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間に合わなかったバレンタイン

作者: 桂まゆ

おはようって、言うべきかな。

あなたがこの手紙を読んでいるのは、どうせ15日の朝なのだし。


それについて、言いたい事は色々あったりするんだけど。ねちこいのは嫌いです。

なので、簡単に。


終わっちゃったけど、ハッピーバレンタイン。

食事とワインは、冷蔵庫の中。でもどうせ二日酔いでしょ? シジミ汁が鍋にあります。温めて食べて下さい。

チョコレートも、くれてやります。




最後に、この貸しは誕生日に倍にして返してもらうね。

読んでいただき、ありがとうございました。


手紙を書いた女の子は、怒っています。

怒っていても、この人だから仕方がないなと許しているつもりで書きました。

たかが200文字だけど、200文字から想像の翼が広がりますよね。

この企画に参加して良かったです。


でも、誕生日は忘れませんよ。(誰に言ってるんだ。誰に?)

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― 新着の感想 ―
[一言] これってもしかして…………遺書!? だよなあ、ドロドロ因縁ホラー作家のりんこが、ふつうの恋愛書くわけないもんなあ……。 じゃあ誕生日には一体なにが起こるというのだ (;゜Д゜)? ひーっ、悪…
[一言] 可愛い彼女を放ったらかしで彼はいったい何処で何を…。 日付が変わる前にちゃんと帰って来たよ。誕生日? もちろん、分かっているよ。 それに、ぼくの好きなワイン、覚えていてくれてありがとう。…
[良い点] 『チョコレートも、くれてやります。』 に、ものすごく可愛い‼と思ってしまいました。 それに食事とワインと、二日酔いにきくしじみ汁……怒っているのにここまで気が回るのはやっぱり好きなんだな…
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