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異常性癖が異世界転生した結果  作者: 冷精 紅鴉
第一章 学園生活編
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1話 事故に遭った


俺は、どこにでもいるただの平凡な高校生だ。成績も運動も並レベルで、特に秀でたものはない。好きなものはゲームと、そして————




『リョナ』である。



四肢切断、達磨、欠損、内臓、絞首、斬首、電気椅子、腹パン、拷問、などなどキャラの苦しんだり助けを求める姿を見るのは大好きだ。



俺がリョナに目覚めたきっかけは覚えていない、だが小さい頃からそういうものに興味はあった。


漫画やアニメでヒロインがボロボロにされる姿にやけに興奮したり、虫の死骸を集めたりしたものだ。


そんな俺だが、家族は普通に接している。あの事件が起きるまでは。




小学四年生の頃、俺は衝動を抑えきれず飼っていた犬を殺し、さらには腹を切り裂いて内臓を出して楽しそうに笑ったのだ。家族はそんな俺に対し、説教するどころか恐怖を感じ、今ではすっかり必要最低限な会話以外はしなくなった。


当時の記憶は今でも鮮明に覚えている。俺が包丁で繋がれた犬の腹付近を刺した瞬間、悲鳴をあげるかのように吠える声を聞き、高揚感というかワクワクが止まらなかった。何度も刺し続け、やがて動かなくなり、テレビか本にあった体の仕組みで、内臓とはどんなものなのかと好奇心で死体の腹を切り裂き、取り出した。それを見て俺は興奮して笑った。


しばらく楽しく笑って部屋に戻ろうとしたら家族が後ろに立っており、その顔は何か化け物でも見たかのように恐怖で満ちた表情で俺を見ていた。





「あーあ、殺しても罪にならないモノってないのかねぇ」



ま、犬猫を殺しても罰せられるこの現代日本において、そんなモノはないだろうな。仮に死体を隠してもいつかは見つかってしまうだろう。




考え事をしながら歩いていると、いつのまにか横断歩道の上まで来ていた。さらに歩行者信号は赤になっており、横からトラックが迫ってくるのに気がつかなかった。



「危ない!!」


「え?」


プーーーーーー


周りの声を聞いて、俺はようやく迫り来るトラックに気がついた、だがその時にはもう手遅れだった。


n番煎じですね、初めまして、なろう初心者です。超不定期で更新していきますのでどうか温かい目で見守っていてください。

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