詩 運命閉ざされた巫女は新世界へと旅立つ
犠牲はつきものだから あきらめろ
そう言われてきた命でした
全ては助けられないから 見捨てていけ
そうして 終わる命でした
けれども貴方が手を引いて
閉じられた運命を変えてくれた
新世界の夜明けを見て
何度も見ていた夜明けを見て
夢に見ていた夜明けを見て
涙を流す今がある
犠牲はつきもの 本当に?
助けられない だとしたら
手をのばして 掴み返す
命は重く 軽くない
妥協は捨てて 全てをとる
閉じられた世界 変えてくれた
貴方の手をとり 走りだす
「ストーリー」
犠牲を当たり前のものだとしたくない。
仕方ないからといって、諦めたくない。
だから、手を伸ばすよ。君に。
さぁ、掴んでくれ。