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召喚されたけど、一般人その1だった。  作者: 初花優音
第1章 桜、狼騎士さんと出会う
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第6話 最後の買い出し

そして、次の日。


私は旅に出るための最終買い出しに行くことにした。


買わないと行けないものは、パンと石鹸とお皿やナイフやフォークなど細々としたものだ。



パンは余り物全部買いたいから最後だ。


まずは、石鹸を買いに行くことにした。場所はベットを買いに行った執事店員さんのところだ。


執事店員さんは色んなものを売っていると言っていた。石鹸もきっといいのが売っているはずだ。


200Q(キュール)の高級石鹸50個と500Q(キュール)のシャンプーとリンスみたいなのそれぞれ30個を買うことにした。


どの商品も今すぐ買えるもので、数がある中で最高品質のものを購入した。


前回ベットを購入したこともあり、おまけしてくれると言ってくれた。


ちなみに今回も執事店員さんが対応してくれた。


なので、おまけしてくれる分でフォークなどの食器類を購入したいと希望した。



1度宿に戻り、調理をして、パン屋に行くことにした。



「いらっしゃいませ」


私より年下ぐらいの女の子かが、店番をしていた。


「すみません、今残っている白パンと茶色のパンとこのパン全て購入したいんですけど、大丈夫ですか?」


この国では、シンプルなパンしか売っていない。


日本にあるような、サンドイッチやクリームパンなどはない。


このパン屋さんにあるパンは黒いパン、硬いパン、茶色のパン、白いパン、ナンみたいなパン、5種類である。


ちなみにこのパン屋さんはバターやジャムも売っている。


でも、パンよりも高い。


ジャムは3瓶、バターは2パックだ。



「あとジャムとバターも。」



私が言ったあと、女の子はとても驚いたように目を見開き奥に引っ込んでいった。


「おかぁーさん!ちょっときてー!!」


叫んでいった。


すると、奥の方から


「お客さんがいる前で大声で叫ばない!」


という、お母さんと思われる人の声がした。


「お母さんだって!それより、早く来て!」






「お待たせしました。もう一度お願いします!」


元気な女の子だ。後ろから困惑顔でお母さんと思われる人が出てきた。


「茶色のパン、白パン、このパン、ジャムとバターを今ある分かいたいの。」


私の注文を聞くとお母さんはまた奥に行って



「おとぉーさん!!今すぐ来て!!」


とさっきの女の子と同じように叫んでいった。


元気なお母さんだなぁ。



女の子は残っていて、私に話しかけてきた。


「ここに売り出しているのと、奥にも今焼いてるパンがあるよ?今日じゃなくて、明日の朝でも良ければもっとたくさんのパンを用意出来ると思うけど、どうします?」


おー!この女の子は元気なだけでなく、商売上手な女の子だったんだ!!


「では、明日の朝取りに来ます。ある分だけ全部買わせてもらいます。」


そう言って、私はお店をあとにした。



扉からわざわざでて、


「ありがとうございました。」


と女の子は言った。



お店の方では、女の子を捕まえて、元気なお母さんが


「なんで、返しちゃったの!」(お母さん)


「明日の朝、ある分だけ買ってくれるって」(女の子)


「でかした!!」(お母さん)


「なんで、俺は呼ばれたんだ?」(お父さん?)


という家族の会話が私の所まで届いた。


初めから最後まで面白いパン屋さんだった。


この世界のパン屋さんは正直なのかな。



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