪悪感を覚える蒼。それにメル友が減ったことも少しばかりショックな蒼でした。

【写メみせないと、メル友さんもっと減るのかな。それにみんなやってるって云ってるしね……】スマホのメールを見ながら、少し心が揺れ始める蒼でした。


【メル友さんが、いなくなったら、またつまんない毎日になっちゃうなぁ。なんか返信のメールも減ってきてるし、夏休みもまだまだあるのになぁ】蒼にしてみると、またメールが一切来ない元の状況に戻ってしまう事だけは避けたいと思うのでした。


 蒼は、ついに頻繁にメールを交換している3人にだけ写メを送りました。それでも一応アラレちゃんメガネをして、素顔とはかなり違う印象の写メでした。すると、その3人から一斉に返信が届きました。

《ありがとう! 蒼奈ちゃんやっぱすげっ~可愛いじゃん》

《すごいすごい。可愛いよぉ~。それに思っていたよりずっと明るい雰囲気だよ》

《おーーー!! 可愛いじゃん! もしかして俺と同期じゃねぇの? でもでもメガネなしが、きっともっと可愛いよ。ねぇメガネなし写メみせてよぉ》


《そんなぁ、あたしは、そんなに可愛いことなんかないよ~。でも嬉しいし、ほんとありがと~》

こんなメールを返信する蒼。正直あまり顔に自信のない蒼は、3人から「可愛い、可愛い」と絶賛されて、かなり気分は上々でした。更にこの後この3人とはそれぞれ相手の顔写メを交換して、すっかり信用してしまった蒼でした。そしてこの3人がそれぞれにイケメンだったことも、更に蒼の気持ちを浮つかせていました。


【こんなイケメンさんから、褒められるなんて、あたしもホントはなかなかなんかなぁ。ダイくんは同期みたいだし~。もしかして彼氏とかになったりして~、キャァーー】

こんな気持も手伝ってなのか、一度写メを送ってしまうと、不思議なものでその後は割りと簡単に、写メを送れるもので、2枚3枚~10枚といろいろな写メを送ってしまう蒼でした。


 2週間も経つと、すっかりこの3人のメル友とうちとけた蒼は、メールサイトに一々ログインする煩わしさも手伝って、いわれるままに携帯のメアドを交換して、直接メール交換をするようになっていました。


本日部分もあんまり怖くなかったですね……。


次回、次回に期待して下さい。

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