第1話 プロローグ
基本は、1000~3000字を目安に書いています。話に矛盾点があるかもしれません、すみません。誤字脱字も気をつけてはいますが、多いと思います。どうぞ、よろしくお願いします。
この国のほとんどの人が大なり小なり魔法が使えるらしい。
私はそんな異世界に召喚された。
『巻き込まれた一般人その1』であった。
◇◇◇◇◇◇
高校三年生になり、大学の進路もようやく決まり、一安心していた日々が続いていた。
今日この日もアルバイトが終わり、自宅に帰る途中だった。
玄関の前に立ち、鍵を出そうとリュックを前に持ってきたとき、突然足元が光った。
その光に体全体が包まれ、怖くなって、目をぎゅっと閉じた。
そして、目を見開くとどこかの神殿のような場所に来ていた。
光る直前まで持っていたリュックを持って。
「おー成功したぞ。勇者様たちだ。」
周りいる、ローブを着た魔法使いと思われる人歓声を上げた。
「王様がお待ちです。さぁこちらへ。四人の勇し…あれ?二人多い?」
美しい、美人なお姉さんが不穏な言葉を漏らした。
え?四人?ここには、、、。
そう。ここには私を含めて6人いる。
おそらく染めてあるだろう様々な毛色のモデルみたいな男女四人。
ちなみに同じ制服を着ている。
黒髪、黒目な美少年な男の子。
たぶん中学生くらいかな。
地毛の茶髪な私こと、山本桜。
「すみません。何か手違いがあったようです。…ちょっと待っててくださいね。そこのあなた、水晶を持ってきてください。」
美人なお姉さんは近くにいた魔法使いさんに頼んで、水晶を持ってこさせた。
「こちらに手をかざしてください。魔力量や適性などがわかります。」
そういって、近くにいた美少年から順番に水晶にかざさせた。
ちなみに順番は美少年、モデルみたいな四人、私の順番みたいだ。
美少年は平均より下ぐらいのレベル。
モデルみたいな四人は、平均より上レベル。
らしい。美人なお姉さんによると。
私は…私ははからせてもらえなかった。
勇者様がどの4人かわかったので。
私と美少年は『巻き込まれた一般人その1とその2』らしい。
そして、美人なお姉さんは私に来なくていいと目線も合わせず言った後、召喚された5人と魔法使いを連れて出て行った。
美少年も連れていかれた。
同じ『巻き込まれた一般人』なはずなのに。
あ、『美』がつくから同じじゃないのか?
「そこのあなた、あとはまかせました。」
扉の前にいたらしい騎士たちにそう告げた。
美少年だけが私のことを心配そうに見てた。
そして、騎士たちは私に近づいてきた。
「私は元の世界に返してもらえますか?」
近づいてきた彼らに私は聞いた。
用がないなら帰らしてほしい。
ダメもとだけど。
「返せない。」
はー。やっぱりだめか。
「では、私はこれからどうすればいいでしょう?」
だめなら、これから生きてく道を探さないと。
「知らん。いくばかのお金を授けるからそれでなんとかしろ。」
騎士たちは辛辣だった。
それが、勝手によんできた側のセリフか!!
はー!腹が立つし、なんか泣きたくなる。
「わかりました。お金と軍馬をください。それで我慢します。」
それなら、移動用の馬もねだろう。
この人の態度がむかつくから。
「軍馬?なぜだ。」
その騎士は心底わからなそうな顔をした。
ふざけているのか?
「あなたたちが勝手によんでおいて、その態度は騎士としておかしい行動をしたからです!!」
私は怒りをにじませて、そう答えた。
「…っ!!貴様!」
言われた騎士は怒って、剣を握った。
「まーまー。こいつが悪いね。僕が責任もって手配します。」
しかし、今まで黙っていた、もう一人の騎士に止められた。
「ありがとうございます。普通の馬ではなく、元気で若い軍馬でお願いしますね。あとは一年は余裕で暮らせるお金も欲しいです。あと王都の町娘が着るようね服も。」
この人は分かっていそうだ。
私にしたことを。
だから、これ幸いと注文を追加しといた。
止めた騎士は乾いた笑みを漏らした。
「了解しました。」
こうして、私は軍馬とお金を手にして、城を出た。。
神殿だと思っていたところは城内の地下だった。
召喚された者全員に、言語、アイテムボックスが付与されていると知った。
言語は大事だよね。
あの親切な騎士さんは覚えておこうと思った。