森で昔助けた少年は末っ子の王子でした　〜強引な王子に捕まりそうです〜（旧題:迷いの森の王子様）

父母を事故で亡くし、引き取られた養父母に金で貴族に嫁がされそうになった薬師のローザは、家を抜け出す決意をした。

ちょうどその時、王位継承権を得たばかりの王子の結婚相手を探すため、国中の未婚女性に舞踏会に参加せよとの御触れがあった。
王位を継ぐのは、兄たちを凌駕するほど際立って優秀で、類稀な美しさを持つ第八王子のアーディン。

ローザは舞踏会で、他の女性には笑顔を見せる王子にすら、なぜか凍りついたような表情をされる始末。
けれど、舞踏会の翌朝、家をこっそり抜け出そうとしていたローザが家の前で目にしたのは、王子からの迎えの馬車だった。

（割合とファンタジー色強めです。）

6/1に甘めの後日談を追加しました。

※完結したばかりで恐縮ですが、思うところがあり6/5にこの小説ごと非公開に変更予定です。すみません…