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八月の雪  作者: 一 一(ひとつ はじめ)
2/10

生体サンプルだった頃 閑話休題 1

前世について、いろいろ思う所は、有りますが、映画を見た様な感じとは、少し違い、自分で体験したという感覚が、残っています。


あたし、たまにに思うのよ、「28周期の呪いは、要らない、気が重いし貧血に成る、下っ腹でpが、体の中に潜って、お腹が重く張る、循環液が多量に出る、胸が張るし、大きくなる、胸囲が、20㎝~35㎝ほど大きくなるし、身体が変化すると心も変わるの、おとこの体の時は、女性が目につくのよ、女体に変わると、おとこのお股や胸板に目が行くし、いい男を見ると胸やおまたが疼く、今まで、好意的だった女性が、敵に見えてくる、これ、なに?って言うか、どっちかにして欲しいわよ」って、言ってたら、見た事無い白衣の集団から、連行された。


ここは、どこかの研究室かしら、薬品のにおいが、充満して、鼻に付くわ。


寝台に寝せられている、頭が動かせない、身体は、はだかで何も着けていないわ、それに、手足を拘束具で、磔状態にされている様ね。


ふたなりって、希少価値なのかしら、多数のお医者さんらしき人、どこぞの実験隊、背広を着た人々、色々な人種の人に、ガラスケースの外から見られて、モルモットの気分…


解放されたのは2年後だった。


解放放置プレイ?


此処何処ここどこ、私・わたしはだれ、何も辺りに見えない草原、手足を見てから、身体を見た、薄いワンピースの様な物を着て、肌着下着は、付けていない、足元は、白い布製の靴、靴底はスポンジの様な黒くて、柔らかい素材。


何となく、違和感を覚える、この空間、耳が痛い、風が無い、草の匂いがしない、音が無い。


ああ、見えてる、この空間は、私の妄想なのね、今まさに体は、解体されているに違いないわ。


見た事も聞いたことも無い、物体わたしを手に入れた人々は、戦々恐々として、此の身体を物色している、生体サンプルの価値を計り知れなくて、結局、解体して、プレパラートやホルマリン漬にしか、出来なかったのね。


今世こんせいては、愚者がくしゃのする事には、目をつぶりましょう、わたしは、また、別の所で、生まれる事にします、今度は、広い草原で、雄大に生きてみたい。


紫の煙が、何処と無く、湧いてくる、「では、また、どこかで、会いましょう、私の子孫たち」と、言葉を残して、その空間より、中心に向かって、吸い込まれる様に身体が紫の霧と成って、掻き消える。


茫然として、辺りを見渡す、学者たち、今まさに刃物で、切り刻む目の前にあった、裸体が、紫の霧に成って、消滅した事を…。


解体場は、堅牢な建物に在り、声や気体液体などは、入り込むのも出る事も出来ない様に作られているが、今目の前で、起きた事に説明がつかない。





今世について、前世と同じてつは、まない様にと心がけてはいますが、ところ変われば、しな変わると言う事も在り、あまり変わり映えのしない、今この頃です。

もう少し、かみ砕いて、伝えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

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